この数日間で・・・
「こってり」の限定が提供される。
と言う噂を聞き付け、ホワイトアウトを突っ切って茨島へ。
ド田舎の県南のホワイトアウトに比べれば、秋田市のホワイトアウトなんぞ屁でもない。
風が比較的少ない、盆地の多い県南で「マジの吹雪」に、しかも「県道・農道」で遭遇した場合、私でも多少死を覚悟する。
まず降雪の為、道路の幅・脇を示すポールが見えなくなる。
そして、数メートル先どころか、前を走る車のハザードすら視認が厳しい。
時速10kmくらいでしか走行出来ないと言う、地獄は確かに存在する。
よって、幾らホワイトアウトとは言え、こんなに建物だらけのところで、危険が及ぶ訳がないのだ。
私が到着するのと同時に暖簾が掛けられる。
既に車の台数は3台。
順調に駐車場に車を入れ、私は6番目。
3人が同じテーブルに座り、他の二人は単独でカウンターに。
券売機を見ると・・・
限定無いんかいッッッッ!!!
ちょっと動揺した私は、定番から逸れたメニューを食べることにしたのだ。
ビックリしたのが、前の5人をごぼう抜きして
「私の丼が真っ先に」
到着したことだ・・・。
どういう仕組みなんだ・・・・・。
予想外のニンニクの量・・・!!!
またしても動揺発動だが・・・・素晴らしい香りがガンガン立ち上っている・・・・!!!
ニンニク&海苔&ネギ、以外に、感じられるフレーバーの正体はなんなのか・・・。
そして、出汁マスターの一杯・・・。
複雑な味が楽しめそうだな・・・!!!
ぬぬぬぬぬぅ・・・?!??!!?!コイツは・・・・説明・・・・・
HU...KA...NO...U...だッッッッ!!!
分からん・・・分からんぞ!!!
色んな出汁の味は確かにする!!!
しかし、組み合わせ方が「淡く」、輪郭が掴めねえ・・・。
挙げ句、挙げ句だ・・・・・。
醤油味なのか・・・塩味なのかも・・・説明が・・・。
ここにいたのは出汁マスターではなかった・・・。
「ブレンドマスター」
だったか・・・・。
この具材の二つを取って見ても
「淡さの融合」
が成り立っている。
特にメンマ・・・。このメンマ・・・旨い!!!
角切りチャーシューは完全に角煮。
そうとなればやること一つ・・・。
これしかないだろう・・・・!!!
ご覧頂きたいのは
「撹拌後の米が白い」のに、大変美味しい
と言うこと。
でも麺は若干醤油ダレが掛かっていたし・・・。
謎しかねえッッッッ!!!
因みに「もし薄かったら」と言うことで、まぜそば提供時に醤油ダレを別にもらう。
今回は使用しなかったが・・・いずれ味見だけでもしなければ・・・・・・。
ごちそうさまでした。
終始美味いと感じながら、終始首を傾げてしまった。
それくらいの謎。
調合の匠の業がビカビカに光る一杯だったとしか言えない。
初回に来て「はちしょうゆ」と言う辛目のラーメンを食べたときも焦ったし、ただの醤油も凄かったが・・・。
このブレンドマスターの「一押しの味噌」は次回の達成案件・・・。
また来ます!!!
はちのカウンターはL字になっていて、私とおっちゃんが端に。
若い女性がL字の頂点に座る形になった。
私のまぜそばが真っ先に提供された数分後・・・
「お待たせしました、はちみそです!!!」
の声のもと、店員さんからカウンターの二人にラーメンが。
「別皿の辛味です!!!」
と、またしても元気の言い声のもと、女性の前に辛味が・・・・・ん・・・・・!!!???
はちの別皿の辛味は、そこまで深目ではない白い皿に、オレンジと赤が入り交じった見た目をしている。
女性の目の前に置かれた辛味はなんと3つ・・・。
これではまるで・・・
書道の先生だ・・・・・!!!!
途中から、もう「そうとしか見えない」状態になり、私は右を見るのを一切やめた・・・・・・。