休日の激戦区ぶり・・・
どこも盛況だ・・・。
本日は用事を秋田市で済ませなければならないため午前で半ドン。
単純に車の点検である。
購入してまだ二度目の車検も受けていないのだが、すでに走行距離は「皆さんが引くレベル」にまで達している。
そろそろ次の車のことも念頭に入れなければならない。
今のメーカーもちょっと飽きたし、なにしろ購入した当初に比べてサービスの質が低下している。
よってどこかの休みでディーラー巡りでもするか、なんてことが脳をよぎるのだが、それも即座に打ち消される。
何故か・・・緊急的に空腹だからだ!!!
こうしちゃおれん、俺はどこのラーメン屋に行けば良いんだ!!!
さっきから点検するためのディーラーに到達するまでの沿線上のラーメン屋の駐車場・・・全部激混みじゃねーか!!!
そうだ・・・・・・新国道には「例の親父」が店を構える死角的な店が存在する・・・。
土崎方面から向かうと駐車場はもとより、店の位置の判断すら難しいこの店。
私は賭けに出て、その小道を曲がった。
なんと私の大勝利、駐車場ゼロ!!!
私一人しかいない店内で、勝ち戦の様相を噛み締めながら待った、と言う訳だ・・・。
「焦がし系ラーメン」を提供する店は秋田市でも多くない。
富蔵がいい例で、そして富蔵の焦がしは湯気が一っつも出ないのだが・・・溢れ出てるじゃねーか親父ッッッッ!!!
グレーが支配するビジュアルとこの熱波の威力・・・冷静に保とう・・・。
ぬぬぬぬぬ・・・・・・予想以上の・・・
KO…U…BA…SHI…SA…よ・・・ッッッッ!!!
見てたら中華鍋でガンガンに炒めてやがっあなぁ親父ッッッッ!!!
しかし、結果として何をどうしたか全くわからん!!!
湯気がここまで出ているということは、煮干しエキスとスープ、そしてラード系を同時に炒め、撹拌し乳化させた、と言うことなのかもしれない・・・。
とにかく、この香ばしさと、親父の鶏ガラスープと醤油・・・・・・マジで美味いっす!!!
これぞ
「スープに合わせた麺」ではなく
「スープに対抗した麺」の代表例。煮干の香りを中心に据えて、麺の香りを抑えるのではなく、そこに「麺の香りも加えて相乗効果を演出」タイプのラーメン。
挙句の果ての「西山製麺」であるからして・・・その相乗効果・・・ハマってると思います!!!
炒められた野菜と共に喰らう肉は完全栄養食。味と歯応えを楽しみたい。
秋田市の親父集は結果的にメンマの味付けの調整が非常に巧みであることは何度も説明させて頂いたので割愛。
謎の感無量感、に襲われつつ幕を閉じようとしてるな・・・。
ごちそうさまでした。
あれだけ湯気が出ていたのにも関わらず、終わってみればこの蛍光灯の反射具合。
ジワジワと温度が低くなり、脂とスープが分離した結果なのであろうか・・・。
そして個人的には、この親父の店のメニュー、やはり「影武者の方が断然」好みであるからして、もしかしたらもうノーマルを注文することは無いかもしれないな・・・・・・。
気付けば店内には私に加えて5名の計6名。
私を含めた全員がカウンターに座り、すでに食べている客ばかりである。
一応冷静さを保つことが出来ていたため、どうでもいい話であるが、皆様に伝えておきたい。
私を含めてレギュラーメニューを注文している客が・・・・・・
一人もいねぇッッッッ!!!
もう影武者一本で良いと思うぜ・・・親父・・・!!!
ふつ映さん!!!
これぞ見ごとなハイパーノスタルジックと言わねばならぬでしょう!!!
この店構え・・・是非一度来て頂きたい!!!