月に一度の・・・
定期帰省・・・。
顔を見に行く、と言う理由が最も大きいのと、どうしても母一人での作業が困難なモノのヘルプなんかも一因だ。
放っておけば、無駄に脚立で作業をしたり、草刈り機でガンガン草を刈ったり。
これもせめて自宅の庭ならばまだしも
「畑で一人作業」
の可能性があるので厄介。
よって顔を見に行くと言う行為自体はそうなのだが厳密に言えば
「余計なことをしないための監視」
と言えるのかもしれない。
地域の友人連中のコミュニティがあるので、そこまでの心配はしていないが、そもそもそのコミュニティ自体が高齢者の集まり、と言うこともあり、不安な面は当然ある。
いずれにしろ、タイミングが合いさえすれば飯を食うと言う謎の儀式をすることに代わりはなく、母の要望により
またしてもマニアックな店
に突撃した、と言う訳だ・・・。
出ました・・・。これぞ県南あるあるの一つの現象・・・。
取り敢えずラーメンにホルモンをぶち込んだモノを「ホルモン中華・ホルモンラーメン」と命名し、売り出す。
これが県南では至極当然にあり得ることであり、そして何故か、何故なのかは不明だが、どこの店のホルモン煮込みも非常に美味い、と言うところまで共通している。
注文の際に親父さんに「冷やしラーメンにホルモンって入れられます?」と尋ねたが「辞めたほうが良い」と正直に言われたので、温かいモノを。
とにかく・・・久しぶりに食うぜ・・・。
ぬぬぬぬぅ・・・・・・溢れ出す・・・
A…I…SYU…U…の味よ・・・ッッッッ!!!
実はこのラーメン、食べるのが難しいのにお気づきであろうか?
先程申し上げた通り、基本的にはラーメンにホルモン煮込みがブチ込まれている代物であるから、そしてその煮込みの味付けが味噌味であることから、現状このラーメンは
醤油ベースに味噌を投入
しているのと同義になる。
つまり最初から撹拌してしまうと、本来のベースのスープを味わうことなくブレンドスープを飲まなければならない。
よって、先ずはホルモンが見当たらない箇所から攻めるのが良い。
この丁寧な鶏ガラ・・・・・そして野菜の甘味・・・これが未だに生き残っている店の背骨ってことだ・・・。
蕎麦は確か親父さんが打っているはず、うどんは不明。
そして・・・このラーメンの麺も・・・不明だ!!!
だがそれでいい。これぞノスタルジックの代名詞。この黄色が全てを物語り、加えてこの柔らかさ、も全てを物語る。
そう、これは「風情」なのだから・・・。
どこまで煮ればこんなにホロホロになるのか、まさに摩訶不思議メンマを食う。
永源・渕等の「往年の渋み」を実感する深い味で、言い換えれば「ストロングスタイル」。
反面こちらのホルモン・・・流石だ!!!
当然のことながら歯の必要は無し。臭み一切なし。味噌で味付けされ、スープの味を一段上に持っていく熱い存在。
メチャクチャな数が入っているので、そこも好材料だ・・・。
「はい、そこのあなた。何でしょうか?」
「はい、何故ラーメンにお揚げ・キツネが入っているのですか?」
「それはね、これこそが「なをこそばや」だからだよ。」
「はい、そこのあなた。何でしょうか?」
「はい、何故ホルモンが入っているラーメンを注文したのに、別皿でホルモンを頼んだのですか?」
「それはね、自分の食欲に嘘をつきたくなかったからだよ。」
これぞ・・・・・・なをこマジック・・・!!!
ごちそうさまでした。
これぞ納得の味であり、「これで良い」の最高峰と言える味。
正直、この店に関しては「進化」等と無縁であって頂きたい。多くの客がホルモン中華を注文し、また兵は天ぷらと生卵が入った
天玉中華
や
ホルモン天玉中華
「さらにドン」の兵は当然ここにホルモンを入れる・・・。
謎が深まるばかりだぜ・・・・・・。
以前はちょっと歩いたところに駐車場があったのだが、今はもう駐車することが出来ない。
よって店頭に駐車することになるのだが、もはや無法地帯と化している。
もし来店希望がある方は一旦路駐して店内に入り、店長に駐車場を確認すると良い。
ただし・・・・・・オヤジの………例の典型的な・・・・・・
秋田弁&秋田訛を解読せねば・・・ッッッッ!!!
私かharusakikaiさんに連絡ください・・・。
何とか・・・・・・なるのかな・・・???
muraさん!!!
とんでもないです、メニューが多いので正直迷うところはありましたが、おそらくそのラインが良いかと思います!!!
因みに同じく由利本荘の「麺饗 松韻」でもこの時期の限定で提供されていますがが・・・・・・そっちは私も未食です!!!
bollaさん!!!
この量の油なのですが、信じられないくらいさっぱりしているからまさに摩訶不思議!!!
この気温がこのラーメンもっと美味しくしている要因だと思います!!!