そう言った意味ではパイオニア。
感謝の他無い。
2009年に創業したこの店は二浪不毛の地「秋田」において、それはそれは多大な貢献をしてきた、と言っても過言ではない。
大学や高校の近くに位置し、この店で育ってきた、言わば「マシンガンチルドレン」を多数輩出してきた店でもある。
もちろん、本家との違いは大きい。
インスパイアの宿命と言えばしょうがない。
しかし、マシンガンは味噌や塩、ポン酢や汁無しやフライドオニオン等、凶悪な種類のメニューを作り出し、秋田二郎の土壌を支えて来たのだ。
今でこそ秋田市内では
陸王
チェ・タケダ
よし虎
奨
5102(金曜日限定)
アジト
ブースター
にぼすけ
等、専門ではなくとも二郎系を提供する店は増えているが、やはり
秋田の二郎系 = マシンガン
この図式は変えられるモノではなかろう、そう思うのだ。
マシンガンはある時期から肉の大きさが変わり、何かモノ足りなくなった。
だから行かなくなった、と言う訳では無い。私の胃が縮んだと言う理由の方が大きいのと、何より、陸王の方が近いことに起因する。
この日、病院が終わった妻が急に「二郎が食べたい」と言う。
いや、待て。
晩飯の二郎は「ゼッタイダメ!!!」案件だ・・・。
でも、だ。
私は最近、マシンガンの券売機が一新されたことを思い出した。
ライト系を食いたければ奨に行けば良いのだが、妻はあくまでもヘビーを主張。
よって券売機に一縷の望みを託すことにしたのだ。
何と標高の低い山のお出ましか・・・・・・!!!!
これぞ茹で前180gのSサイズ!!!
さすが「二郎系一筋10年以上」の懐の深さは、サイズとTPの工夫により、熱い状況を作り出してくれる。
因みにノーマルが280g大盛りは380g。
絶対無理だぜッッッッ!!!
そして、ここでしか遊べないTPカレーパウダー。
お遊びが・・・過ぎるッッッッ!!!!
ぬぬぬぅ・・・・・・・さすが・・・・・
A...MA...ME...だ・・・ッッッッ!!!!!
これぞ二郎系の本領!
豚の甘さが無ければ二郎じゃねぇッッッッ!!!
しかも溢れるカレーパウダー・・・。
なんて・・・ジャンクなんだ・・・・・。
久々の会合に歓喜を覚える自分がいる・・・。
もちろんスープに浸して野菜を食べるもよし、なのだが、このカエシを忘れる訳にはいかない。
野菜に直接回しかけ、野菜炒め感覚で食うのもまた一興。
だから遣り手は「これにチーズも乗せる」なんて荒業を繰り出すのだ・・・。
そう、マシンガンは「好みにカスタム出来る二郎」なのだ。
ワッシワシですッッッッ!!!!
前と形状が異なるきがするのは気のせいか・・・。
しかし旨い!!!
私は二郎で麺を啜ると方々にスープが飛び散る可能性を嫌い、「啜らずに口に詰め込んで咀嚼」する事にしている。
こりゃあ・・・嬉しい悲鳴で顎が疲れるぜッッッッ!!!
今の私にはこれで良い、って言うかこれが良い。
適量サイズを食ってみれば、何とも良い味がするじゃねーか・・・。
ただ、マシンガンも「肉を増すと」とんでもないことになる。
秋田のインスパイア軍団は「肉増しの限度を理解していない店が多い」と言うことを、私は声を大にして言いたい。
WITH生卵で、すき焼きを楽しむことは、必須。
レンゲでスープを投入し、自分好みに調整することを薦める。
この位から
カレーパウダーとニンニクが完全に混ざり合い、至福タイムが訪れる。
とにかく・・・・噛めッッッッ!!!!!!
ごちそうさまでした。
さすが。
もう「いぶし銀」とも言える秋田におけるパイオニア。
間違ったモノは1つも無い。
例えば生卵を提供する際の器は相当底が深い。ディップを念頭に入れた、この年季の入ったのはホスピタリティーは、他の二郎系とは一線を画す。
しかし、である。
噛みすぎた為、180gでも「満腹中枢が破壊確定」の影響で、胃がとんでもないことになることは明言しておきたい。
腹が・・・一杯だ・・・。
目の前のスーパーに車を移動させ、買い物をしようと思うのだが、もう「食料品を見るだけでちょっと吐き気がする」と言う事態に襲われる。
手遅れの黒ウーロンと酒を購入。
ん・・・・・・妻がいない・・・・・。
クッソ・・・よつばじゃねーんだぞ・・・。
会計するんだよ・・・。
一体何処に・・・・って・・・おい・・・・
ピスタチオ味のピノは車で食べていた。
口直し、だそうだ。
パピコは「何かあったら食べる」らしい・・・。
俺には・・・別腹なんて無ぇ・・・・・・。
Pちゃんさん!!!絶対一曲覚えた方が楽ですッッッッ!!!カンペなんて見たら、リムにスティックをぶつけて大変なことになるでしょう(私の場合)!!!
パスタは・・・最高でした・・・!!!!