やはり・・・
とんこつラーメンも魔性・・・。
かの石川県ブロガー屈指の舌(て言うか北陸勢は皆舌が良い」)と表現力を持つ男、その名も「あぽろんさん」も言っている。
急にあの魔性を思い出したが最後。
あの名言
クセェのにウメェ
は、相反する対比の概念を超えてくるのである。因みに私の友人はこの「ぞんたく」の近所に住んでいるのだが、「近隣に撒き散らされる臭いのせいで「ぞんたく」大嫌い」と言う症状になってしまった。
しかも私の記憶が正しければ、この友人はこの店のラーメンを一度も食べたことがないはずだ。
食わず嫌い、なのではない。
ただただ「臭いが不快」、それだけなのだ。
とにかく、無性にとんこつ欲が湧き上がってしまったのだからしょうがない。
本日仕事が休みの妻を連行し、秋田の孤島(新屋)に上陸。
駐車場に車を停め、ドアを開けた瞬間からあの強烈な臭いが我々を出迎える。
何を食べようか多少迷ったが、結局、私の中の不動の一杯を注文した、と言う訳だ・・・・・・。
既に私のマスクは意味をなしていない。
ガチのレベルのとんこつラーメンとは、得てしてそう言うモノである。
溢れるとんこつ臭は、私と妻を同時に豚さんワールドに引きずり込む・・・。
そして直ぐに満席になる店内・・・。
久々の会合・・・いざ・・・。
ぬぬぬぬぬぅ・・・やはり安定の・・・
KU…SA…U…MA…だ・・・ッッッッ!!!
大事なことなので再度言わせて頂く
これぞあぽろんさんの珠玉の名言
クセえしウメえ
が完全適合!!!
ガチ系とんこつラーメンを、こんなに端的に表現した言葉がこの世にあるだろうか・・・。
浮いた泡は旨味の証、そして濁った色はスーパーコラーゲンの証・・・。
そう、ただの美容ラーメンなのだ・・・・
スープのえげつなさと対極に位置する安定の極細麺は、本日も私の心をキャプチュード。
唇には早速粘膜が張り付くが、このあるあるもとんこつラーメンの醍醐味と言えよう。
キクラゲとネギがとんこつの屋台骨の一つ。
て言うか、このラーメンにキクラゲを最初に合わせた人には、ノーベル賞を与えても良いのではないだろうか・・・。
そして、移植のトッピング、ワンタン。
このワンタン・・・完全に餃子じゃねーかッッッッ!!!
秋田のラーメン屋で一番美味い餃子を出す店、と言うのは、本当かもしれない・・・。
個人的に好きなぞんたくの煮たまごとチャーシュー。
ここのチャーシューはマジで美味い。
今度持ち帰りをしようかな・・・。
因みにブロックでもスライスでも880円。
とんでもないサイズのヤツがくるみたいなので、そこもお薦めしておく。
ぞんたくに来たら「一年分のセサミンを摂取」するのが私のやり方。
ゴマとの相性も無論抜群な訳だが、やはりニンニクの存在も見逃せない。
私は高菜と紅しょうがは使わない派の人間なので(元の味が変わるのがもったいない)、これが私が辿り着いた味変、と言うことだ・・・。
最後に散々替え玉と迷って選択した明太ごはん。
何故このスープと明太子の相性が素晴らしいのか説明は出来ないのだが・・・とにかく妻と折半し、大変美味しく頂戴した・・・。
ごちそうさまでした。
これが秋田県内のラーメン好きの共通言語である
「ぞんたく定期摂取完了」
の図。
たまに食べないと気が済まない、そう言うことなのであろう。
もちろん私も妻もその一人。
これが魔性たる所以、そう言うことなのであろう・・・。
帰宅して直ぐに妻が
「あ〜マスクが臭いけど・・・悪くない・・・。」
と、マスクを外そうとしない。
かれこれ5分ほどマスクを装着したまま作業をし、おもむろにマスクを取る。
数秒後、風呂にお湯を溜め始める妻。
「あれ?さっき運動した後シャワー浴びたって言ってなかったっけ?」
と言う私の問に
「とんこつラーメン好きあるある」
の、的確な一言を私に放ったのであった・・・。
「いや、なんか臭いのが取れていないな、と思ったら・・・
私の髪が臭かった。」
・・・・・・・・・・・。
当然私もその後入浴。
だって・・・・・そうしないと枕と布団も死ぬから・・・・。
bollaさん!!!
言葉遣いからもその人間の人となりが分かります!!!
あの男は·······マジでクズでしょう!!!