YOUTUBEで・・・
美味しんぼが公開中・・・。
ご存じの方もいらっしゃるであろうが、私の料理の先生は
の三部作が筆頭株主。
後半の美味しんぼのテンポダウンや謎展開も含めて受け入れている人間であります。
当然他にも「味いちもんめ・一本包丁万太郎・スーパーくいしん坊・鉄鍋のジャン・江戸前の旬・蒼太の包丁・・・」
数多くあるほぼ全ての料理漫画を愛して止まないが、先述の三部作は単純に知るのが早かったのが大きな理由だ。
さて、話を戻そう。
YOUTUBEである意味見放題、と言うのはファンとすればとても嬉しいことである。
漫画とアニメの双方で人気があるのが間違いなく
トンカツ慕情
なのだろうが、私は違う。
私のオススメは「不器量な魚」や「にんにくパワー」である。
この2つは美味しんぼ劇中において「良く取り扱われる議題の細分化の一つ」であることに着目したい。
前者は「困っている「飲食店」の相談を受け、問題を解決するパターン」
後者は「困っている「スポーツ選手・業界人などの」相談を受け、問題を解決するパターン」
である。
基本的には「悩み事を、料理を軸に解決」が美味しんぼの、いや、料理漫画のパターンの一つで、大別した場合もう一つのパターンが「料理バトル」であろう。
いずれにしろその中でも私がこの2つをオススメしたい理由はたった一つ。
「締めの一言が大好き」
以上だッッッッ!!!
親父にも打たれたことがない人が、不倫相手を打ったりしている昨今、井上和彦大先生演ずる山岡士郎は大きな救いであり、この二話の演技のギャップはまさに見どころ。
あぁ・・・やはり優秀な役者は使い分けも巧みであり
「え・・・マジで親父・・・煮干しラーメンなんて出来んの?!」
と抱いた疑念を晴らすには、食って確かめるのが最短だった、と言う訳だ・・・。
私が入店した際、常連さん2人と話し込みすぎて、その2人の注文の品をまったく作っておらず、私の注文を聞いてから2人の注文の品を作り始める、と言う親父劇場からスタートしたのは、ファンとしては逆にありがたい出来事だ。
結果としてしばらくしてから出てきたがなるほど・・・。りょう馬のエッセンスを残しつつのこの煮干しの香り・・・。
期待できそうだ・・・。
ぬぬぬぬぅぅ・・・・・・やはりなんでも出来る・・・
O…YA…JI…だぜ・・・ッッッッ!!!
本来中華系を得意とする親父だが、それでもたまに食べる限定の味をみれば、その非凡さは十分伝わっていた。
さすが・・・いい感じの煮干しの味に仕上げてくるじゃねーか・・・。
この店ではなかなかお目にかかれない細麺。限定でしか食べたことがないが、このスープであればこのタイプがベストだろう。
バラっと散らした海苔の香りの相乗効果が絶大な威力。
計算も・・・見事だ・・・。
五香粉を伴った角煮のチャーシューは、まさに角煮。
歯なんていらない。いや、たまに「異次元の硬さの角煮」もあるから、やっぱり必要。
これでスープと喧嘩しないことが驚きだ。
最後を締めくくるのは親父特製の辛味。
尋常じゃない辛さであるが故、量には十分に注意しなければならない・・・。
ごちそうさまでした。
「ちょっと・・・今日のは味が濃くて、スープをくれないか?」
「え?!ごめんね!ちょっと待って!!!」
と言い、手を止めてその客にスープ(詳細は不明)を差し出す親父の一挙手一投足からは目が離せない。
今日も厨房内からは延々と「暑いなぁ・・・」とか「アッチッチチ・・・」とか言う独り言が聞こえてくる。
何度も言いますが「ノンフィクション」でございます・・・。
どうしても前半、そう大体「結婚披露宴」くらいまで、いや、詳細な知識があるのはもっと前の巻か。
「もともと私の親父が買っていた」作品の一つであり、その意味で保持のイニシアチブは私には無い。
大学の受験勉強の過程を経て、大学入学に際し他県へ移動した私は、必然的に美味しんぼに目を通す時間も機会も減る。
それでも帰省した際は、新刊をチェックしてはいたが。
まぁ大学入学に伴う引っ越しの荷物移動で
を荷物にする度胸は私には無かった、って言うか、そんな新入生がいたら単純にヤベー奴だ(いい意味で)。
いずれにしろ、だ。
先にも述べた通り、私は前半の知識は多く保持しているが、後半、特に終盤の知識は殆ど無い。
一応しっかり目を通してはいるが、それでも後半はとにかく・・・・
字が多すぎる・・・ッッッッ!!!
ゴルゴはまだいいが、料理漫画を超越した説明の文字数・・・。
ドラえもんくらいにまとめて頂きたい・・・。