実家に用事があり、用を済ませ直ぐに帰る予定であった。しかし、県南ラーメンを食べる機会でもある。未だ私にとっては未開の地。ここ10年は天一位しか行っておらず、最近開拓し始めている。
まぁ「旨いラーメン屋何て無い」と豪語した友人と前回さとうに行って以来なので、またもや大仙市で探すことにした訳だ。
17:30集合として待ち合わせたは良いものの17:32にLINEで「少し遅れる」とのこと。その間ブログを書き終えてしばらくしても連絡は無い。
気付くと何と18:40。
おいおいこいつの「少し」って何なんだ。
まぁ別に気にしない。ただ、行きたかったラーメン屋の閉店時間が20:00。我々の計画は事実上破綻した。ここからだとどう考えても40分。ゆっくり食えないのだ。
さて、 候補はいくつかあるがある程度遅くまで開いている店は・・・・・・
は?!
閉店2:00????
そんな殊勝なラーメン屋あるんか!
どうやら飲み屋街にあるためこんな時間設定に。
友人は魚介とんこつ醤油スペシャル大盛りチャーシュー味玉トッピング、チャーシュー丼。
何かの技の名前か。
ステップオーバートーホールドウィズフェイスロック。STF並みの注文。やはりこいつは危険である。最早天一並みのドロドロ加減、非常に旨かった、と後に言っていた。
私は女将一押しの中華そば。
非常にキレのあるヴィジュアル。鶏の香りが良い。
ただ、カウンターに並んで客は二人。こちらは勘違い上等のヴィジュアル。
気持ちの悪い絵面である。
シンプルイズベストを地でいくような味わい。一回は必ず食べたことのある奴のトップクラス。「ラーメン」よりも間違いなく「中華そば」
ん?
この後味は...。何か不思議な後味である。コクと一言で言い表せるものでは無い。そして私には語彙力が無い。
馬鹿の遠吠えである。
隣の男は激熱のラーメンだったらしく思いっきりむせている。当然ながら無視である。
これは真っ向勝負。藤川バリのドストレート。いや、カカのドリブル、スコールズのミドル、ペイトンのカットイン、中西のアルゼンチン、アーツのハイキック、ゴルドーの顔面り、高橋義生の掌底、山下のケンケン内股、角田の手足の短さ、サンプラスのS&B、デュランダルの末脚、ラーズ・ウルリッヒの2ビート、トム・モレロのスクラッチ、チャドとフリーのセッション、DAITAの小指ハンマリング、角田の人望の無さ、豪栄道の電車道、貴ノ浪の変則取り組み、水戸泉の塩、鬼雷砲の髷、琴稲妻の髷、味皇の米のサラダ、中江兵太の雑煮、坂巻の石塔返し、「こころ」の先生、「城の崎にて」の脊椎カリエス、角田の悪のレフェリング・・・・・・・・等々挙げればキリが無い。
そして隙も無い。
むせたのが落ち着いたのか、今度は音もたてずにゆっくりすする隣の男はビラビラの麺に絡みまくるスープに苦戦している。珍しく食うのが遅い。
鬱陶しいのである。
角田もな!
豚チャーシューと鶏チャーシュー。
これがとんでもなく旨かった!
何でこんな旨いの?とゆっくり噛み締めていると、トッピングチャーシューをチャーシュー丼にのせて破顔しながらカッコんでいる隣のチャーシュー野郎がサムアップしたのを無視したのは言うまでもない。
実に鬱陶しい。
味玉トッピングで計1.5。至福であります。淡い味つけがシンプルスープに実に上手く適合している。
隣の男はチャーシュー丼もう一杯・・・・・みたいなことを言っていたが、無論無視する。どうやら自分が痛風で糖尿であることを忘れていたいるようである。
だからそうなるのだ。
胡椒との相性は抜群。
道の駅の外付けの店、もしくは大学祭のラーメンにかける胡椒並に完璧だ。コイツらは味を誤魔化すためにかけるが、ここのは風味の増加が目的だ。
隣の男には既に熱さへの体制が出来ていた。啜る音が異常。ただただ、うるさい。
早食いだから痩せないのだ。
ごちそうさまでした。
いやー、しかし完飲だと流石の満腹度。何より思いの外麺が多かった。オヤジさんとその奥さんで営む店。接客も気分よく、いつまでも在り続けて欲しいものである。次は塩を食べよう。
車はコンビニへ入る。
煙草がラスト1本であったため、食後の一服。その際私は金を渡して煙草を依頼。彼はコーラを買うようだ。
吸い終わるタイミングで外に出てきた馬鹿の手に握られていたビニール袋は大量の食料。
「家来て食うだろ?」
いるか馬鹿!!!!!!!
そして煙草を買い忘れる・・・・・・。
ポンコツ野郎の話・・・・・・。
操作上のミスで記事の時系列が前後していたので直した結果、先日読んでいただいた方々にご迷惑をおかけしましたことをお詫びします。
申し訳ございませんでした。