g13longkillの飯(ラーメン・居酒屋)

食事の感想と料理のレシピです。好きなブロガーさんの記事に酷似しているのは御愛敬

陸王 ぴり辛担々麺

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は久し振りに・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

煮込み料理をしている・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日インスタのストーリー動画を適当に見ていたところ、いつもならばアウトドアクッキングのワイルド軍団が出てくるのだが、急に出てきたアジア系の男。

 

 

 

水流も実に綺麗な、山間の川辺で中華包丁を手に取り、その男はニラを刻んでいる。

 

 

傍らにはアウトドアクッカーに必須の焚き火と、今まさに熱されている大鍋。

 

ニラとネギを刻み終えた男が、鍋の蓋に手を掛ける。

 

開けてみれば、そこには煮豚と生姜、ネギの青い部分だ。ここまでは角煮と同様だが、違ったのはそこから

 

老油

 

なるものを塗りたくり別の鍋に入れ、先程刻んでいたニラとネギを何かのタレで和え、汁ごと豚が入った鍋にぶち込む。

 

 

 

 

 

 

 

 

どれくらいの時間煮込んでいたかは不明だが、結果、味付けが施された煮豚を薄くスライスし、そのニラとネギを乗せて白めしを食いまくる、と言う内容の動画であった。

 

 

私は思った・・・。

 

 

 

 

 

「これ・・・・・・俺も作りてぇ・・・。」

 

 

 

 

 

 

味付けは如何ようにもなるが、老油に関して調べたところ

 

植物油

豆板醤

ホタテ

エビ

スパイス

 

などで作るらしい。

なるほど・・・魚介系の味・風味を持って油を作るのか・・・。

 

 

 

 

 

と言うことで、妻を病院に連れていけば、なかなか時間が掛かり既に11:00過ぎ。

 

 

私は午後から来るであろう、「大陸とのバトル」に向けて、「大陸系のエネルギーを補充」するしかなかった、と言う訳だ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陸王の担々麺に関しては、妻が「秋田県内全ての担々麺を食べたわけでは無いけど、現時点でNo.1」と豪語する一品。

 

九条ネギトッピングをしていないが、結構乗せてくれてありがとうございます、と私は声を大にして言いたい。

 

山椒の仲間の藤椒と言う相当マニアックなスパイスは、この時点で切れのある香りがマジで半端ねぇし、このラー油とゴマの香りも既に私の脳を侵食している・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぬぬぬぬぬぅ・・・・・・このゴマの・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

KO…KU…たるや・・・ッッッッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店長が丹精込めて練ったゴマの破壊力は当然申し分なし。

ベースのタレのパワーはもちろんのこと、各種スパイスの香りとラー油の香りが、それを五所瓦級のぶちかまし(気になる方は「うっちゃれ五所瓦」を読みましょう)で後押ししてくる。

 

濃厚なコクの中に、色々なフレーバーが重なる楽しさ・・・実に巧みです!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それを受け止めるのは問答無用のパッツン麺。

陸王のメニューで、おそらく最もスープの粘度が高いのがこの担々麺(もしくはコッテリ)。

 

よって、レンゲを特に使用せずとも、最高のバランスでスープと共に食す事ができるのは、実に合理的で素晴らしい。

 

絡んでくるゴマも最高だし・・・これも計算されてるぜ・・・。

 

 

 

 

 

 

この挽肉の絵面も見逃すことは出来ない訳だが、残念なことはこのビジュアルの状況では「味の真価」が発揮されない。

担々麺は撹拌が前提の一杯・・・。よって混ぜた分だけの感動がそこにはある。

 

そして・・・・・・担々麺の麩は麺類におけるどの麩よりも正義かもしれない・・・。

 

この芳醇なゴマを全て吸い込んだ麩・・・。因みに担々麺に麩を入れる店はここ陸王と、そして「とんぼ庵」であることを補足しておく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日の味玉は卵黄ネットリ系の素晴らしいヤツ。

そして挽肉のサルベージはこのタイプのラーメンでは必須案件。

 

そしてこの二つの組み合わせで後悔してしまうのは・・・・・・米である・・・。米にかけて食いたいが・・・もう・・・大満足です!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ごちそうさまでした。

再度確認しておこう。本領を発揮するのは全撹拌のあと。

全てのスパイスがまだ分離している状態で、真価を味わうことは出来ないであろう。

 

ただ、このゴマの甘みと陸王の本領のスープがベースとなり、渾然一体となった一杯は正直・・・担々麺を売りにしている店にも引けを取らないどころか、勝っている可能性もある、と言わざるを得ないのである・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はいブラック、麺増し肉増し、ネギと味玉、ニラ辛トッピングです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・おいおい・・・・・・マジか・・・・・・。

 

 

我々が座った瞬間、隣の兄ちゃんに運ばれてきた一杯。

正直、ここまでのビジュアル&量の一杯を見るのは実に久し振りだ。

 

挙げ句、この兄ちゃんはネギ飯まで注文。

 

 

 

 

 

確かに見た目は沢山食べる能力があるであろうソレで、まず肉増しの肉を全てネギ飯に移動させるという徹底っぷりである。

 

 

しかし、この兄ちゃんは味を堪能しまくっているのであろう。

相当なスローペースでじっくり味わっている模様だ。

 

 

 

 

我々が食べ終える直前・・・この兄ちゃんは予想通りの・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

完飲完食・・・ッッッッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立ち上がったら尚デカかったぜ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

因みにこちらが完成品。いい煮込みが・・・・・・出来ました・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

hyakuman_amaneさん!!!

この煮玉子は完全なる一品料理・・・って言うか、ラーメン屋のいわゆる味玉の粋を完全に逸脱していると言えます!!!

すいません・・・「二段構え」=「飛天御剣流」の方程式が・・・。

このソフトクリームは・・・緊急事態ですよ・・・!!!

 

 

muraさん!!!

そうなんです・・・私は「味玉バカ」であり、ラーメン屋のラーメンを判断する一つの主観材料として必ず注文するようにしています!!!

そう・・・由利本荘はヤバいっす・・・。yamago・SHUN・鼓志・たかしょう・清吉そば・千代菊・・・・・・まだまだ沢山・・・!!!

やはりそこを通るルートですと・・・このソフトは確実に食べなければなりませんね!!!