別に・・・
意図的では無い。
先日チャイナタウンに行ったわけだが、やはり妻の心は五右ェ門にある。
五右ェ門にしろチャイナタウンにしろ、かなりの中毒性があるのだ。
よって個人的な見解ではあるが
チャイナタウンが好きな人は一生チャイナタウンであり、五右ェ門が好きな人は一生五右ェ門
と言う構図ができやすいのだと思う。
事実私も五右ェ門には十年以上通っているが、チャイナタウンには先日の一度のみ。
チャイナタウンが嫌いなのではない、五右ェ門が好きなのだ。
チャイナタウンに行ってからまもなく、妻が言う。
「五右ェ門でお願いします。」
今日は時間がもあるので安心して行けた、と言う訳だ・・・。
どうでしょうこのビジュアル・・・。
餡掛け好きには堪り兼ねる破壊力を持っているとは思いませんか、と餡掛け好きではない方々にも聞いてみたいくらいだ。
そして秋田のブロガーmuraさんも仰る通り
「猫舌殺し」であり、そうでなくとも「火傷注意」
の逸品・・・。
落ち着いて攻め入る必要性があるのである・・・。
ぬぬぬぬぅ・・・複雑に絡む複数の・・・
超・・・絶・・・DA…SHI…パワーッッッッ!!!
複雑怪奇な出汁の融合が見事にマッチング!!!
魚介+野菜+肉= よくわからんが美味い
と言う、いつも通り見事な方程式の完成である。ただし、皆さんご存知の注意事項・・・
火傷に本当に注意
以上だ!!!
ちなみに私は・・・左の内側が・・・死んだ・・・。
上部から麺を上げれば餡にまみれた美しいゾーン、下部から引き上げればベースのスープに沈んでいた切れ味ゾーン。
終盤には完全に撹拌されてスープと化すので前半はやはり餡をまとわせて食べるべきだろう。
火傷に注意し、そして適量を上手く啜ることでハッフハフの幸せが訪れる。
レンゲを巧みに使うのも効果的だろう。
モヤシ
キャベツ
玉ねぎ
人参
キクラゲ
ホタテ
海老
牡蠣
そして豚肉と、餡に含まれる具材のパワーが集結してスープに深みを与えている。
惜しげもない牡蠣の存在がオイスターソース的な役割を果たすことで、とんでもないコクを出していることをお伝えしておく。
とにかく、拾いきるのは大変だが、美味いから箸とレンゲが止まらないのである。
しばらく食べ進めると上記で説明したように餡とスープが完全に混ざり合い、ようやく麺を啜ることが出来るモードに突入。
それでもこの高温に注意は必要だが、これにはこれの美味さがある。ペースのスープに異次元の出汁の餡が混ざるわけだから。
そして終盤に「少量でも異様に辛い」でお馴染みの自家製辛味を放り込みラストスパート。
汗が・・・止まらない・・・!!!
ごちそうさまでした。
妻が私と同スピードで食べ終えることなど不可能である。
私はこのレベルでもフーフーして麺を冷ますことはせず、直で口に放り込むと言う口内無神経人間。
よって妻が食べ終わるしばしの間、酢を入れて楽しんだりしていれば、スープはここまで減ってしまう。
まぁ久々の餡掛け・・・流石の五右ェ門と言ったところか。今度はまたしても空気を読まず、チャーシュー麺だな・・・。
今日は調子が良いのか、そこまで腹が苦しくない。そのまま帰り道のスーパー(いとく)で買い物を済ませることにする。
「晩飯、何食べたい?」
「今考えるのは無理・・・。」
死闘を終えた妻は既に思考力がない。
そりゃあそうだ、餡で膨れたお腹、そしてポカポカと内部から温まった体は、完全に眠りを欲するのだから。
「じゃあ軽いものにするぞ。」
と言い、野菜売り場に行ったら急に妻が
「パスタ少なめが良い。あのサイゼリヤのトマトのやつ。」
「・・・・・・。」
ちょっと待ってくれ・・・。
なんだその要求は・・・。
サイゼリヤの味を俺に再現しろ、ってことか・・・?
妻に聞くと「そう」だと言う・・・。
妻はそこに・・・多少付け加えた・・・。
「あなたなら・・・
なんとか作れるでしょ。」
何と言う過大評価ッッッッ!!!
一人分 パスタ乾麺60gを用意。
玉ねぎ6分の1を大きめのみじん切りにし、塩小さじ1・大さじ3のオリーブオイルで弱火で炒める。
飴色になり始めてきたら白ワイン大さじ2を入れ沸騰させ、カットトマト缶を約三分の一投入して、大きめのトマトの固まりがあればしっかり潰しておく。
同時にパスタを茹でておき、茹で上がる3分前にフライパンに移動。お玉二杯分の茹で汁も投入。
モッツァレラのスライスチーズを細かく切っておいたもの、そして再度オリーブオイル大さじ1を入れて、全体をよく混ぜてフライパンで炒め煮を3分。
最後の塩味の調整をここでしておく。
全体をよく混ぜて盛り付け、好みでパセリを。
これほぼ完全再現です。
サイゼリヤの「パルマ風スパゲッティ」の粉チーズはかなり優秀で、市販の粉チーズでは対応できないと思います。
ただ、あの味を399円で提供するサイゼリヤ・・・流石っす・・・。
muraさん!!!
ありゃあただの茹で卵、一徹の親父にはやられました!!!
そして・・・・・・まさかのアンパン・・・・・・!!!
そうですね、チャイナタウンは異様に火がついてしまいましたからね・・・。
流石一心亭の名を出されるとは!!!
チャンポン麺が・・・長崎からの直輸入!!!
kami3sakさん!!!
とにかく火傷と、鼻水に注意して食べました!!!
熱き時期も寒い時期にも最高です!!!
bollaさん!!!
パスタの五右衛門は和風パスタの店ですから、もしかしたらあんかけパスタなんかはあるかもしれませんね。私も・・・・・・20年以上前に行ったキリです!!!
thukubanpakuさん!!!
仰る通りです!!!
ただ、あまりの餡の量ですからフーフーしてもなんの意味もないので長期戦は必至です!!!