友人Mが、秋田市に来ると言う。
「秋田市でしか食べられない」
そんなラーメンを食わせろ、と。
いやいや、そんな感じのモノは県南にもたくさんあると思うのだが、この「県南嫌い(特に横手)」・・・。
実に厄介である。
しかし、だ。
折角の休みの日、しかもこんなに吹雪く今日の様な日にわざわざ来るのだから、それなりのもてなしは必須。
これまでMが秋田市に来た際に連れて行ったラーメン屋以外で、となると選択肢はまだまだある。
よって、私が思う「ジーニアスの一杯」をこのタイミングで放出しよう、そう思った。
大体到着時刻を10:00過ぎ頃に合わせるよう前日に連絡を入れるが、何と県南は大雪。
「あの・・・g13さん・・・雪が凄いので・・・遅れます・・・。」
「あぁ、無理しなくて良いからゆっくり来いよ。」
なんてやり取りがあったくらいにして。
この調子だと到着は11:00頃になりそうだ。
多分外待ち10人くらいだろう。
何があっても良いように早めにシャワーを浴び、着替えているとMから電話だ。
現在時刻10:10くらい。
途中経過報告だろう、そう思って電話に出る。
「はいはい。大体南外村辺りか?」
「いや・・・・
もう着きました。」
速ぇッッッッ!!!!!!
「いやぁ~県南抜けそうなところから雪が何も無くなって、ブッ飛ばしたら着いちゃいました。」
いや、お前の食いしん坊パワーだろ、と言うツッコミは保留。
まぁしかし、県南人にとっては、確かに秋田市程度の雪など降った内には入らない。
道案内をして到着すれば、開店前の並びは3人。
現在時刻10:36。
この調子だと、開店は恐らく10:45くらい。
いろいろ含めて・・・待ったと言うことだ・・・。
ありがたや~ありがたや~。
外待ちの最中、ダクトから漏れ出る、って言うか勢い良く噴出される芳しい香りの威力を初体験したMは、
「これだけで飯が食える・・・!!!」
と豪語していたおり、いざ目の前にガチの丼が到着した瞬間、
マスクも外さずに麺を箸で持ち上げた
のはナイショに出来ないレベルの話だ。
この見た目、香りの。
非の打ち所無し!!!
ぬぬぬぬぬぅ・・・やはり・・・
O...MI...GO...TO...だ・・・ッッッッ!!!
何度も説明しているから割愛するが、まずは安定の爽やかな節の香り。
そして雑味の無い動物系スープの旨味の爆弾。
麺もそれ自体にしっかりと味わいがあり、渾然一体となっている、まさに神憑り的なパワーバランス。
お見事以外の言葉は要らない・・・!!!
右から
レアチャー
角チャー
ロールバラチャー
の鬼の三兄弟。
レアチャーは故障の香りが良く、沈めてからのセルフ低温調理で別次元の味になるから、時間差で食べるのを薦めたい。
角チャーとバラチャーは店主の技量しか光らない味付けが施されており、完全に米必須、と言うか、柔らか過ぎて米まで移動させるのが非常に難解。
そして私のナンバーワンメンマ。
別皿提供でそのまま食べ、半分はラーメンにドボンだ。
Mが「モノ欲しそうな顔」をしていたので、半分あげた。
何だか・・・滅茶苦茶感謝された・・・・。
残すはパーフェクト丼を食すまで。
何をどう乗せても美味くしかならない異次元ご飯には、「魔法の卓上辛味」をオンして食べるのが吉。
そして、個人的にとんぼ庵の味玉は、米に合う味玉市内ベスト2(もう1つはオクト)。
Mも真似して移動させていた。
そう、これが正解だからだ・・・・!!!!
ごちそうさまでした。
That's perfect.
もう完成度が高過ぎて、勘弁してくださいラーメン。
瞬く間に行列ができ、私とMが店を出た11:20頃には店内待ちが4人、外待ち8人と、秋田市の平日の昼とは思えない状況だ。
しかし、それはそうなのだ。
何しろここは「とんぼ庵」なのだから。
特製中盛り、レアチャー丼
を食べたMはあまりに美味かったのか、店長が驚くボリュームで「ごちそうさまでしたッッッッ!!!」
と言っていた。
気持ちは・・・分かるぜ・・・・・!!!
車に乗り、感想をあーだこーだ言う。
「あるある」かもしれないが、敢えて言わせて頂きたい。
「マジで美味いモノを食った後」は大体・・・
「語彙力が低下する」
さっきから「美味え」しか言ってねえ・・・!!!!!
goukakuigakubuさん!!!
これが・・・私の実力ですッッッッ!!!
Pちゃんさん!!!
そもそもやる気がないのも原因と思われますッッッッ!!!
カーブを描きたいんです・・・・!!!
SSさん!!!
そちらには名店も多いでしょう!!!
記事になるのを楽しみに待っております・・・!!!
ボウリングは・・・色々しんどいです!!!