めしやと言う店。
妻が当時足繁く通った店。
しかし、である。
あるタイミングで妻一家が訪れたタイミングで皆が気付いた。
「根本的な味が変わった」
とのことだ。
それから数年妻はその店に行かなかった。
久し振りに、と言うことと様子見を兼ねて訪れたのが大体7年前くらいか。
その時は私と妻で食べたのだが、やはりどうやら違うらしい。
妻が言うには
・こんな細麺じゃない
・スープが薄くなった
この2点。
初訪問だった私は嫌いな味ではなかったのだが、やはり妻は気に入らないとのこと。
で、数日前。
私がツイッターを見ていると、なんとめしやの店主がツイート。
そこには新メニューの「あんかけちゃんぽん」の文字と共に、リフトされた麺の画像が。
「めしやのツイート見た?なんか麺が太くなってるよ。」
の私の声に、妻はマッハ検索。
麺の太さを確認した妻は、自らの欲望に抗えなかった、そして・・・連れて行くのは私だった、と言う訳だ・・・。
これは・・・スープが全部餡か・・・!!!
通常秋田ちゃんぽんと言えば、土台のスープの上に餡でまとめられた具材を掛けるのが主流だが、これは最早ALL餡・・・。
何と言うヘヴィな発想なんだ・・・。
道理で丼が異様に熱い訳だぜ・・・。
しかし、ちゃんぽん屋あるあるの、この良い意味での店内の臭さ・・・期待しか高まらない・・・。
ぬぬぬぅ・・・店長まさか・・・片栗粉の量・・・
M…I…S…S…ったな・・・ッッッッ!!!
店長!!!
片栗粉の味がメインで、スープの味がボヤけてるじゃねーか!!!
何してんだよオイィィィッッッッ!!!
しかし・・・奥底から感じる、ベースのスープの具材の数よ・・・。
本当に数多くの食材で出汁を取ること50年以上・・・。
ずっと継ぎ足してきたスープの重みは・・・計り知れん!!!
サッと茹でてから、ガッツリ炒めることで外側をカリッとさせて伸びることを防ぎつつ、香ばしさも演出。
このスタイルはめしやの普遍的なアクションであり、後半もモッチリとした食感を楽しむことが出来る。
惜しむらくは・・・まだ味が片栗粉だ!!!
豚肉
牡蠣
干しエビ
ちくわ
イカ
そしてもやしを筆頭に数種類の野菜。
実に良い出汁が出ている。
そしてようやく片栗粉の占有率も低下し、スープの味が出てきた・・・。
だが・・・単純に味が・・・薄い・・・。
おのれ・・・片栗粉めぇッッッッ!!!
国産生姜の自家製漬けはハッキリ言って絶対に入れるべき代物。
マジで美味い。これは味変と言うか・・・ただただ美味い。
そして国産ニンニクにこだわる店主が赤字覚悟で提供するおろしニンニク。
これも・・・この一杯には必須のアイテムだ。
自家製ラー油も味が一本締まって、まさに無駄のない味変アイテム。
入れすぎは・・・要注意レベルで辛いぜ!!!
ごちそうさまでした。
満足の一杯でもあり、若干不満足の一杯でもあった。
何度も言うがとにかく・・・片栗粉この野郎!!!
普通のちゃんぽんを食べれば、この事態の回避は至極簡単に可能であり、味わい深い味を堪能するにはちゃんぽんを注文すべきであると言うことが存分に分かった。
しかし、この感じなのにメニューも卓上調味料も全て無化調だから・・・安心感もデカいぜ!!!
「麺はだいぶ改善されていたから、次はちゃんぽん。あの濃さに戻っていればな・・・。」
と車に乗って開口一番の妻のコメント。
そんなに当時は凄かったのか?と言いたくなるほどだし、その思い出は美化されていませんか?と突っ込みたくなる。
しかし、私にもそんな店はある。
当時は店全体がトンコツにまみれ、床からテーブルからどこもかしこもヌルヌル。
強烈な豚骨ベースのスープに、ガッツリ系醤油を合わせ、基本湯気は何も立ち上らない。
とんでもない油膜が覆いかぶさっているからだ。
麺は中太のドストレート。
開店食後と閉店直前では、スープの濃さが全く異なり、実に面白い店だった。
しかし、近年の味の変貌の噂・・・・・。
その店の名は長寿軒。
湯沢市に構える老舗中の老舗である。
「じゃあ確認の為に食ってこいよ」と言う意見もあるだろう。
ただ・・・長寿軒は・・・・・・
撮影禁止・・・!!!
なかなか足が進まんのです・・・。
Pちゃんさん!!!
ここの蕎麦は羽後町蕎麦の中でも比較的万人受けするタイプだと思いますが、その感じでこの天ぷらですから、初見の方はド肝を抜かれるでしょう!!
このかき氷のナッツに見えるのは実は・・・・・・ゴロゴロの白桃です!!
kami3sakiさん!!!
蕎麦もピンキリの種類がありますが・・・どれも個性があって素晴らしいと思います!!!
春菊が苦手な方は・・・どうしてもあの香りがあわないのかもしれませんね・・・。
正直、私はパクチーが大量だとちょっと苦手です!!!