実家からの要請・・・
それは「帰宅」を意味する・・・。
そう、要請の時点で理解できること、それは「母一人では困難な案件」が存在すると言うことであり、しかも電話等で何とかなることではない。
話を聞けばこの時期の定番、ご存じの方は
「あぁ、そりゃそうだ」
と、納得しか無い案件。そう、それが
「マルチを手伝ってくれ」
である。
この「マルチ」は英語のmulchingから来ており、畑を、もっと正確言うと
植物を植える(植えた)地表面に、主にはポリエチレン製のシートを敷くことで
雑草が生えにくく
害虫・害獣予防
温度管理
等の効果を得ることが出来る。
そして、農家におけるマルチのニュアンスの幅は広く、この場合の母のコメントは
マルチ(のシート)を畑に敷くのを手伝ってくれ、と同義である。
このシート敷は二人だと随分楽勝なのだが、一人で行うとなると、二人で行う際の「5倍以上の時間と労力」を要すると考える。
敷いて終わりではなく、敷いた後の両サイドを土でしっかり補強し、風で飛ばされぬようにしたり、その後、苗を植える場合もあったり、とにかく面倒な作業なのだ。
しかも、実家の畑の長さは最低でも20メートル。
しょうがねぇ・・・行くか・・・。
上司に事前に伝え、その日の最低限の業務が終了し次第、帰宅。
妻にはその旨伝えはしたが、昼飯のタイミングが非常に難しいことに随分前から気付いている私がいる。
現時点での高速を使わない想定
・14:30頃に実家に
・16:00には作業を終えてあちらを出発
・18:00までには、買い物を終えた状態で帰りたい
しかし・・・・・・現在時刻・・・秋田市中心において12:00・・・。
今の段階で秋田市で昼食を取る場合、待ち時間や駐車場問題もあるため、無駄な時間が掛かる可能性がある。
今日は・・・確か我が友人「M」が休みだったはず・・・。
こんなにタイトな状況でも私のラーメン欲求は甚大であり、店の駐車場での待ち合わせに快諾したM・・・。
これで舞台は整った、と言う訳だ・・・。
「今日の限定は・・・・・・やはり・・・種類が多いですね・・・。」
「あぁ・・・迷うな・・・。」
そりゃそうだ。通常その日の仮にその週の、と言っても通常のラーメン屋ならば限定のメニューは一つ、多くて二つくらいのモノだ。
ところがこのSHUNと言う店に限って、本日確認することの出来る限定メニューが、この担々麺を含め
6つ
であり、私の見解で申し訳ないが「SHUNにしては今日は少ないな。」なんて思ってしまう始末。
この店は二郎系を主軸にしているはずなのに、メインのメニューも豊富過ぎる・・・。
まぁそれらは置いておいて・・・。
この紅白に彩られた太極図・・・レンゲをブチ込むしかねぇ・・・。
ぬぬぬぬぬぅ・・・・・・このベースのスープの・・・
KI…RE…A…JI…よ・・・ッッッッ!!!
これが計算ならマジで・・・ある意味で「担々麺に開花した私」にとっては朗報なのかもしれない。
この担々麺をスープだけ飲んだ状態で分析させて頂くと
・ラー油は自家製かどうかは不明、しかし痺れ系の風味は最高
・ベースのスープが骨太で、ゴマ感は抑えめ
・よって甘さは控えめだが、旨味が凄い
・豆乳か牛乳系の要素で、マイルドに仕立て上げられている気がする(舌バカ御免)
こんな感じだ。
まだ混ぜる前だから、いよいよなんとも言えないが・・・・・・やはり担々麺・・・その店の独自性がヤベえ・・・。
キンキンに冷やされて締まった低加水麺だからこそ、このスープを持ち上げて口に入れた時のバランスは否定の余地がない。
スープ単体ではなく、麺を啜ることで全体の統一感が増すのを実感することが出来る。
しかし、だ。
焦って全撹拌の前に・・・
メンマは常備しているモノと同様だと思う(一口食べて素敵な作戦を思いついたので残りの意見は後述)。
そしてのこの坦々ミンチよ・・・。
そのまま食った印象が「アレ」である以上・・・撹拌すれば・・・最高の「お供」に変貌するであろう・・・。
全撹拌からのこの麺は・・・・。
私は良く「渾然一体」と言う言葉を使用するが、ここまで渾然一体な状況も非常に珍しい。
因みにMと言えば、
「美味すぎた」
と言う理由で、私と同じ注文をしているのにも関わらず、最早眼前に固形物が残されてはいない・・・・・・
そんなマッハ野郎は無視して、最高の米を味わうことにする。
事前にスープを米に掛けておくのが私の流儀であるが、そこに酢を入れておくかどうかは、その店のスープ次第だ。
SHUNの場合の「酢」は・・・必須であると言えるのではないだろうか・・・。
ごちそうさまでした。
今年から個人的に始めた担々麺食べ比べチャレンジ・・・。
既にこの段階で処理が追いついていないほどの種類を味わっている気がする。
これは醤油ラーメンや中華そばと比較しても、差異が大きく、実に興味深い案件である。
とにかくこの冷やし担々麺・・・。「冷やし」であることを良いことに、フーフーする必要がなく・・・
一瞬で無くなってしまった・・・。
冷やし・・・・・恐るべし・・・!!!
暑い・・・・・・。
二人の作業であり、実質比較的早く終わりはするのだがこの天気・・・温度・・・・・・。
冷やし担々麺で冷えた体は一体何処へやら。しかも今私は苗まで植えてしまっている・・・。
まぁ良い、さっさと終了させてシャワーをして帰宅だ!!!
そう・・・思っていた矢先、だ・・・・・・。
私は完全に油断をしたのだ。
暑さでチョイとフラッときてしまい・・・・・・
マルチに穴を・・・・・・・・・ッッッッ!!!!
やり直しましたよ・・・・・・。
goukakuigakubuさん!!!
日乃屋カレーのカレーは日本風の、かなりしっかりしたカレーだと思います。よって、一緒に食べるならばあの蕎麦で正解なのだと思います!!!
Pちゃんさん!!!
あの、ちょっくら立ち読みしてしまうと、予定がズレるでお馴染みのまんが美術館!!!
そうですか・・・エヴァ・・・取り敢えず「ありがとう」を連発するしかありません!!!
そして・・・とんでもないことですし、年一のナイスな企画!!!
ゴリさん!!!
カツカレーという献立はまさにロマン・・・!!!
そのまま食うか、ソースをかけるか、色々考えているうちに無くなってしまっているという魔性の食べ物・・・是非そのお店で・・・カツカレーを!!!
ふつ映さん!!!
フルーツ&野菜の甘味の後に、辛さがくると言う非常にわかりやすいタイプのカレーです!!!
あの蕎麦は、流石に妻もカレーにダイブさせ・・・・・・ネギは完全に残してましたね・・・。