県南では間違いなくこの店。
それが湯の台食堂。
私の知るラーメン屋をざっくりと
県北
中央
県南
に三分割した場合、とにかく行列が絶えないのが
麺工房 やびな
麺屋 とんぼ庵
湯の台食堂
であると思う。
私のブログを読んで下さっている方々の中には
「あれ?陸王は?」
なんて小粋なツッコミを入れてくれる方々もいらっしゃるだろうが、陸王は・・・なんて言うか「良い意味でジャンルが違う」と思うのだ。
いずれにしろ、上記三県の共通点は
とにかく混む
とにかく並ぶ
昼営業のみ
である。
よって行く際はかなりの覚悟をせねばならぬ。
今回インスタがどうのこうのよりも妻の「湯の台愛」が爆発。
決行と相成った。
であれば、無論狙うはポールポジション。
妻が多少遅刻をしたが、9時過ぎにライドオンからのにかほ市へ向かう。
予報通り雨が振ってきた・・・。
このまま外待ちとなれば、なかなか面倒だななどと思いながら駐車場に到着すると、ガッツリのポールポジション獲得!!!
挙げ句、外側に券売機が導入された事により、外待ち用の屋根とカーテンまでが装備されている・・・。
完璧な一番乗りに至った、と言う訳だ・・・。
「鳥海産」
と明記する辺り、なにかプライドのようなものが伺えるのは私だけだろうか・・・。
しかし・・・コレは一体何と言うビジュアルか・・・。
左側に見えるはフキの乱舞、そして・・・
ここで正確な情報が入りました。
先述のフキも完全に調理済みで
フキの味噌和え、そして奥から
ゼンマイのナムル
ウドのきんぴら
ワラビの醤油煮
そして、新生姜が糸の如く散らされ、その下には自家製のメンマが・・・。
こんなにも手のかかるラーメンがあって良いのでしょうか!!!
ぬぬぬぬぬぬぅ・・・まさかの「餡」タイプ・・・そして・・・もはや・・・
KA...I...SE...KI...料理・・・ッッッッ!!!
ちょっと待てい店長!!!
こりゃあ懐石料理で「しんじょ」とかに掛かっている餡並みに繊細!!!
マイルドな出汁とマイルドな醤油が香り、そして冷やし専用だという香味油が全体をよりマイルドにまとめ上げている・・・。
なるほど・・・こうすることで、山菜全体と混ぜ合わせても喧嘩しないばかりか、相乗効果を生み出すって寸法か・・・。
恐るべし・・・!!!
ご覧くだせぇ・・・。
このとろみの光沢を・・・!!!
纏いまくってはいるが、ギンギンに締められた歯応え全開の味も素晴らしい。
小麦の味を主張しつつも、このマイルドなスープの邪魔は一つもしていない・・・。
落ち着いて・・・よく噛んで食べないと・・・。
うわぁ・・・。
混ぜたらレベルが跳ね上がりやがった・・・。
ウドの苦味を、きんぴらと言う調理で抑えている。
フキの鮮烈さを、味噌という味の強いもので抑えている。
ワラビは上の二つほどではないから、シンプルに調理をしている。
ゼンマイは他に比べれば、特に自己主張がある訳ではないからナムルで逆に存在感を。
ここまでの計算を・・・。
これは・・・五感がと思考がぶっ壊れる・・・。
完全に燻製みたいな香りをプンプン出すチャーシューは、口に入れれば、山菜に負けそうになる私を、ラーメンの側に一気に引っ張り戻してくれる。
もう、なんか・・・やたらと美味いハムを食っている感じもする。
味玉はそりゃあ最高よ・・・。
食うのが勿体ねえぜ・・・。
ごちそうさまでした。
先に言っておきます。このラーメンは残したらいかん。
後半全てが溶け込んだスープ。
一体いくらの価値があるのか・・・。
実際、1050円という価格のラーメンではあるが、店主が朝、鳥海山の麓に入り自分で採ってきたモノを厳選し、調理しているのだ。
そう、味だけではなく
クマに遭遇するかもしれない危険手当
も含まれているとお考え頂きたい。
そしてもう一つ、マジで美味い山菜だから、今後中途半端な山菜を口にすることができなくなると言う恐ろしい弊害を持つ。
最高でした。
また・・・必ず伺います!!!
完璧な昼食を食べ、しかし、道の駅でデザートなりなんなりを腹に入れた我々は、何故かラウンドワンに向かうことに。
まずは卓球。
すでにラリーを続けようとしている段階で、額には汗が滲んできた。
もう何年も来ていないし、私は年齢的にも体力的にも厳しいが、とにかくあの
スタックライン
これ難し過ぎるでしょ!!!
30秒間バランス取れだぁ?!
5分もやってりゃあ筋肉に既にダメージが。
バスケ
サッカー
バッティング
ピッチング
等など、ガムシャラに手を出し最後にメダルゲームの無料引換券と、UFOキャッチャーの無料引換券を貰う。
私はもう両方に特に興味はないので、妻に預けてブラブラと徘徊。
しかし、一つ不安なことを思い出した、
妻は根っからのUFOキャッチャー野郎&呪術廻戦野郎。
マズい・・・放っておくととんだ散財の可能性が!!!
まだ別行動から10分ほどしか経過してない。
私は下に降り、ジャングルの中に妻を見つけると妻は予想通り・・・
両替機に札を投入直前ッッッッ!!!
落ち着かせてやめさせた。
すでに大分使ったとのことだったが、怖くて聞くのはやめた。
因みに、バトル相手は「宿儺のフィギュア」・・・。
Pちゃんさん!!!
ここの団子と大豆製品は完全に外れがないですよね!!!
私は最近はここがメインで、蕎麦はついで、みたいになっております!!!
大石田の蕎麦街道も・・・かなり危険ですけどね!!!
bollaさん!!!
たまに食ううどんはなかなかです!!!
はなまるや丸亀の方がもちろんうどんそのものは美味いですから、なんとか上に乗せるモノや出汁を工夫しております!!!