数あるマフィア映画・・・
やはりゴッド・ファーザーシリーズか・・・。
巨頭中の巨頭であり、やはり誰が見ても他の追随を許していないと思う。
シカゴ誌でトップ50を募った結果1位がゴッド・ファーザーで2位以下に上記の作品が並ぶ。
なるほど、納得の順位であり客観的判断であれば異論の余地はほとんどないはずだ。
個人的には21位にランクインしている
「アンタッチャブル」
で、禁酒法&アル・カポネ&抗争の非常にわかりやすい構図が見ていて清々しい。
最初のケヴィン・コスナーの失態はあるものの、そこからの成り上がりは非常に痛快で、ロバート・デ・ニーロのバット殴打は最高に怖くて、途中のショーン・コネリーはとても無念で・・・しかしラストシーンのアンディ・ガルシアの
「完璧です」
吹き替えでこのセリフを聞くと、私は未だに「キャァァァーーーッッッッ!!!」となる(カッコよすぎ)。
余談ではあるが、このあとにブラックレインで、松田優作に◯されるアンディ・ガルシアを見ると、
「アンディはこんなに簡単にやられない!!!」
みたいな謎の感情移入(両作品とも警察官の役)をしてみたり、またこのあとにゴッド・ファーザーパート3を見て
「お前はどっち側の人間やねん!!!」
と(こっちはマフィア役)突っ込んでしまいたくなる要素が映画界にはあると思っている。
また、41位に「キッズ・リターン」42位に「レオン」がランクインしているが、私としてはここは一旦スルーして
43位 「男たちの挽歌」
に注目したい。
フレンチノワールと日本の任侠映画のいいとこ取りをし「香港ノワール」と言う言葉まで作った「ジョン・ウー」の名作。
スローモーションを駆使した銃撃戦が「マトリックス」に与えた影響は非常に大きく、また主役の
「チョウ・ユンファ」
の演技力に心を奪われるのである。
しかし、だ。
男たちの挽歌を筆頭に、チョウ・ユンファ作品を見る際は注意が必要だ。
絶対に事前に・・・・・・
「劇団ひとり」を見てはいけません!!!
正直「あ・・・今俺が言ったことが逆に余計な一言なんじゃ・・・??」
と言う気持ちが非常に強い中、その後悔を払拭させるために力強い一杯に手を出す必要があった、と言う訳だ・・・。
私はとても腹が減っていた。妻は妻で「トマトスーラー」で臨戦態勢。
午後から家の用事を妻がこなす間、私は息子を耳鼻科に連れていくというミッション。
そう。昼の腹ごしらえを満足のいくものにする、と言うことが必須。
午後の活力・・・重要です!!!
ぬぬぬぬぬぅぅ・・・・・・バッチバチに炒められた香ばしさ、そしてこの味噌スープは期待を裏切らない、最高に・・・
A…MA…ME…だ・・・ッッッッ!!!
超高温、しかし風味は逆に増している。
しかも溶け出した具材のエキスまでもが基本値を塗り替える働きをしている。
何回食べても良い味噌ラーメンの一つ、はこのラーメンです!!!
何故この細パッツンが合うのか未だに謎が多い。
通常ならば中太麺で攻めるであろうが、これが夜来香マジックであり、そして・・・麺が多いぜ!!!
全然減る気配がないので、ある意味いろいろな楽しみ方ができるな・・・。
ホルモンを喰らい、チャーシューを喰らう。間にニラと麺を挟み、喰らう。
五香粉の香りがフワッとするホルモンは、絶対にビールが合います!!!
二種のチャーシューを体に取り入れ、体力を増加させよう!!!
このホルモンとチャーシューでご飯を食べなければならない、これは最早必須科目だ。
ギリギリまで噛んでスープで流すこの快感・・・。
終盤にオリジナルラー油と酢を投入して調整。
自分なりに完璧に仕上げた結果・・・
ごちそうさまでした。
味噌ラーメンで・・・スープ完飲か・・・。なかなかあることじゃないな・・・。
それほどの魅惑ラーメン、もちろん先述の通り「午後に備えて」と言う見方もあるが、それだけではない単純な美味さ、に焦点を当てたい。
券売機前で県内1悩むラーメン屋、の名は伊達ではなく予習が必要ですから、行かれる方は是非!!!
これね、マジで深刻な問題で。
深刻なシーンほど「泣き芸をしている劇団ひとり」に見えちゃうんですよ・・・。
まぁ無理して見る必要もないからな・・・。
そして、これも何度も申し上げているが
「モブスターズ/青春の群像」
と
「ヤクザVSマフィア」
は個人的マフィア映画には必ずランクイン。内容がシビアなのは前者で、ノンフィクション要素もあるから地味に優れた作品であると思っている。
ただ、厄介なのは後者。
ヴィゴの若いときのカッコよさたるや(ロード・オブ・ザ・リングのアラゴルンですね)・・・。
そして終盤のスーパードンパチ。
そこからの
「お姫様抱っこ」
は一見の価値しかないと断言する。
もう一度言おう。
この・・・
「お姫様抱っこ」は見た方が良いと思います!!!
B級好きのたわ言でした・・・。