ド定番。
来客の8割くらいが注文をする。
そんなメニューってあるじゃない?
私が良く行く店は大体メニューも多く、「十中八九ソレを食べる」と言う店は少ないかもしれない。
でも「東一」なんかは、やはり鶏出汁の醤油が多く注文されるだろうし、「ぞんたく」なんかは「白とんこつないし赤とんこつ」。
ぞんたくで味噌や脂そばを注文しているヤツなんて見たことが無い(俺は食った)。
そして今日私が訪れているこの店「五右ェ門」もそうである。
この店は以前一度紹介しているが、メニューは
あんかけチャンポン(醤油)
塩チャンポン
チャーシューメン
味噌ラーメン
以上だッッッッ!!!
そして
あんかけ:塩:チャーシューメン=8:1:1
程の比率で注文される。
味噌を注文するヤツなんか見たことがねえッッッッ(俺は全部食った)!!!
何度も来ている妻ですら「あんかけor塩」しか食ったことがないのである。
しかし私は勝負師・・・。
今日の胃の状況を鑑み、選択したと言う訳だ・・・。
チャーシューが・・・舞っていらっしゃる・・・!!!
そして、どう見てもオールドスクールタイプのチャーシューとしか言えないビジュアルの見参だ。
このチャーシューも、手前に積まれたメンマは「チャンポンを頼んだ人間は一生口にすることの出来ないモノ」であることを、事前に説明しておきたい。
ぬぬぬぅ・・・・溢れる・・・・そして、深い・・・
KO...KU...だ・・・ッッッッ!!!
このスープと、このをベースにした餡があんかけの基礎。
しかし、水溶き片栗粉を投入するため、あんかけの方は多少濃い目に設定されていると思うのだが、チャーシューメンはそう言うのを抜きに味わうことが出来るってことだ。
そしてこのコクの源が・・・・
この掘ればいくらでも出てくる具材の山。
ワカメ
キャベツ
モヤシ
ニンジン
コーン
そして最も謎な事態が二枚目の画像からもお分かり頂けるだろう。
チャーシューと豚肉と豚挽き肉のコラボレーション・・・・!!!!
この「遠慮の無い豚祭り」から放出されるエキスが、スープにより深いコクを提供!!!
て言うか・・・放り込み過ぎだぜ・・・!!!
実は相当レベルが高いと思われるメンマは、最高のAMAMEの仕上がり。
これで飯が食いたい、そう言う客も多いのではないだろうか。
チャーシューに関しても、まるでくどさを感じさせず、凝縮された旨味が素晴らしい。
絡みとニンニクを巻いて食えば、いよいよ酒が欲しくなる、そう思うのだ・・・。
因みにこの店の辛みは「滅茶苦茶美味いが、洒落にならない辛さ」だから、入れるときは注意だ。
このチャーシューに乗っている量で、ラーメンの味が完全に変わる、と言うことを覚えて頂きたい。
ごちそうさまでした。
この日、大体PM18:00位の時間帯。
私と妻を含め客は丁度10人。
私がチャーシューメン、おっちゃんが塩チャンポン後は全員あんかけと言う、まさに先述の比率の構図になった。
天一のアッサリのように、「今日はアッサリいってみるかな」と思っていても、あんかけに引っ張られてしまうのがこの店の魔力である、そう思うのだ・・・。
看板には「ラーメンの五右ェ門」
暖簾には「ラーメンの二代目五右ェ門」
表記が二通り以上のため、店名が正確なのかはわからない・・・。
看板には石川五右衛門らしきキャラが描かれている・・・。
五右衛門
五ェ門
いずれ、店名は上記二つを掛け合わせた造語的なモノだろう。
とにかく、だ。
この店で味噌ラーメンを注文すると、先ず皆から見られ、多少店内がざわつく・・・。
そして・・・着丼の際は・・・・
皆が丼をチラ見してくる・・・・・!!!
そんななのに・・・メニューから消えない味噌ラーメン・・・・・恐ろしいぜ!!!!!
Pちゃんさん!!!
何処の世界にも・・・上には上がいるんですなぁ・・・!!!
まぁ・・・良いおもいでです・・・!!!