久し振りにCDを買いに行った。
タワレコなんて何年ぶりであろう。
足を踏み入れると、そこは私の知るタワレコではない。
「何ここ?CD屋じゃなくてパネル屋じゃねーの?」
と疑いたくなるほど、誰だか分からん連中のパネルがところ狭しと並んでいる。
挙げ句、ソイツらのCDしかねえッッッッ!
これも時代の変遷か・・・。
曲だけあれば良い、と言うのも最もだ。
「そこまでこのミュージシャンは好きではないが、この曲だけ聞きたい」なんて日にゃあ、ダウンロードやレンタルは必須であると思う。
しかし、本当に求めるならば、やはりCDでと言う考えはもう古いのだろうか・・・。
データ配信にしよう、と水面下で動いていた約20年前、我先に、ではなく「辞めた方が良い」と声を大にして運動していた
この二大巨頭の声に耳を貸すことが出来なかったのが悔やまれてしょうがない。
まぁ二人とも生音とMP3の音質を余裕で聞き分けられる程の連中。
フォンやスピーカーが高性能になればなるほど、その差は大きくなるが・・・。
やはり、もしかしたら、そんな風に音楽を聞くのは最早マイノリティー(グリーン・デイを歌いましょう・・・)。
ただ、そこまでして私が聞きたいバンドがPASS―CORDと言う、随分デジタルサウンドなのも実に皮肉なことであろう。
やっぱ、オートチューンって便利だよね?なんて言ったところで「歌唱力ない奴が誤魔化しで使う奴でしょ?」と言う反論はしないで頂きたい。
おじさんは泣いてしまうのである。
歩き疲れた私は・・・早い時間に一杯ヤろう、そう思っただけなのだ・・・。
ド頭から
麦ソーダ割り
で、決めに行くバカはこのお通しを愛した。
カボチャ
ピーマン
ひろっこ
の、ぬた。
なんて良い感じに仕上げるんだ!店長!
ガツ刺し、久々のガツ刺し。
美味え・・・・・・・。
ナナイチ店内は社長の個人的な趣味で80年代後半中心のj―popが延々流れている。
何故かこのタイミングで夜明けのブレスがかかる。
まさに哀愁しかない。
酔っ払った勢いでまさかのガツ被り。
ガツポンを頼む。
タマネギの効果が目覚ましい。
ここで妻が合流し、焼きそばにがっつく。
少し離れた若い女性客が「隠れラーメンフリーク」と言うことが判明し、店長と謎の盛り上りをみせる店内。
熱いぜ!ナナイチ!
ハムカツ大先生は、皆の味方。
無駄にごく厚も、貧相なくらい薄くてもハムカツはハムカツ。
どうあっても旨い。
そして、ソースの暴力。
今日も、飲んだ・・・。
ごちそうさまでした。
例のヤツのせいで、従業員さんが既に2月に退職されていた・・・。
仲良くしていた方なので、大変残念って言うか残念の極み。
連絡先を店長から教えて頂き(本人の許可も得た)、今度約束を果たすことにした。
飲みすぎてこの店での会計が過去最高だったことは妻には内緒にしておこう。
結局、ネットのタワレコで、欲しいCDを注文した。
結構、休みの日に足を使って探す、と言う行為が好きだったのに・・・。
移り行く時代・・・。
なにか、残念だ。
おや・・・・・妻からLINEが・・・・・・
「帰りにセブンでヨーグルト買ってきて。」
変わるモノと変わらないモノがある、としみじみ思うのだ・・・。