秋田の家系ニューウェーブ。
それが「麺屋 千鶏」。
以前紹介させて頂き、他のSNSでもかなりの大好評(私の影響力は関係ない)。
当然だ。
秋田という家系砂漠に突如として現れたただのスーパーオアシス。
一度足を運んだ人間の心を、鷲掴みどころか「最早アイアンクロー」なのである。
しかも学生に関しては「永遠ライス」と言う、無料かつ無限にライスをお代わりしても良いというシステム。
我々の様な人間にも「無限ライス(100円)」の食券を購入すれば、いくらでもお代わり出来るという、まさに「ゆたこさんの天国」と言って然るべき店である。
この翌日、実家の法事を控えていた私は、仕事終了後にライドオン。
前回も同伴したMに
「来るか?」
と誘いをすれば、即座に
「当然でしょう」
等と言う返答が返ってくる始末。
前回の家系系、で攻めようと思った心をグッと堪え、今回はエッジの効いたモノを注文した、と言う訳だ・・・。
・・・・・。
実に・・・澄んでいらっしゃる・・・。
食べた万人が「飲みの〆」と表現する一杯を、ただの晩飯に持ってくる辺りが、私の悪行たる由縁だが・・・。
この鶏の澄んだ香りと、時折漂うしじみの香りは、酔いどれだけではなく、シラフの人間をも誘惑する威力がある・・・。
さて・・・。
ぬぬぬぬぬぅ・・・これはまさしく・・・
KO...U...KO...TSU...の一杯・・・!!!
店長ォォォッッッッ!!!
こりゃどういうこっちゃ!!!
この澄んだスープからは想像も出来ない、力強いボディを感じさせる出汁のパワー・・・。
そしてフンワリと鼻孔をくすぐり、しかし、存在感を示すしじみの風味・・・。
これは本当に・・・家系が専門の店なのか・・・!!!
この何と言うか・・・千鶏の麺の「良い意味での柔らかさ」に没入する自分がいる・・・。
この胃に何もダメージを与えないであろう穏やかな麺が、この化け物スープすら聖母の様に包み込むのは、店長の鬼の手腕か。
Mはと言えば、既に特盛の半分以上が喪失・・・。
コイツは多分・・・噛んでねえ・・・!!!
オルニチンの大量摂取により、飲んべえたちもここでの回復を図ることができるであろう。
最早しじみは出汁となり、旨味を殆ど残してはいないかもしれないが、スープに残留する旨味は計り知れない。
なぜならば、しじみの旨味は貝類でもトップクラスなのだから。
そして、そんなスープに海苔が合わない訳がないのである。
しかも家系の店・・・海苔のスペシャリストだ!!!
親鶏のあの硬さの名残を残しつつ、しかし、味は今まで食ったことがない程の最高のAMAME。
Mも言っていたが
「ご飯を頼まなかったことを後悔した」
との言葉は全くもって同意である。
味玉は完全に問答無用。
あまりの美味さにここから米を注文しても、神にも許されるレベルのモノである。
ごちそうさまでした。
あわやの完飲。
アラートが鳴りっぱなしだったが、すんでのところで我に返る。
こんなに澄んだ素晴らしいスープの、メインが家系ってのはどう言うこっちゃ・・・。
次回は間違いなく濃厚を攻めるとしても、この店のラインナップ・・・。
一筋縄では行かない、と言わざるを得ない・・・。
「有り得ないですよね。」
「全くだ。多分この店も「何を食ってもヤバい」ラーメン屋だ。」
店を出て直ぐの、私とMとの会話である。
淡麗から濃厚まで、万事を司るラーメン屋が何故大仙市に・・・。
ここまで来ると
中華そばde小松
しな竹
MOSH
今野
などと並び、大仙市を象徴するかつ
「何故秋田市に無いのだ・・・。」
と羨望の念を通関せざるを得ないレベルの店だ。
Mと待ち合わせで来ていたので、それぞれの車に乗り込み、それぞれの実家近辺のローソンに寄って、晩酌の肴を購入する。
私は適当なチューハイとからあげクンを購入。
Mがなかなか店から出てこない・・・。
私が店頭で待っていると、このご時世には不釣り合いなレジ袋の大きさのモノを持ち、登場だ。
そして、やはり、この男の胃袋の大きさを痛感することになる。
コイツはさっき、特盛を一滴残さず平らげたのに・・・
「いやぁg13さん・・・あれだけのあっさりですから
足りないと思ってホットスナックを買い占めちゃいました。」
・・・・・・・・。
コイツの葬儀には・・・皆様の参列をお願いしたい、そう思った・・・。
muraさん!!!
マジで・・・相当焦りましたが・・・何とか間に合って良かったです・・・。
そうですね。
音の間違いは私も多くて・・・。
ドラムを叩いていたせいで、多少左耳が悪いのも影響していると思います。真顔で間違えるので、周りが吹き出すということも珍しくありませんでした!!!
とにかくドラえもんが大好きで、実はあんなに頭を使う漫画も珍しいと思っております。
人が作った中華は・・・何故か最低3割増しなような気が・・・!!!