アンパンマンのマーチ・・・
意味が深過ぎる⋯。
私も大学生くらいまでは多分に漏れず
愛と勇気「だけ」が〜
の歌詞には違和感を感じていた。しかし、やなせ先生の弟さんの話、戦争の話等々が私の中で繋がった昨今、これは本当に深い歌詞である、と認識することができるようになってきた。
ある芸人が単独ライブで先述の「愛と勇気だけが〜」の歌詞をイジって笑いをとっているのを見たことがあるが「あ・・・この人は何も知らずに可哀想だな・・・」と。
時勢を痛烈に描く「笑ゥせぇるすまん」なんかや、現状をリアルに描く「ブラックジャックによろしく」、こういう見ていて読んでいて痛々しくなる反面、裏側の深さに驚く、何ていう作品は珍しくない。
ただ単純に「誰が誰より強い」系のバトル作品も面白いが、シンプルな中に実は壮大なメッセージが隠されている作品も実に素晴らしい(ドラえもん等)。
King of Kingsである「手塚治虫大先生」の効果は計り知れない、とそういう作品を目にするたび思う。
息子とともにアンパンマンを見ているときも、素直にって言うか「そういう隠されたメッセージ」を探しながら見てしまう(まぁこれは私のクセみたいなものでもあるのだが)。
とにかく、だ。
息子は寝る前に要求してくる・・・。アンパンマンのマーチを歌ってくれ、と・・・。
それが・・・
一回や二回じゃないんです!!!
下手したら10曲連続とか平気であり得る・・・。
歌うことに疲れた私はノドを痛める可能性も厭わず、「刺激をもらいに」行った、と言う訳だ・・・。
前回の麻婆ラーメンと見た目はそっくりだが、当然のようにラーメンに乗っているのはミンチ。
強烈なラー油系と山椒系の香りがするが、楽しみなのはやはりスープの表面を突破してから。
酢が多めか、ゴマは自家製か、ゴマの甘みはどうか、辛さはどうか・・・etc・・・と担々麺の枠からはみ出なければ、どんな担々麺が登場するかは食べてみないとわからないのが面白いところであり、店の特徴・・・。
いってみましょう・・・。
ぬぬぬぬぬぅぅ・・・・・・なるほどなるほど・・・
ド直球です・・・ッッッッ!!!
ゴマの風味と味、酢の配分、辛さの旨味の比率、そして山椒系の香り。
総合的に見て「担々麺のお手本」と言うべき味にほかならないと判断します!!!
辛いもの好きでもちょっと汗ばむと思われるこの辛さ・・・実に良いじゃないですか・・・。
麺は麻婆ラーメンと動揺の平系の中太麺。
濃い味にはもってこい、と言えるのではないでしょうか。
歯切れよく、このスープにも負けず、どんどん啜りたくなること請け合いだが、熱さと辛さにはぜひ注意して頂きたい。
ごちそうさまでした。
個人的にはナッツ系が入っていたほうが好みだがそれはそれ。このタイプが好きな人も絶対にいるだろうから。
しかし、味噌が売りの店で味噌を念頭に置かずに食べに来る私のような客は果たして良いものか・・・。
駐車場も広いし、注文してからの提供も早いし、何より美味いかなりの店だと思いますので、秋田に来られる際は是非ご検討を。
いずれにしろ次回来る際に注文するメニューはすでに決めている・・・楽しみだぜ!!!
「アッパッ!!!アッパッ!!!」
と連呼したらそれが「アンパンマンのマーチを頼む」の合図・・・。
先日それを無視して私は強行突破を試みた。
歌い初めてすぐ、息子は首を振って「アッパッ!!!」の抵抗を始める。
それでもめげずにドラえもんのうたを一通り歌い終えると息子が・・・
「オアエオン!!!オアエオン(現状の息子の「ドラえもん」の発音)!!!」
結局何曲かドラえもんのうたを歌わざるを得なくなった・・・。
ミイラ取りがミイラに⋯だぜ・・・・・・。
追記
朝ドラ・・・・・・現時点で見える千尋の未来⋯⋯傑作になるかもしれません⋯。