g13longkillの飯(ラーメン・居酒屋)

食事の感想と料理のレシピです。好きなブロガーさんの記事に酷似しているのは御愛敬

ラーメンの五右ェ門 あんかけチャンポン(醤油)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

料理ドラマの他に・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気付けばリーガル系も・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リーガル系、と言うには語弊があるが、私をそちらの世界に思いっきり引きずり込んだのが、皆さんご存知

 

古畑任三郎

 

 

である。

よく「サスペンス」と「ミステリー」で区分けされたりするのだが、その区別は比較的曖昧なものが多く、正直そんなジャンル分けは個人的には置いておいて。

 

私が惹きつけられたのは

 

倒叙

 

と言われる「先に犯人が分かっている状態で進んでいくタイプの作品」である。

 

 

 

 

 

 

挙げ句、この古畑と言う男は質が悪く、とにかく相手を心理的に追い詰めるだけ追い詰めて、ボロを出させる、同時に証拠を見つける、等という、とにかくえげつない。

 

そして、当時中学生の私を虜にしたもう一つのポイントが

 

冒頭に既に犯人のミスが、視聴者にギリギリバレないように映っている、仕込まれていると言うことであろう。

 

 

「あんた・・・いつから俺が犯人だと思ってたんだ・・・?」

 

 

「(あのわざとらしい表情と口調で)ん〜〜初めてお会いしたときからですよ〜〜。」

 

 

ラストのメインテーマが流れる直前のこのやり取りで、当時の私は熱狂。

毎週録画しては、リアルタイム終了後に即巻き戻して、冒頭を再確認していたものだ。

 

 

ここから私はドップリそちら側の作品に傾倒していくことになるのだが・・・。

 

 

 

 

 

 

次にハマったのが運命の分岐点。

 

ゆかちんさんやふつ映とよく「どんでん返し系」の映画の話で盛り上がるが、私の原点は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

江戸川乱歩 「赤い部屋」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな私は大どんでん返しどころか、ひっくり返すことすら困難なダービーとジョースター殺しの一杯食いに行った、と言う訳だ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・。

 

久し振りの餡の照り具合に、私の推理は一旦お預けである。

中に入っている具なんかは、実に何度も紹介してるので割愛するであろうが、しかし、何度食ってもこの暴力性・中毒性を論理的に解決する手立ては現状存在しない。

 

これには「あの飛車を打つほかなかった」「坂東八十助」も論理的思考が破綻する訳だ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぬぬぬぬぬぅ・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アッッッツッァァァァッッッッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中華鍋から直食いしているかのような熱さ、いや火力は、油断しているものを地獄に落とす反面、冷静に対応してるモノに対しては、素晴らしい味を堪能させてくれる。

 

とにかく醤油ベースで「いろんな出汁のハイクオリティブレンド」が、秋田チャンポンを提供する店の中で最も感じることが出来る気がする。

 

今日も・・・絶好調だ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スープよりも危険度合いが遥かに高いのが、餡をまとった麺であることに異論は無い。

 

通常のラーメンよりも熱いから、と言う理由で調整したとしても、それを遥かに上回る熱量。

 

ただし、この麺の甘みはいつも通りの対比の関係であり、この甘さとスープの塩味のバランスは感動するのみである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋田チャンポンを提供する店には十中八九で卓上調味料として存在するのがこの紅生姜。

 

正直今まで私は投入したことがほとんど無かった。と言うのは「ベースの味を壊される可能性」を危惧していたからだ。

 

しかし、投入後に時間を掛けてスープに馴染ませれば、生姜の鮮烈さと酸味が、実に良く影響しているではないか。

 

自家製ラー油に関しては問題ないクオリティで、但し、辛いのが苦手な人間は基本的にこの店での投入の必要はない。

 

相当の・・・辛さがあります・・・!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ごちそうさまでした。

仕上げの酢のタイミングに関して。

 

 

私は餡がスープと同化し始めるタイミングで、丼の奥に酢を垂らし、敢えて混ぜない。

 

残りを食べている最中に自然に酸味が溶け込んでいく様を楽しみたい。

もちろんその役割を紅生姜に託しても良し。

 

味変の楽しみも含めて、実に満足度の高い一杯であると言えよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも私はベタに「屋根裏の散歩者」から入ったのだが(これ前にも書いたな・・・)、そこから全集に。

 

少年探偵団をまるで通らずに、初期の作品を読み漁る。

 

「心理試験」・「二銭銅貨」・「二廃人」等の有名作品、そして結果的に辿り着く

 

「赤い部屋」&「人間椅子

 

 

 

 

 

こんなどんでん返しをあの時代に書き上げる江戸川乱歩という作者、そして

 

「どのように事件を解決していくのか」の構成と演出

 

 

に偏った見方をしてしまうようになった。だから私は

「西村京太郎」や「赤川次郎」系はあまり読んでいない。

 

 

 

まぁ、今日は古畑で始めたので古畑で終えることにしたい。

 

 

 

 

個人的に最も好きな話は

 

「喋りすぎた男」

 

であり、これもまた視覚的トリックを巧妙に演出した味のある話である。

この話の中で最高の名言が・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私の「友人」の人生が掛かってるんです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナイス・・・今泉・・・!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

hyakuman_amaneさん!!!

忠臣蔵はいつ見ても個人的には感無量・・・!!!

天使の海老は実は・・・私も未だに不明でして・・・・・・今度聞いてきます!!!

 

 

Pちゃんさん!!!

そうなんです!!!この内蔵助の辞世の句が歩かないかで、最期の印象が大きく変わると思います!!!

だんまやも非常に良かったのですが、惜しむらくは同じグループ・・・なにか旧合併的な感じになりましたよ・・・。

 

 

muraさん!!!

大町店はこの度旧だんまやのスペースに入り、まぁとにかく店が広いです!!!

職人さんの数のホールさんの数も、あっぱれ+だんまやの総力!!!

伊丹十三・・・あれは腹が立ちました!!!確か大石内蔵助は・・・緒形拳だったかと・・・!!!