そうか・・・・・・
久し振りに朝ラーでも行けば良いのか・・・。
と思い立ったからには実行する、それが粋というモノだと思う。
出勤先のその日の午前中の予定を確認し、「そのスケジュールならば訪問可能」と判断した私は、翌日のライドオンを決める。
翌朝の起床時間は万全。シャワーを浴びて準備をし、車に乗り込む。
極めて遺憾であったのが、私が交差点を右折しようとしているのに、後続車のことを何も考慮していないバカ運転手。
二度の青信号を逃した際にはガンガンにクラクションを鳴らしてやろう、と思ったものの、厳密には道路交通法違反になる(の?)と聞いた気がするためグッと我慢。
その後も無駄な障害が立ちはだかったが、ようやく到着してみると何と駐車場は空きだらけ。
入店し、たった三人の客のみの店内を軽く見回し、事前に決めていた食券を購入して待った、と言う訳だ・・・。
「あれ?どこらへんがブラックなの?」
と思った方々、これは背脂の膜で覆われているだけで、一度レンゲを括らせれば漆黒の旨味全開スープが沈んでいるのですよ・・・。
相当久し振りに食べるブラック・・・既に胡椒の香りが・・・最高じゃないですか!!!
ぬぬぬぬぬぅぅ・・・・・・胡椒&醤油全開で尚且つ・・・・・・
A…MA…ME…だ・・・ッッッッ!!!
言えるのはバランスの凄まじさ。
この胡椒の量であれば、単純な胡椒風味ラーメンになりそうだが、まるでそれを感じさせることはない。
屋台骨であるベースのスープがとんでもないからか。
それに加えて、厳選された醤油を自ら探して使用する店主・・・なるべくしてなった味、と言うことであろう・・・。
胡椒の弾ける香りに、バッツンの弾け方のコンビネーション。
スクリューキッドとケンダマンを彷彿とさせる。
スクリューキッドがマイナスのネジ穴のせいで、ケンダマンは慣れるまで歩き辛かったであろう(だってあの足裏は純正じゃなく、スクリューキッドありきじゃん)、と余計なことは考えないようにしよう・・・。
チャーシューからコツコツに変更し、コラーゲンを大量摂取。
この色で、味わい深いメンマは流石の仕事っぷり(穂先を2本も入れて頂き大感謝)。
ゼリーに近い卵黄がこのブラックのスープにチョイと溶け出し、味わいに深みを与えてくれたところで、最後の数口を堪能するのである。
ごちそうさまでした。
うぅむ・・・・・・何と言う深い味わいのスープか・・・。
店長の知人とインスタ上でたまにやり取りするのだが(その方は超常連)、先日出した結論が
脂と油の使い方が巧み過ぎる
と言うことだ。
何故こんなに背脂が浮いているのにくどくないのか、そして甘さのバランスがこんなにも素晴らしいのか・・・。
中毒者はこのブラックに「背脂トッピング」をするから脅威的だぜ・・・。
もうね、朝からこんなにハイなモノを食べてますでしょ?
この日のマスクは、むしろ装着したいわけですよ。
だって、装着の度にこのラーメンを思い出させてくれますもの。
ただ、だ・・・・・・。
その強烈な香しさのため、ある種油断した接客をすると・・・
「ん、g13さん・・・
何かいい匂いしますね。」
・・・・・・・・・・。
距離感・・・大事です!!!
Pちゃんさん!!!
この甘めに仕上げられたスープと、見た目以上にしっかりした麺とのコラボ・・・まさに匠の世界と言えると思います!!!
舌は・・・・・・急いで食べるとこの結果に・・・!!!
寒さと気圧と坐骨の関係性も・・・このラーメンのスープと麺との互換性と言えるかもしれません・・・!!!