陸王に行ったら・・・
見たことも無い待ち・・・。
何台路駐しているのか、数えるのも面倒なレベル。
これが所謂夏休みパワーか・・・・・・。
と嘆いていてもしょうがない。
私の空腹はピーク。
今日は久々の休みであるが、ボーッとしてもいられない。
シロクロの一杯も捨てがたいが、私は先日「全メニューをめでたく制覇」した店のオーソドックスな一杯を求めに、駅前へ爆走。
空いてなければ東一で「比内地鶏の冷やし中華そば」を食えば良いじゃないか、等と思いながら、ホテルなにわの駐車場へ。
何と一台空きッッッッ!!!!!!
陸王が混んでいるときはとんぼ庵が、そしてその逆・・・。
これは真理か何なのか。
暖簾を潜れば普通に席が空いている・・・。
店長からの元気の良い「いらっしゃいませ」を頂戴し、券売機をポチっとな。
既に勝ち戦。
右隣には同じタイミングで入店したやたらとガタイの良い兄ちゃん。
2人で・・・待ったと言う訳だ・・・。
眼前に鎮座するは秋田市のジーニアスが精魂込めた一杯が・・・。
最早ノーマルに味玉を乗せただけなのだが、ソイツはちと違う・・・。
因みにややこしいのだが券売機での表記でらぁめんメニューの場合
味卵らぁめん
なのだが、トッピングの表記は
味玉
と、なっているので注意しよう(どうでもエエわ)。
もう、何か「お呼ばれ」している気がするこの見た目。
右が低温調理チャーシュー
左側煮豚
と言うのはファンの常識である。
特製、ないしチャーシューらぁめんだと、これに加えて「豚バラ」も乗ってくるので、肉好きにはお薦めしたいところである。
さぁ、いざ!!!
ぬぬぬぬぅぅぅ・・・・・・コイツはやはり・・・・
dangerous...だ・・・ッッッッ!!!!!!
比内地鶏・豚骨・魚介を用いて、複雑且つ深みのあるスープを目指しました。
とは店長の弁であるが、コイツは複雑の極みだッッッッ!!!!!
最初に鼻から魚介全開の風味が抜け、そこからまさに店長の言う複雑且つ深みのある味わいに!!!
秋田の正統派醤油ラーメンの中でも、魚介が強め、なのがとんぼ庵のスープの特徴であると思うが、この「ハイブリッドを通り越して、とんでもないイノベーション」が・・・・・!!!!!!
ゴクゴクいける、とはこのことなのかもしれない・・・・・!!!!
しかし・・・・今日はなんか・・・特に暑いな・・・・。汗が止まらない・・・!!!
この、何と言うか・・・
細と中の間
の麺がとにかく危険。
ムニュルルルチュルンからのプッツン
と言うコラボからの最後にしっかり小麦の風味・・・。
これがさっきのスープをしっかり持って来やがるから、大したモンだぜ、店長!!!!!
たった数分でレアチャーに火が通り、とっても素敵なことに・・・。
弾力と、純粋な肉の味を十分に楽しむことができる。
かたや煮豚の方は、店長ご自慢の味付けを堪能。
本来は米案件だが、「例の半ライス」に乗ってくる魔法のチャーシューも含めると、今日の陸王並みの渋滞になるので、ここは抑えておこう。
実は個人的に県内で一番好きなメンマ。
この味はちょっと他にはないと思う。
実はこれで飯が食いたいので、次は台湾まぜそばでトッピングメンマ、を目標としている。
そして、こちらも県内屈指と思われる味玉。
無論米案件ですッッッッ!!!!!
ごちそうさまでした。
ようやくの原点回帰。落ち着いた。
これで心置きなく、また別の店へ行ける。
以前も書いたが、例えば
麺・スープ・具材・バランス・完成度
の五角形があるとすれば、とんぼ庵はおそらく「オール5」みたいな店。
加えて「独創性」を付け加えても無論5の評価。
これは「やびな」や「湯の台食堂」なんかにも言える。
陸王は「たまに何かが3になったりするが、ある分野は7~10くらいになる」みたいな感じ。
こう言う、何と言うかある種の住み分け、が秋田のラーメンの魅力の一つであると思うのだ。
取り敢えず、これからとんぼ庵に行こうと思ってらっしゃる方、黙って
特製らぁめん 半ライス
これを食べてくれ・・・以上だッッッッ!!!!!!
私が食べ終える直前に、ガタイの良い兄ちゃんが食い終わる。
チャーシューらぁめんを無言でがっつく兄ちゃん。
肩幅は私の1.5倍はあろうかと言う兄ちゃん。
丼を下げるのも無言。
店を出るのも無言。
さっさとリュックを背負い、店外へ・・・。
ここで私は気付いた。
あれだけ吹き出していた汗が、スーッと引いていく。
そう・・・・・・兄ちゃんは・・・私における・・・・
エアコンの風の壁であった・・・・・!!!!!!!!!
体感温度5度は違うぜ・・・・・・!!!!!!
Pちゃんさん!!!
おっしゃる通りです!!!
もう少し付け加えると「古川までの一車線で、遅い車が前にいなければ」大丈夫です(宮城あるある)!!!
魚介・・・切るのが面倒だったんです!!!!!
kami3sakiさん!!!
自分の食べたい味をベースにスープを作り、米が渇かない様に継ぎ足して炒めていけば、マジで簡単に作れます!!!
bollaさん!!!
全くもってその通り!!!
延々食っていられるのではないでしょうか!!!
しかも私は「焼き牡蠣野郎」ですから!!!
海鮮丼とは・・・相当悩みました・・・・・・!!!!!