g13longkillの飯(ラーメン・居酒屋・自炊飯)

食事の感想と料理のレシピです。好きなブロガーさんの記事に酷似しているのは御愛敬

麺屋 一布 表味噌らーめん TP豚こまちゃ



















その昔、湯沢市に存在したラーメン屋。

















名は「大元」。


















親父さんと女将さんの2人で切り盛りされるラーメン屋は活気が良く、色んな年代の客を虜にしていた。

私は当時はラーメンがあまり好きではなく、何度かしか行った記憶がない。


しかし、湯沢市だけでなく、横手市や大仙市のラーメン好きを当時から虜にしていたラーメン屋。







私の同級生の大半は、どの市の高校に行っていたとしても、ほぼ全員が大元フリーク。




そして彼らの中で「オリジナルメニュー」が生まれる。
代表的なモノで言うと「ハジチャ」。


チャーシューを作る際のチャーシューの端をコールしたり、つき出しとして提供されるキムチを増してラーメンに投入したり(そのまま食うとしょっぱい)、背脂を倍入れるダブル等々、客のフリーカスタムが可能な店であったと言うか、それに応えてくれる店であった。













私が大学時代、このラーメンにはまったMは


「すり鉢で提供される4人前以上のラーメン」


を、スープまでもを全て飲み干し、店長と奥さんだけでなく、その場にいた客全員から拍手を貰ったのは記憶に新しい出来事だ。



2013年、親父さんの引退に伴い大元は閉店。
フリークスは、ドン底にはまった・・・。





















しかし、そのラーメンを、だ。
リスペクトして、復活させたラーメン屋が横手市にあると言う。

そもそもは「裏味噌らーめん」と言うメニューで提供していたらしいが、「その筋の連中」が頼みまくるので、「レギュラーメニューに昇華した」と言うのだ。




白内障の手術を終え、復活した母にその話をしたところ


「それが食いたい」


と言うので、退院一発目の飯をそこに選んだ、と言う訳だ・・・。





















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ほほぅ・・・。
見た目は随分異なるが、香りは近いモノを感じる。

そもそも大元の味噌は先述の通りキムチがつくのだが、このラーメンにはない。


はてさて・・・・どうなることか・・・。















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ぬぬぬぅ・・・成る程・・・


























NI...A...PI...N...だッッッッ!!!!!















はいはい、思い出して来たよ!!!

うん、だいぶ大元っぽい。

味噌を5種類ブレンドしているとのことだが、なんと言うか、「ちょっと昔の味噌ラーメンの感じ」が味わえる。

ただ、しっかりとしたベースの出汁でスープを作っているだろうから、今風な部分もある。


裏を改良して表にし、食べやすくしたのか?













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麺は間違いなく当時の大元よりも美味しいだろう。
大元が閉店してから約10年。

よりこのタイプのスープに合わせた麺に仕上がっているはずだ。



そう言う工夫が見てとれるのが「麺の長さ」。
多分30cm以下の長さしかない。

濃い味噌のスープだから、一気にいくと旨味も強いが塩味も強い。
よって予め麺を短くし、スープの最適量をリフティングする長さを「この長さ」と判断したのだろう。


危険なラーメン屋は基本的に「麺の長さ」をスープによって変える。
熱い工夫を見させてもらった、そう思うのだ。













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豚コマチャーシュー

を大元風に変換すれば、確かに豚こまちゃ。
歯応えが強いモノ、異様に柔らかいモノ、と選り取り見取り。


白菜とモヤシを筆頭に挽き肉全開。
ここら辺も大元リスペクトか。

しかし、大元ならば最初から危険なチャーシューが入っている。
私はトッピングしたからチャーシュー入りだが、母のノーマルには入らない。


原価率・・・恐ろしいぜ!!!













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味玉が付いてくるところは本家と異なるところ。
しかし、この味玉・・・・実に美味である!!!


自家製辛味で味変し、ラストスパートだッッッッ!!!












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ごちそうさまでした。

大元のマスターはかなり粋な人間で


「味噌アレMAXこってりMAX濃口麺固め」

とか

『味噌チャーシューダブルアレMAXハジチャーダブルこってり』

とか、当時の客の意見を積極的に聞き入れ、上記のようなとんでもない一杯を提供していた熱い親父。

その懐かしさ、みたいなモノを感じることが出来たのは非常に良かった。


醤油の長寿軒

味噌の大元


これが当時の湯沢市における二大巨頭。

皆さんも「好きな店が無くなる」際には、未練を残すことのないよう、その店に足を運んで頂きたい、そう思うのだ・・・。



































店を出ようとすると入れ違いに常連と思わしき客が入店。


奥の方で注文をしているのが聞こえてくる。



「えっと・・・俺はじゃあ・・・・

































裏味噌で。」


































「裏」もあんのかいッッッッ!!!!!























また宿題が増えた・・・・。

母は・・・絶賛していた・・・・・。