俺はもう・・・
あんかけを食う体力は無いのに・・・。
「どうしてもあんかけが食べたい。」
と言い張る妻は「本日は日曜」ということを忘れているようだ。そう、日曜日は「五右ェ門」の定休日。
我ら夫婦の中で「秋田ちゃんぽん」と言えば五右ェ門の醤油あんかけちゃんぽんを指す。
以前紹介した「めしや」の「十数年前の」ちゃんぽんが秋田ちゃんぽんの基準になっている妻は、もう五右ェ門のやつでないとダメらしい。
しかし、本当のことを言えば今書いた通り
十数年前のめしやのちゃんぽん
が秋田ちゃんぽんとしての至高の一杯とのことだ。
本日、卸町付近のコメリに買い物に来た我々は晩飯をどうするのか検討していたのだが、急に妻が冒頭のコメントを吐き出し、挙句の果てに
「餡が掛かってさえいれば何でも良い。」
とさえ言い出した。とすればそう、ここは卸町。あの「角の店」に行くしかなかった」、と言う訳だ・・・。
こんなにラーメンを食っていて色んなところに出歩いている私。
そしてこんなに秋田ちゃんぽんとして有名なチャイナタウン。
私がチャイナタウンに来たのは今回が初めてである。
理由は唯一つ。
五右ェ門で事足りるから、以上だッッッッ!!!
反面、比較対象として食べてみたいと言う思いはあったが、なかなか足が向かなかった。
実際、五右ェ門のは醤油。
チャイナタウンのイチオシは味噌。
この段階で大分足は遠のく。
まぁ今回は妻が醤油を食べたいということで、私がその人気商品を食べることにした。
さて・・・
ぬぬぬぅ・・・なるほどなるほど・・・
BA…N…NI…N…向けタイプかッッッッ!!!
基本のスープの味はどことなく中華料理屋で食べるタンメンのスープに味噌で味付けしている感じ。出汁感を味噌が上回る印象。
個人的にはなにか懐かしい味噌ラーメンを餡にして食べている感覚だ。
こりゃあ人が入るのも納得だ。私のような極めて尖ったラーメン好き野郎以外が多い秋田県・・・。
桜木屋やめん丸等と同様に受け入れられるだろうな・・・。
こちらも秋田県人からすれば安定安心の麺。
まさにザッツ「ヤマヨのめん」と言ったところ。
ヤマヨのめん
林泉堂
八郎めん
八郎めんの知名度は微妙な可能性もあるが、上の2つは二大巨頭。美味いか不味いか、好きか嫌いかは別として、幼少期からの刷り込みがある。
私ですら食べた瞬間「あ、ヤマヨだ。」と思うレベル・・・。
焼肉大同門・南大門、そして川反のオアシス紀文の千秋麺も確かヤマヨだぜ・・・。
再度横からの表面張力振りを見て、ジョジョのダービー戦を思い出した方々とは、その話題で美味い酒が飲めそうである。
このレベルだとはっきり言ってダービーのコインは無理。
って言うかジョセフのイカサマの時点で勝負は決まってしまうのだ。
具は豚肉・イカ・海老の動物性を筆頭に、タケノコ・キャベツ・ニラ・人参など数種類。
醤油とは多少異なるので(醤油はキクラゲ入り)、気になる方は調べて見て下さい。
この別皿提供された煮たまごが、ある意味ジョセフのコインになりかけたのは言うまでもない。入れた瞬間あわやの決壊・・・。
直ぐ・・・取り出しました・・・。
北東北ラーメンマスターでお馴染みharusakikaiさんも投入していたラージャン。
私は辛いの大スキ野郎だから大盛り3杯投入したが・・・もっと入れればよかった・・・。
ごちそうさまでした。
やはりミニでも結構パワフル。
ノーマルだったら、と思うとぞっとするぜ・・・。
夜でもドンドン来客があり、ミニを頼んでいるのは我々だけだった・・・。
まぁ100円しか違わないから、どう考えてもそっちの方が得だもんな。
harusakikaiさんが最後に訪れたときから、価格が100円値上がりしているので、そこの注意をお願いします。
個人的には妻から一口貰った醤油の方が好きだ。
五右ェ門とは全然違う味なので比較対象にはなり辛い。それぞれの良さがある、と言うことを実感した夜だった。
因みにウィキペディアで「ちゃんぽん」と検索すると項目に
秋田ちゃんぽん
と出てきてガッツリとチャイナタウンの名前が登場する。そしてそれ以外の店は出てこない。
なかなか不思議なことだ。
まぁちゃんぽんの語源と、そしてやはり長崎ちゃんぽんを考えれば、どんな謳い方をしても良いのだろうと私は思う。
色んなところから人が訪れるチャイナタウン。
グーグルの口コミの件数は「秋田」の店なのにも関わらず1000件以上という、とんでもない数字を叩き出している。
とにかく、だ。
最近のオチによく使われる例の問題。
harusakikaiさんも言及していたあの問題・・・。
まるごと市場の・・・
どこに停めても良い訳じゃねーぞッッッッ!!!
ちゃんと確認して駐車、ヨロシクッッッッ!!!