例えばジョン・ストックトン。私の最も好きなPGである。彼はその風貌からは及びもつかない程のトラッシュトーカーであり、ディフェンス時には相手のトランクスがずり落ちるレベルで引っ張りまくる。しかも審判にバレない。
あのゲーリー・ペイトンをして「彼はNBAで最もダーティーなプレイヤーだ」と言わしめた。
確かにそうであろう。BAD BOYSは当然としてブルース・ボーエンやロン・アーテスト等と比べてもそんな素振りは一切見せない。
(実はマローンもだ!)
例えばレッド吉田。皆さんご存知、五文字の帝王である。ボキャブラから内Pをしっかり通ってきた人間にとってはTIMの存在は偉大であり、その力は実は笑点で遺憾なく発揮される。彼が楽屋では誰よりも喋り、本番では途端に無口になる「楽屋王」であることは周知の事実だ。
チェベックス!と言われれば私は自動的に微笑んでしまうのである。
そして大喜利でごく稀に発動するレッドゾーン。あんなに笑うことは人生でもうないのではないか。
サクセス通りをイン、そしてアウト!
笑わない王が大好きなんです。
今日は私は麻婆豆腐を作る予定であった。しかし、諸事情により外食することに!
末廣を食べようとしたが、今日は月曜。
休みだ!
グルグル廻ってたどり着いた何気に21:30閉店のこの店へ。
麻婆豆腐を作ろうとした私は麻婆ラーメンを食べるわけにはいかなかった。かつ、末廣を食べようとした私は漆黒のスープに焦がれてしまっていたのである。
湯気が無い、と思ったらこの油膜。香りもなんもない。しかし、一口啜れば煮干し臭。
旨い❗️
全然しょっぱく無い。寧ろ甘味さえ感じる。兎に角あっさり系だ。
個人的にはメンマは普通。
しかし・・・。
チャーシューが思いの外旨い。
そもそも私はラーメンの具はそんなに好んではいない。「ラーメン」なんだったら、小細工せずにかけラーメンでいいと思う。ミスター味っ子信者はお分かりのように、甲来軒との勝負にてほぼほぼ素ラーメンなアレが私は好ましいのだ。
具で勝負をするようではいけない、具なんかなくても旨いラーメンは旨いと思うのである。だから、角館の「伊藤」には是非行きたい。まぁそれはそれとして。
このしょっぱい味玉も完全なる風情。
海苔は味変なのか?
まぁ旨いもんは旨い。ドストレートな醤油ラーメンだ。
ごちそうさまでした。
このドラゴン食堂。
麻婆豆腐は勿論、回鍋肉、レバニラ、春巻、餃子等大概のメニューをアルコールと共に摂取することの出来る店。
最早町秋田では絶滅しつつある「町中華」と言えるのではなかろうか。
「たまたま町中華なのに、旨いラーメンが食べられる店」。それが私のドラゴン食堂の評価だ。逆もまた然り。
ドラゴン食堂の凄い所は、価格の割になかなか本格的な味を追及してくるところににある。
私も初めて麻婆ラーメンを食べたときは感動したものだ。
これこそが二面性。
どっちがどっちかは、客が決めればよい。
ラーメン屋として扱うも良し、飲み屋として、中華を食べるも良し。食べることが出来るのであれば、
両方を食べるも良し。
それに応えられるドラゴンは優秀だと思う。
飯食うときは余り選択肢を増やさないで下さい!