あのMが・・・
またしても秋田市に遊びに・・・。
この男がこちらに遊びに来るとなればまずは店選びだ。
しかも、これまでとは異なり、私には幼子が一人増えた。
よって、気軽に立ち寄れる店、などということはなく、必須条件の最上段に
座敷の小上がり
が選ばれることになる。
この日、私は仕事を午前で終了させ、一目散に家路につく。
駐車場でMと合流し、妻と息子を乗せて向かうは、秋田の伝統を地で行くと言っても過言ではない伝道の店。
あの謎の乾麺の威力をMに知らしめるべく行った、と言う訳だ・・・。
期間限定 シン生姜ら~めん(大潟村 松橋ファームさんの新生姜とネギの中華そば)
と言う謳い文句を見た私は即断。
到着時には既に小上がり全体を支配するかのような生姜の鮮烈な香り。
Mと妻は「肉そばとチャーシュー丼セット」と言う大変わんぱくなチョイスだが、運転手の任務がある私は食いすぎる訳にはいかぬ。
しかし・・・この生姜の威力・・・最高じゃないですか!!!
ぬぬぬぬぬぅぅ・・・・・・この曇りのない・・・
SE…N…RE…TSU…さよ・・・ッッッッ!!!
スープに事前に天かすでも入っているのかと思いきや、これも全て生姜であったか!!!
しかし、これだけ生姜が入っているのにも関わらず、ただの生姜味になっていないところが、店主の腕の見せどころ。
パーフェクトお出汁&醤油ダレ&生姜・・・・・・お見事です!!!
詳細な説明は割愛。
泣く子も黙る佐藤養悦のラーメン専用麺が火を吹いている。
全開の塩タンメンよりも細めの、まさにラーメン仕様の細麺は滑りの感触が他の店とは一線を画す感じがする。
これが・・・「伝家のお家芸」か・・・。
事前に溶いていおいた生姜は、時間経過とともに「熱さ」と言う調味料に染められて、次第にスープに同化していく。
その鮮烈さは主張するが、香りと味がスープに丸め込まれ、何とも優しさ溢れるスープになるからまさに革命だ。
そしてそのスープを吸い込んだ「麩」・・・最高の・・・「お麩」でございます!!!
ごちそうさまでした。
いやぁぁ・・・これはヤラれてしまいました・・・。Mと妻が注文した肉そばも期間限定と思われるメニューだが、そちらも圧倒的旨味。
チャーシュー丼もろとも、一瞬で卓上から消えていた。
私も一口頂戴したが、「あ・・・次はこれを食べよう」と心に決めてしまう美味さであった。
先日の大雨の影響を大いに受けてしまったものの、この様に復活してくれて・・・本当にありがとうございます!!!
「実際のところ、行くのは30年以上振りってところでしょうか。」
この発言に妻は驚愕。
Mはそれくらい「動物園」に行っていないと言う。
秋田市に存在する大森山動物園。
皆で行ってみよう、と言う事になり突撃。
息子はまだまだの抵抗力であるから、あまり近づかずに見ることとする。
私はMはに「ポイントは虎・象・そしてキリンだ」と伝える。
「久しぶりすぎて何もかもが新鮮かも知れません・・・。」
と言っていたMは、入園直後に・・・
「凄ぇぇぇぇぇッッッッ!!!!!」
と、メインでもなんでもないフラミンゴの群れに感動していた。
当然、虎・象・キリンでは、それ以上のリアクション・・・。
次は水族館かな・・・。
Pちゃんさん!!!
麩入のラーメンは何か得をした気分になるのが不思議です・・・。
そうなんです・・・・・・強者ばっかりです!!!