秋田市の、日曜日も強敵だ。
ファミリーはこぞって外で昼食を取りたがり、そしてこの寒さ。
やはり体を暖められ、かつ手軽な価格のラーメンに走る。
つまり・・・・・・何処へ行っても混んでいるのだ!
こういう時、一番行ってはならないのが
「桜木屋・五作・チャイナタウン・竹本商店」辺り。
ある程度駐車場も大きく、秋田の定番が食べられる店は、中々無理。
しかもこの連日の雪で、道の狭いところのラーメン屋など、「中途半端なタイミングで除雪車とかち合ったら終わり」問題も勃発する。
用事があったため、新国道界隈を走る。
「そういや、まだ若虎家に行ってなかった」ことを思いだし、通ってみればアホかって位の大渋滞。
ならば、行こうじゃないか。
現在私の中で「アンダーグラウンド親父2強の一角」。
1つは勿論りょう馬だが・・・・・。
普通の味噌と比較すると
モヤシ・挽き肉・チャーシュー等、具が豪華と言うことらしい。
なんか・・・・・すげースープが多いな・・・。
店内を見れば、客は6人。
しかも内5人がご老体。
以前来たときは真夏。
客は私の他、1人しかいなかったが・・・・・。
やはり謎の人気店。
ぬぅ・・・・・・・・・・・。
アッッツァァッッッ!!!!!!!!
またやっちまった・・・・。
このミスティック・・・。
湯気の量で「逆に」油断してしまった。
後味にフワッと酸味を感じる、コクのある味噌だが、コイツもベースのスープが深い。
何処にでもある味噌ラーメン、とは言い難い「色んな味が見え隠れする」タイプの奴だ。
・・・・・・美味えッッッッ!
麺、麺美味え!
成る程・・・・・。
やはりラーメンも主食。
麺が旨くなければ話にならんと思うが、結局麺が旨過ぎてもバランスは崩壊する。
何が言いたいのか、と言うと、このスープにこの麺は「相性がグンバツ」と言うことだ!
私の「県内三大チャーシュー旨い店」の1つである。
・さいじょう
・りょう馬
・一平
この3店舗、危険です。
2枚しか入っていない、のではない。
これが2枚も食えりゃあ十分なのだ。
なんか、この間の4倍位旨くなった気がする。
店内のストーブの前でメンマを乾かしている。
なんか、蜜柑の皮みたいな感覚の絵面に「流石の親父パワー」を感じてしまわざるをえない。
ごちそうさまでした。
皆さん、先にも述べましたが、とんでもないスープの量。
「残し過ぎ」では無いんです!
今度は是が非でも「ちゃんぽん」を食べようと思う。
麺とスープの相性のバランスの重要性
を改めて思い知らされた一杯である。
流石ここの親父も危険だ!
「いや~今年もよろしくね。また来るわよ。」
お婆さんが親父(店主)に話し掛ける。
「ところで、この間の停電大変だったでしょ。ここらも全部電気が付かなくなって。」
「そうですね~。大変でしたね~。でも・・・・
営業しましたよ。」
ハァァァッッッッ!!!!!!!!!?????
「だって、うちはガスさえ使えりゃ良い訳で、え?照明?・・・・・・
太陽の光で十分でしょッッッッ!
毎度ありぃ!」
「毎度ありぃ」じゃねえッッッッ!!!!!!!
今日は徒歩で来た、と言うこのお婆さんは、こんなに豪雪なのにも関わらず、さいじょうのラーメンを食いに来た。
そして、今年も宜しく、と言い合う。
テレビに出て、有名になり、支店をだし・・・・・。
それはそれで良い。
しかし、こんな店も良いじゃないか。
これはコンセプトの違い。
飲食は基本、独占形態では無いから、どの客層を引き込むか、も念頭に入れるべき。
お年寄りから子供まで、「行きやすく・食べやすい」。
流石、ここの親父はやってくれる。