結局⋯⋯
横手やきそばって何なんだ・・・・・・。
私は当時のB1グランプリの結果さえ不思議に・疑問に思っており、ホームタウンディシジョンが働いた結果だろうと思っている。
個人的な意見を追加で言わせて頂くと、横手やきそばの最大の欠点は
麺
であると思う。
とにかく柔らかい、歯応えがない。マジで売っている茹で麺で代用できる。
つまり、言い換えれば家庭でも比較的容易に再現できる味であり、それが魅力の一つなのであろうが、再現度が高くなればなるほど
観光してまで食べるものではない
のではないだろうか。
まぁそれを言ってしまえば、歴代のB1グランプリの結果が残念なことになってしまうのだが・・・。
いずれにしろ「横手やきそば」と言うカテゴリーで楽しむのは良いとして、あれを「「とても」美味しい焼きそば」ということに語弊があるのであろう。
美味しい横手やきそば、と言う物があったとしてもそれは「美味しい焼きそば」ではない、と言うことだ。
そして横手やきそばの名店と呼ばれる店は「美味しい横手焼きそば」の追求はしても「美味しい焼きそば」の追求をしていない、と思う。
当然「横手やきそばルール」のなかでは限界があるのは百も承知。
よってあくまでも横手焼きそばは「ただの横手市の名物に過ぎない」と言うのが私の結論。
よって、私は横手やきそばからは一線を置き、「美味しい焼きそば」を探しに行くようになった。
で、行き着く先はここだった、と言う訳だ・・・。
再度言わせていただこう。
ここは元来は「秋田ちゃんぽん」の店であり、このメニューは裏メニューだ。
店長は基本、どのメニューも「一旦茹でた麺を高火力で炒めて香ばしさを出す」と言うことを徹底しており、また、店長が自作でソースを作るようになり、結果的にこのメニューが生まれた。
もともとザキソバは塩味であり、ちゃんぽんのスープの派生で炒め、汁無しで提供していたのだが、それをソースで炒めたものを提供するようになった。
結果、これは私にとっては「焼きそば」であり「横手市ではほぼ確実に食べることができないレベルの美味しい焼きそば」です!!!
ぬぬぬぬぬぅぅ・・・・言わずもがな・・・・
SA…I…KO…U…ですッッッッ!!!
焼きそば好きにはもう堪らん!!!
モッチモチでしかも外側の香ばしさもあり、「焼きそばではもう青森県には勝てないな」と思っていた私の心を晴らしてくれた一品。
もやしとキャベツの歯応えの対比、干しエビの旨味等、掛け算が素晴らしいんです!!!
土台がちゃんぽん屋ならではの牡蠣・イカゲソ・煮豚が上に置かれているが、実際主役はやはり麺。
最早この食材は箸休めに過ぎない可能性もあるくらいで。
中盤に卵黄を割り、最後の風情を楽しむべきである。
ごちそうさまでした。
裏メニューが増えすぎて、今となってはレギュラーメニューよりも裏メニューの方が数が多いという謎の本末転倒。
インスタ等でチェックしておかないと、その存在すら不明のまま、と言う恐ろしい状況であるがまぁそれはそれ。
私は・・・美味しい焼きそばを食べることができて本当に幸せです・・・。
ほとんどの横手やきそばの有名店で食べましたが、どうしても麺が気に入らない。
ソースの配合を変えたり、具を変えたりして差別化を図る努力は多いに尊重する。しかし、そこまでだ。
オススメは横手市の外れにある「滝沢食堂」の焼きそば。
これならなんとか、って感じです。
このご時世、並盛の焼きそばだと確か400円くらいか。
以上、焼きそばバカの戯言でした。
genta−sanさん!!!
何か雰囲気的には秋田西武店が一番美味かったように感じられたところがあり、せめて西武店だけは残して欲しかったと思うんです!!!
だるころ先生!!!
本当ですね⋯⋯特に最近では天下一品ラーメンのあの動きには驚きです!!!
だるころ先生の治療院に関しては、とにかく応援しております!!!