画像の破壊力・・・
即死案件・・・。
料理の画像は一旦置いておいて。
これはある意味では「ジャケ買い」に通ずるモノであるかもしれない。
今でこそデータで音楽を聴くことが多くなってしまった、と言う内容は先日書いたのでまぁ良いが、あの・・・
アルバムのジャケに一目惚れ
と言う文化が今は殆どないのであろう。
当時、CD(レコード)屋に行っても「視聴」等という文化は当然なく、しかし新たなジャンルやそのジャンルで区切られた中での勝負、をしなければならなかったことは何度かあった。
邦楽ですら、である。
当時深夜に放送していた「J−ROCK TV」と言う番組で、売れる前の邦楽のミュージシャンを目の当たりにし、曲がカッコいいことが判明。
しかし、曲名がわからないから「シングルの狙い撃ち」ができない・・・・・・。
数年後「HR/HM」の良さをだんだん理解し、そのインデックスを見つけることができても「超有名バンド以外がわからない」ために、勝負するしかない・・・。
主観でカッコ良さそうなジャケを手にするのか、はたまたメタルなんかだと「その逆を攻めた方が良い可能性もある」から、ダサさ全開のジャケに手を出すべきか・・・。
私は実際にこれで「数万円単位」で損をしている(俺のバイト代・・・)自信がある・・・。
これを古き良き時代の思い出ととらえ、人生の勉強にしていったところで、現代に照らし合わせれば鼻で笑われるのであろう・・・。
いずれにしろ、だ。
最近リニューアルした店舗の「あるメニューのジャケ」にビビった私は、少食だからと怯んでいる場合ではないと思い行ってみた、と言う訳だ・・・。
・・・・・・。
まさに看板に偽り無し・・・。
厚さが1cmでは済まされない、完全なるトンテキが覆い尽くしているのに加えて、従来のチャーシューまでもが・・・。
一体どういう経緯で作り出されたラーメンなのかは不明だが、このパンチ力・・・凄まじいです!!!
ぬぬぬぬぬぅぅ・・・・・・見た目とは裏腹に何と言う・・・・・・
SE…N…SA…I…な味・・・ッッッッ!!!
動物系と魚介系のバランスが見事で、とにかくコクが凄いスープ。
醤油の味を強めにしているからこそ、上の具材に負けない予感しかしない。
こうなると麺よりも前に・・・。
食べやすくするために筋切り的な仕事が施されており、しかしなんならそんなことをしなくても十分に柔らかい。
おそらく低温調理しておいて直前で全体を炙っているのであろう。肉の旨味を全面に押し出し、味付けは表面にさらっと。
大味なんてとんでもない・・・こりゃあ凄いラーメンだ・・・。
表記では「ウイング麺」とあったが通称ピロピロ麺。繊細かつカエシ強めのスープにこのタイプは合う、というのは定説である。
肉に歯応えがあるため、その対比効果も相まって麺のプッツリ感が実に楽しい、と言う訳だ。
実に巧みな総合演出かもしれない・・・。
全く毛色の異なるチャーシューを味わう。
そもそもここのチャーシュー丼はとても美味しかった記憶があるが、結局美味い。
この量のトンテキに対し、ネギ味変は非常に良い。事前にトッピングとして
辛みor ニンニク
の選択が可能であるから、お好みで。
私は辛味を選択したが、基本どちらでも正解であろう。
ごちそうさまでした。
いやぁぁ・・・大満足です!!!
胃のキャパギリギリくらいの量、これもすべて厚切りチャーシューのなせる業。
ただ、声を大にしてお伝えしたいことは「基本のラーメンがとても美味しい」ということであり、それが前提である。
稲庭中華そば時代から続く「小さい子がいても気軽に入れる」と言う魅力も素晴らしい。
今度は・・・ノーマル系狙いだな・・・。
ダサいジャケットなんて、評価するのは所詮「個人」であるから、見解が分かれるのは当然のことだ。
私が「これはカッコいい」と言っても「いやいや・・・」なんて言うやり取りはあるだろう。
例えば、キング・クリムゾンのジャケを「まさにプログレ」と捉えるのか、それとも「気持ち悪い」と捉えるのかは実に難しい問題だ。
しかし、流石の私もこのジャケは
見た瞬間2度見して棚に戻した
と言う経験がある。
ダサいのかどうなのかは正直分からない。しかし、スッと棚に戻させる、そんなパワーがあると思う。
それではご覧いただこう。
「ダサいジャケランキング」でも常に上位に入るかの有名なジャケットを・・・
さすがイングヴェイ!!!
速さを超越した何かが・・・ここにはある・・・。
だるころ先生!!!
本当に「モツ鍋の〆のラーメン」感覚ですが、それをラーメン屋で食べることができるのが素晴らしいと思っております!!!