最近お笑い芸人で笑うことが本当に無くなった。
小学生時分はお笑いが楽しみでしょうがなかった。特にひょうきん族・元テレ・ごっつええ感じ・おかげです(した、ではない)・ねるとん・夢で逢えたら、等魅力のある番組が多かった。
毎週その時間はそれこそゴールデンタイム。
中でも違う意味で好きだったのはボキャブラだ。途中から始まったヒットパレードで、色々なお笑い芸人を知ることが出来たからだ。
少ししたらGAHAHAキングが始まり、ネタを見ることの出来る番組が少しずつ増えていった。
今みたいに簡単にネタをやってくれる番組は当時はない。ちょっとしたネタ番組でも私にはありがたいものであった。
NHKの演芸大賞位しか、当時の秋田には無かったのである。
色々なものを自分なりに吸収していった結果、完成度が高いものには笑いよりも「感心」が高まった。
「ますだおかだ」の登場だ。
ますだおかだの漫才はただただ感心させられてしまう。笑いよりも技術が、私としては先行してしまうのだ。
因みに中川家もである。
ラーメンズやバナナマンは私には舞台と同義。笑うよりも質の良い文学作品を見た気分にさせてくれるのである。
ただし、ホームチーム桧山の突っ込みは何故かツボである。申し訳ない。
ところで、複雑な物は覚え辛く、忘れてしまうのも早い。私の記憶はどうしても、パンチのあるものに働きがちだ。
そうこうしている内に年は過ぎ、「こういうこと」、と人に説明するよりも「例えばこういうこと
」と言う説明しか出来なくなっている。
ブログでも、末廣基準でしか説明出来ない語彙力の無さは舌馬鹿であることを明白にしていることであろう。
そんなもんだ。煙草は吸うし酒も飲んでりゃ味覚なんておかしくなるもんだ。
つまり、あまりに複雑であれば逆に印象に残る可能性は高い、ということかもしれない。
私は腹が減りすぎていた。よって逆に並を選ばざるを得なかったのだ。
旨い‼️
玄妙なるスープ。っていうか複雑すぎて最早わからない。舌馬鹿の真骨頂だ!
最近流行りなのか。この喉ごし系のドストレート麺。
ん?
麺旨い❗️
二刀流である。スープに沈めた結果ツインドライブシステムが発動。
炙りチャーシューなんか正直初めて食った。旨い‼️
万人が旨いと言うであろうメンマ。
お馴染みの麺with海苔。
ゼッタイニ米が旨い味玉。しかし、小食の私に米を選ぶ選択肢は無い・・・。
一味が思いの外旨い(花道の一味には勝てないけど彼処は今のところブッチギリ)。
ごちそうさまでした。
感心してしまうのは、全体の完成度が高いと思われるからかもしれない。何かが突出してくれれば分かりやすいのが。
スープのベースだけとってみれば、近似値を叩き出すラーメン屋は県内にいくらでもあるかも知れない。でも、ベースからにじみ出る余波の味わいは、県内屈指のような気がする。ここまで来ると完全に「好き嫌い」の範疇になるであろう。
結局
しっかりし過ぎると旨い以外分からん!
複雑と言うのはこの年になってからでは困る。かつ旨い、となると此方は黙りこくるしか無い。
そうだ。
complex聞いて寝よう。