先日の話だ。
大雪の予想をし、早朝から出社の準備をする。
玄関の扉を開け、悪い予感が頭をよぎる。
「やべぇ・・・・50cmはいってるな・・・・。」
積雪事態は気合いで何とかなる(アバラは痛いが)。
しかし、駐車場から「道路に出るまでの雪」を寄せるのに、少なくとも1時間以上は掛かるし、路面状況を考慮すれば到着までに、大分時間が掛かる。
まぁだからこそ早起きして準備をしているのだが、大きな不安がある。
それは・・・・・・「秋田市の人間は意外と雪を舐めている」と言う事だ。
駐車場に行くまでの道程で、不安は確信に変わった。
ブォーーーン!ブォーーーーーン!!!!!
タイヤの空転音・・・・・・。
時間通りの出社は難しいかもしれない・・・・。
駐車場に到着した私を、絶望に陥れた景色は・・・
車二台・・・・・・・・ッッッッ!!!!!!!
即救出しようとするも、私1人では厳しい。何せアバラ骨折野郎。力が全然入らん。
て言うか痛ぇッッッッ!!!!!
いずれにしろ、タイヤの付近を掘り起こしてタオルを噛ませ、私が運転を代わり必殺のラッセル走法により、まず1台エスケープ。
続く2台目も同様に、今度は助っ人が4人増え、盤石の体制でKONISHIKIバリのプッシュ!
圧勝である。
しかし、既に40分経過。
しかもアバラの痛みが酷くなってきた時点で、無理な雪掻きは不可能に。
出社断念の連絡をし、そのまま皆のヘルプ兼雪掻きをする事3時間。
私は疲れたのだ。いや・・・・・・
手袋が死んだのだ・・・・・・ッッッッ!!!
あ・・・・・れ・・・・・・・??????
俺はドンキに手袋を買いに来たのに・・・・???
何故目の前にラーメンが・・・・・・・。
しかも「すたみならぁめん」だと・・・・。
そうか、私は無意識に精のつくモノを欲していたのか・・・。
これなら「暖」も取れるし、いい塩梅じゃないか!
ぬぅ・・・・・・・。
良いじゃないかッッッッ!!!!!!
よもやの甘辛ラーメン。
私の好きな「甘さ」がビシビシ伝わってくる。
日本人向けのキムチ的な要素から、酸味を引いた感じだ。
ニラとモヤシだとグンバツの相性だろう。
グンバツでした!
この細切れ肉も、実に良い。
こう言うラーメンにはチャーシューたるモノは要らん。こう言うのがええんじゃ!
このスープに「細」の「縮れ」でくるとは良い度胸だ!
何より美味いッッッッ!!!
暖かい!
そう、暖かい!
ん・・・・・・・・割に・・・・・辛さが足りん!
一味を大量投入し、ラー油を3周。
これくらいじゃないといかん。
でも、まだ「汗をかく」ところまではいかないな。
しかしどうだ、今さら気付いたが「ニンニク欠片」が次から次へと麺に絡んでくる。
これ・・・・ニンニク何個分入っとんじゃ!
私の不手際による卵黄の破裂により、今まで蓄積された辛味が中和される事態に陥る。
直ぐ様卵黄を麺に絡め、レンゲで掬うが、時既に遅し・・・。
ごちそうさまでした。
すたみな = ニンニク
と言う訳では無いだろうが、単純に好きな味だった為、体力が回復したのは言うまでもない。
そうじゅんも、この雪のため材料の配達が遅れ、開店時間が遅れたとのこと。
この、ドンキ内にある「そうじゅん」。
3キロ圏内に
陸王・五作ラーメン・佐々木屋・潤・ドラゴン食堂・ブッチャーノ・鳥若圓・紀文、等々
そうそうたるラーメン屋の激戦区に居を構え、現役バチバチにヤれていることからも「実力がある」ことは伺えると思う。
元気屋系列・・・・・・中々危険な存在だな・・・。
帰る途中、至るところからパトカー・救急車・消防車のサイレンが聞こえ、鳴り止まない。
もしかしたら、明日の出社も厳しいかも知れないが、まぁそれはそれ。
1人いないくらいで破綻するような会社は、逆に言えばソイツに頼りすぎ。
さぁ、始めよう。
雪掻き第二幕ッッッッ!!!!!!!!
コートが乾いてからね。
SSさん!私も・・・分かりません!
酒は百薬の長・・・・・・だと思います!