カンプ・ノウの奇跡・・・
今ではそう呼ばれているのか・・・。
ちょっと、往年のサッカーファンの皆さんに伺いたい。
当時の時点で「奇跡」でしたっけ?
あたしゃあ「悲劇」で記憶してますし、いろんなメディアでもそう報じられていたと思いますが如何でしょう?!?!?
いずれにしろ
バイエルン・ミュンヘンにとっては悲劇
であったし
マンチェスター・ユナイテッドにとっては奇跡
だったということだ。
この試合、特筆すべき点は数多く存在するが、まずはユナイテッドのポジションだろう。
スコールズとキーンが累積警告で出場不可能な時点で、私が監督ならば既に諦める。
挙げ句アレックスはベッカムをOHにし、底にニッキー・バットを置き中盤をダイヤモンドにするという荒業。
ほぼフルメンバーのバイエルンにこんな奇策が通用するはずもなく、実際にジワジワと追い込まれていくのだが、アレックスはパワフルな選手交代で、ベッカムとギグスを本来の位置に戻す。
ユナイテッドの苦肉の策、と思っていたら・・・まさかここで息を吹き返し始めるとは誰が予想したであろうか(マテウスとバスラーを引っ込めなきゃ良かったんだ)。
とにかく、私はこの両チームがとても好きである。
5-2-3と言う当時の私の知識では到底理解に苦しむ謎フォーメーションを駆使し、しかも華麗な展開で横綱相撲のバイエルン。
中盤フラットの4-4-2。そのフラットの適材適所かつ群を抜く人材を配置し、全てが起点になりうるユナイテッド。
書きたいことは山程あり、放っておくと軽く1万字は越えるのでここらで一言述べて辞めておくことにする。
とにかく・・・
エウベルが出場してれば(ヤンカーいい加減にしろ)・・・!!!
そして、この一杯の登場はこの期間における「私にとっての奇跡」だった、と言う訳だ・・・。
まさ・・・この期間に「G系の汁無し」をぶつけて来るとは・・・。
完全に店長の策にハマった私はそのままハマりまくることを決意。
妻を誘って息子を連れていざ決行。
そしてこの見た目と香り・・・この凶暴性はまさにこのときユナイテッドの中盤で言えばロイ・キーン・・・のバイエルンの中盤で言えば当然・・・・・
エッフェンベルクだ!!!
ぬぬぬぬぬぬぅぅ・・・完璧・・・完璧な・・・
A…MA…ME…だ・・・ッッッッ!!!
甘え!!!
この甘さ、最高です!!!
「甘じょっぱい」のトップクラスといえるレベルの美味さは、例の店の油そばくらいしか肩を並べる店が思い当たらない!!!
挙げ句この麺の食感ときたら「かゆいところに手が届く」的なイメージで、二郎よりも優しさを感じることができる。
素晴らしい、の一言です・・・。
この最高の脂。
この脂は「一役買ってる」とか言う次元ではなく、この試合で「負けたのにも関わらずMVPだったマリオ・バスラー」並の大活躍。
とにかくとてつもない仕上がりである。
そしてこの肉よ!!!
箸で綺麗に解け、麺のお供にも最高だがやはり・・・
これが私にとっての正義であり、これが最適解。塩分・油分・・・今日はそんな事どうでいい!!!
俺はこれをも食いに来たんだ!!!
そう、こうなってくるとツイックラーと途中交代して登場した私の愛するプレイヤー、ガラスの天才
メーメット・ショル
と同義である。
今日くらいは胃のキャパやそれ以外の面倒な事柄は忘れ、貪ろうじゃないか・・・。
ごちそうさまでした。
あぁ・・・食った食った・・・。これぞマジの大満足。心と体が満たされていくのが分かるぞ・・・。
またも店長並びに店員の皆様方に色々とお気遣い頂き感謝のしようもない。
こんな店が徒歩圏内にあるなんて、まさに幸運としか言いようがない。
また来ます!!!
ショル
バスラー
ドイツの低迷期(そうでもないけど)を支えた熱い選手たち。
プレイヤーとしてのレベルや技術に関しては文句のつけようがない。
歴代のドイツの選手でも、私が素晴らしいと思うのはこういう選手たちだ。
え・・・何がって?
完璧じゃないところだ!!!
ショルは言った通り怪我多め。タラレバを地で突き進む男。
エッフェとバスラーは・・・・
素行が悪すぎる・・・!!!
強さだけで言えば「ロッベリー時代」のバイエルンだと思いますが、見てて「ある意味も含めて」面白いのはこっちだと思うんです・・・。
Pちゃんさん!!!
ある意味駒田はロマンの塊でした!!!
もずく酢の酢の塩梅でここまで変わるとはこれ如何に・・・。あっぱれはこんなときに最適の店です!!!
ゴリさん!!!
恐るべき横浜・・・・・・しかもリードを許せば大魔神登場で終了ムードですから、ありゃあ強過ぎでしょう!!!
寿司だけではなく一品料理も素晴らしいので、この至福タイムは・・・・・・ひたすら最高です!!!