緊急の用事で・・・・・・
実家に戻らねばならない・・・・・・。
ちょいと母一人では難しい案件で、尚且つ電話では非常に説明にしにくい。
よって私はライドオン。
エンジン全開でぶっ飛ばし、実家に戻る・戻りたいのだが、ここで問題が二つ。
一つ やたらと道が混んでいる
二つ やたらと腹が減っている
以上だッッッッ!!!
一つ目を克服するために13号線を回避し、横山金足線を走ろうと思う。
しかし、同時に昼食を摂りたいがために人気店の店の前の確認も忘れない
とんぼ庵 → 待ち10人
大地 → 待ち8人
SHE-HAR → 駐車場に空き無し
東一 → 同上
・・・・。
確かに現在時刻13:00前・・・ある意味では最も中途半端な時間である・・・。
私は・・・意を決した・・・。
ラーメンショップ河辺店
↓
河ドラ
↓
味噌麺屋 無弐
まずはこの流れで大仙市に向かおう、と。
普通に走れば大仙市到着は14:00頃。
仮に上記三店に寄ることが出来なかったとしても、大仙市まで行けばなんとかなるだろう。
しかし・・・胃が持つのか・・・。
結果、どこも駐車場が一杯で・・・何軒かは休み・・・。
「もう、あれだ・・・行きたい店に行こう・・・」そう思った、と言う訳だ・・・。
しな竹に通ってはや5年・・・。
頻繁に行くことが出来る距離では無いし、大仙市は今となってはかなりの群雄割拠。
店の選択に非常に困るのだ・・・。
しかし、スーパーハイレベルかつ安定の一杯を提供してくれる店かつ、非常に行きやすい点で、この店に勝てる店はないのかもしれない。
そして、未だ食ったことが無い塩・・・。
「本当に塩ラーメンの色なのか」問題は置いておいて・・・とにかく腹が減って我慢がならん!!!
ぬぬぬぬぬぅ・・・・・・幻奏の・・・・・・
NI...BO...SHI...ですか・・・ッッッッ!!!
この雰囲気で煮干しの香り全開なのにも裏切られたが、特筆すべき「裏切られ」はこの濃厚で重厚なスープ・・・・・・。
旨味の層が重なりまくっているこの味・・・・・・そしてこの香ばしさ・・・・・・。
香りを操るスパイマスターは何処まで行ってもスパイマスターということか!!!
これは・・・塩ラーメンとは思えん!!!
くろふねさんの言う通り・・・・・・店主の技量恐るべし・・・・・・!!!
よく見る麺のビジュアルと思って侮るなかれ。
何とこの濃厚スープに押しも押されもせぬ力強さ。弾力も楽しいし、スープから立ち昇る香ばしい香りの締めに、フワっと小麦の香りを与えてくれる。
これが計算ならば・・・・・何度でも言おう・・・・・・・店主は化け物です!!!
この二種のチャーシュー・・・・・・同じに見えて味付けから何から全く違う・・・・・・。
右のしっとりあっさりチャーシューと対比の関係に位置するかの如く、左のチャーシューの香ばしさと味わい。
こう言う味の変化、もはや「転調」と言って良いのだろうな・・・・・・!!!
見た目は茹で卵、しかしそれも見た目だけ。
一体何で漬ければこうなるのか、と自問自答を繰り返しても「塩麹」くらいしか出てこない私の引出しは実につまらないモノなのかもしれない。
そして、煮干しの大海原には海苔というお似合いの連れがいて、何より相応しさがそこにはある。
海苔マシ・・・・・・これが今日の後悔(航海)だ!!!
ごちそうさまでした。
放っておいたら余裕で完飲案件のスーパースープ。
余計な味変をするまでもなく、眉間にシワを寄せて飲んでいたら気付けばこの減りよう・・・。
安心安定の結果を辿ったと思ったのだが、結局そうではなく、感動すらも痛感することになったことは、単純に幸福と言えよう。
閉店間際であったが・・・店長ありがとう!!!
母から書類をもらったり、渡したり。
記入したり、別の場所に持っていったり、と細々所要を済ませる。
なんだかんだで1時間以上掛かったが、問題なく終了し、私は家路につくことにする。
約一時間後、ようやく秋田市に入り、しかし帰宅ラッシュの秋田市は運転が面倒である。
市内に向けて13号線に合流してすぐのことであった。
妻からLINEだ。
その内容は確かにシンプルではあったが、実に面倒なモノであった・・・・・・。
「シャトレーゼ寄ってきて。」
反対車線は嫌じゃァァァッッッッ!!!!
この時間は・・・・・・マジで・・・・・・嫌だ・・・。
Pちゃんさん!!!
全く仰る通り!!!素晴らしい麺で、感動しましたよ!!!
ダンスに夢中になるしかありません!!!