久し振りの土曜・・・
狙ったかのような寝坊・・・。
最近ゆっくり寝る時間もなく、やたら早くから駆けずり回ることが多かった。正月からの冬休みなんぞ関係ない仕事は周囲の雰囲気にめげてはいけない。
しかし、久々、目覚ましを掛けずに寝よう、などと言う安直な発想は起きた段階で私の脳髄を直撃。
10:30・・・・・・だと・・・・・・ッッッッ!!!
特大の寝坊をかました私は買い物の用事も一旦諦め、とにかく減っている腹をなんとかしなければ、と思う。
妻を乗せた車はまずとんぼ庵に向かうが、とんでもない大行列。同じ様にSHEーHARに向かうがこれまた同じ様に大行列・・・!!!
であれば、だ。
そこだって空いているとは思えないが、充実した駐車場を完備する「あの鶏出汁マスターの店」を選ぶのも致し方なかった、と言う訳だ・・・。
鶏出汁マスターの店での初挑戦。実はここのまぜそばは隠れた(いや、隠れてなんていない)素晴らしいメニュー。
オリーブオイルの代わりに鶏油を使った和風ペペロンチーノ
と同義語っていうか、正直ペペロンチーノよりも格上だと思う次第である。
今日はそこに煮干のエッセンスをプラス・・・・危険な事態になりそうだぜ・・・。
ぬぬぬぬぬぅ・・・これは確実にFIFAランキング・・・
I…TA…LY…超えだ・・・ッッッッ!!!
面倒なので英語表記にしてしまったがそれはそれ。
私の中ではこの塩ダレで何らかの茹で麺を食べれば「全部美味いんじゃないの?」なんて言う安直な意見まで出る始末・・・。
アーリオオーリオ・・・知るかぁッッッッ!!!
「美味いタレと和える」
これで十分だぜ!!!
フルノーマルからの麺を引っ張り出して、口に含めば、素敵な煮干の香りがズドン。
それをいい意味でかき消すかのように鶏油の香りがズドン。この香りと同時に塩ダレの旨味と、平打にされた麺の甘ささがズドン。
飲み込んだ先にあるのは、目を閉じて感謝・・・・ではなく・・・
二口目の箸を速く動かさねば
と言う欲求のみである・・・・。
撹拌の前の確認を怠ってはならない。
満開のお家芸、鶏の胸チャーシューと未だ不明な「ハムとベーコンの間」みたいな細切れチャーシュー。
一旦それぞれ食べてみると分かる。ここの店主の仕事の凄さが。
結局素人が作る鶏胸の調理の限界を思い知らされる胸チャーシューは味から歯ごたえから、まさに異次元。
同じ様にこの謎肉・・・米案件だ・・・。
海苔、小ネギ、手前に存在した玉ねぎとそしてこちらも満開のお家芸の細切りメンマ。
このメンマ・・・マジで美味いっす・・・!!!
この店の残念なところはTPが出来ないことだ・・・。
メンマ×2でも良いくらいなのに・・・。なぜかと言えば・・・混ぜたら存在感が・・・!!!
撹拌しまくったら、とにかく延々啜る。渾然一体の味の妙は表現に苦しむが、とにかく語彙力がなくとも
美味い
だけは変わらない。
そして私のようなジャンク野郎は、事前に温玉を米に避難、ついでに細チャーとメンマも避難。
最後の最強飯に挑む、そう言うことだ・・・。
しかし、満開のまぜそばは「基本的に温玉と混ぜることが前提」であるため、そのまま食うとしょっぱいかもしれないから・・・そこは自己責任だ・・・。
ごちそうさまでした。
パーフェクトな味はパーフェクトなライスマネジメントの演出につながる。煮干があればより和風になるし、ノーマルの塩まぜそばも美味いが、当然ただのまぜそばも異常。
とにかく鶏の扱いが巧み過ぎる店主の一杯は、鶏好きには是非お薦めしたい。
残念なことは・・・「和え玉が無くなってしまったこと」・・・これに尽きるぜ・・・。
買い物を終了させれば既に日は落ち加減。
日照時間がえげつない秋田の夕方は「夕方と言う言葉を使用してはいけないのでは?」と思うほど短い。
って言うか認識不可能。
一瞬でロンドン風になり、一気に漆黒の到来だ・・・。
気づけば道路は凍り、余談を許さない状況。
いくら自分が一生懸命気をつけたとしても、相手が来てしまったらどうしようも無い・・・。
そんななか・・・駐車場に戻れば・・・あの「いつもの音」が聞こえる・・・。
確かに溶けたは溶けたが、地味に日陰には残り、車に影響を与えているのだ。
そう・・・恒例の・・・
スタック音・・・ッッッッ!!!
あの空転の音は「助けてくれ」と同義語。
トランクに入っているタオルケットが役に立つぜ・・・。
hyakuman_amaneさん!!!
入れるんならばあれくらい投入したいですね!!
仰る通り・・この油そばと海苔は・・・・異次元の相性でございます!!!