カペッロ時代のミラン。ベンゲル時代のアーセナル等、無敗を維持することのできるチームには何があるのだろうか。
二度目のスリーピートの時のブルズもそうだし、最近のウォリアーズもそうだ。
私は特にサッカーとバスケが好きだったので、何時も話が偏りがちだが、何かと説明し易いのだ。
チームケミストリーは意外と存在する。
ミランは当然ゾーンプレス。なんか相手が可哀想だった。最終ラインの詰めが速すぎて、いかんともし難い。流石のコスタクルタである。
アーセナルは何が強かったんだろう。ベルカンプ?アンリ?リュングベリ?
いやいや、
ビエラだ。
こいつがしこたま厄介で当時ユナイテッドを贔屓にしていた私はこのフランス人をえらい悪く言ったもんだ。
ブルズはどうだ?問答無用だ!しかも二度目のスリーピート。あのメンバーで最強は
スティーブ・カーである。
ジョーダン?ピッペン?ロッドマン?そんなのは知らん!
この男こそ悪の根元であり、当時はジャズファンだった私は幾度となくドン底に叩きつけられた。
挙げ句ウォリアーズのヘッドコーチがこの男である。
何なのスマッシュブラザーズって。+デュラント。
もっての他であります。怪我が早くなおらないで下さい!
突出したものがベースとなりそれをサポートし、同時にいい意味で利用していく。ケミストリーの誕生だ。勿論団体競技である以上基本的いくら一人が凄かったとしても限界がある。
最低要素は二つは欲しい。
メイウェザー、双葉山、吉田沙保里等個人に置き換えれば、それは長所の多さ、スキルの多さとして表されると思う。
ラーメンに置き換えてみよう。
幾ら麺が美味くたって幾ら何でもスープは欲しい。スープだけ旨くても麺が入ってなければそれは只のスープだ。
素材が幾ら美味しかったとしても、塩くらい無いと困るのだ。
今日私が食べたラーメンはかなりのケミストリーが丼内に溢れていたのだ。
来た。私はやはり濃厚なラーメンが好きである。
そしてスープ!
適度な油膜は人を幸せにする。
撹拌しないと真価が現れないので、そこは注意だ。
ん?
旨い‼️
特に後半~後味‼️
前半は豚鶏強めの奴だが抜け際にオリジナリティーを感じる(全部抽象的だ!)。
パッツリ系でスープが良く絡む。
躯に飛影がプレゼントした奴位絡んでいる!
チャーシューを麺と一緒に食って「旨い」と初めて思ったかもしれない。
正直私は麺と具は別でいい。だからと言ってつけめんがどうのこうのでは無い。多分素ラーメンが好きなのだ。
しかし、このチャーシューならば無いといけない、そう思った。
やはりアンリにはベルカンプなのだ。
こいつもだ。濃いラーメンには海苔が必要だ。「ぞんたく」では私は海苔馬鹿一択なのだ。
ご飯に合う、とかでは無い。このラーメンに合う。
バスケ界ならオーリーと同義なのだ。
回避不可能とはこういうことを言うのだろう。バルサ時代のロマーリオ等止められる訳がないのだ。
ごちそうさまでした。
味の化学反応は理論値でも出せるのだろうが、それはインスタント業界に託すとして、店主の思い描く感性に共感したいと思う。
しかし強力な完成度を誇るラーメンだった。麺とスープを他の具材が共に引き立て合う。
LakersのSHOWTIMEであった。