g13longkillの飯(ラーメン・居酒屋)

食事の感想と料理のレシピです。好きなブロガーさんの記事に酷似しているのは御愛敬

麺家 麺四郎 たまり醤油




















飯を作りたくない。

















と言うことらしい。


















賄い担当の急遽の謎の発言により、私は急に昼食難民に。
バカ上司と食卓を囲みたくない私は、逃げるように車にライドオン。



颯爽とアクセルをかますのだが、如何せん既に13:00。
結構な空腹感に苛まれた私は、そこまで長距離ドライビング出来る体力が無いことが判明している(腹減り過ぎ)。



よって、ある意味最も近場、と言って良いのかどうか迷いはあるが、能代の「そろそろ老舗」と言っても良いくらいのラーメン屋を目指したのだ。


さすがに朝から昼までが通し営業。
そして夜営業もしているこの恐ろしい店は、インター入口だが入り辛い駐車場、と言う謎の立地ではあるが、客の入りは上々。



この店は「白神ネギ」と言う秋田のネギ推しの店である。インスタに乗っている画像もほとんどが


「白神ネギ味噌ラーメン」


である。




しかし、だ。

私はご存知ひねくれ野郎。
そんなモノは食わない、と言う訳だ・・・・。





















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もうメニューが「たまり醤油」ってだけで決めてしまったのだが、コイツにも少量ながら乗っている白神ネギ。


この店もだが、「節操がないと言えるレベルのメニューの豊富さ」を誇るので、即断力が求められる。

しかし・・・このタイプにキクラゲがあるってのは、なかなか見ない。

さて・・・。




















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ぬぬぅ・・・・・・って言うか・・・・・




































TO...N...KO...TSU...醤油じゃねーか!!!






















成る程成る程、この豚骨に負けないようにたまり醤油を使っているならば、大いに合点がいく。

たまりのパワーも相まって、多少「味噌感」もあるので面白い。

さすが、考えていらっしゃる。
そして、決して悪くない。














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こちらも成る程。
製麺所を隣に構え、自家製麺を提供。

このラーメンは細縮れであるが、他のラーメンはどうなのだろう・・・。

しっかり使い分けているとすれば、やはり危険な証拠。


因みに「白神ネギを練り込んだネギ麺」もあるので、ネギ好きは是非注文して頂きたい。














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とんこつ系の風味が感じられるのであれば、俄然存在感を示してくるのがこのキクラゲであろう。

点と点が線になった、と言うことだ。


チャーシューは思いの外美味い。
見た目通りのジューシーさは、画像からでもお分かり頂けるのではないだろうか。















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しっかりと味の付いた茹で卵

→味玉


なのだが、メニューのTPにちゃんと味玉がある。
同一か否かの確認を怠る時点で、私はポンコツ以外の何者でもない、そう言わざるを得ない。















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ごちそうさまでした。

いや、意外や意外。
ちょっと舐めてた私は、良い意味で裏切られた。


秋田県人は謎の洗脳により「ラーメンと言えば味噌ラーメン」と言う概念を持つ者が決して少なくない。
よって、秋田の「味噌ラーメンを売りにしている店は大体怪しい」が私の方程式で、そう言う店に行くと私は十中八九「味噌以外を注文」する。

だって味噌って結構ワンパターンだから。


そこまでして失敗するケースも勿論少なくはないが、今日のは確実に「アタリ」と言える。



まとまっているラーメン屋・・・強いな・・・・!!!




































私が食べ終える頃、三人の若者たちが入店。


ファットな子と、中肉中背な子、そしてガリガリの子。

こんな熱い組み合わせの眼鏡男子三人組。




「ご注文をお伺いいたします。」


と言う元気な女性店員さん。





中肉中背の子が答える。

「えっと白神ネギ味噌ラーメンで。」




続け様にガリガリの子が、全く想定外であった「野太いダミ声」で


「とんこつ広東麺、大盛りで味玉トッピング。」





まさかの返答に、私どころか店員さんも「ちょっと聞き返し気味」の対応。

さて、ここまでで十分にフラグは立っている。
二番目でこれだ。
三番目のファット君には期待しか高まらない。

JAPAN伝統の三段落ち、がくるかどうかの楽しみを胸に、そして完全にツボにはまったときに「液体を口からブッ放さない為に」私はレンゲを置き、コップをとおざけてしばし待つ。




「え~っと僕は・・・・・・・」




待て待て待て・・・・・・・・!!!!!
お前の声のキーの高さはなんだよオイッッッッ!!!

そして一人称ッッッッ!!!!!
「僕」かいッッッッ!!!!!!


もう注文の前で「オチた」様なモノであるが・・・








「・・・基本的にほとんどのラーメンにネギが入ってるんですよね?」



「はい、そうですね。」



「じゃあ和風醤油の・・・・・





































ネギ抜きで。」





































ネギ推しのラーメン屋だっつってんだろうがァァッッッッ!!!!!


















さすがに店員さんも


「ネギ・・・抜くんですか?!」



と、「じゃあ何でウチの店に来たんだ?テメーは?」と言う空気を感じさせる気迫溢れる対応を見せはしたものの、あえなく無念。



店員さん・・・アンタは頑張った!!!!!!
















Pちゃんさん!!!
マジでどういう事なのかサッパリです!!!
どういうつもりで・・・伊勢海老・・・・。
流石、陸王の店長、と言ったところですね・・・!!!



SSさん!!!
このコッテリの粘土は異常です!!!
食べるととても幸せなことになります!!!
伊勢海老・・・・さすがに一見は無理だと思いますって言うか・・・私が食べたいッッッッ!!!