おむすびなのか・・・
おにぎりなのか・・・。
私はこの論争に関しては「どうでも良い」と言う立場におり、とやかく自分から言うことは無い。
と言う寿司漫画で、主人公のきららが握りのレベルアップに困っていた際、伝説の職人が登場して
「お前のはおむすびじゃない、おにぎりなんだよ。」
的なコメントをブツケられる場面がある。
■おむすび→お結び
米と米とを結びつける感覚でふんわりとした食感
ざっくり言えばこんな感じだ。
流行りのおにぎり屋(おむすび屋でもどっちでも)でも、このタイプのモノが多いらしいし、実際美味しいという意見もある。
一旦この段階で一言言わせて頂きたい。
「そんなもん主観だろ」
以上だッッッッ!!!
まず米の硬さはどうなのか?
硬めをフワッと握った場合、米同士がほどける感覚は楽しいのかもしれないが、よく噛んで食べたい私のような人間にとって、パラパラ系は口内の歯から逃げる曲者でしか無い。
よって私はおにぎりの米は硬め否定派である。
しかし、時間が経過してから食べることを計算し、わざと容器は水分を吸収しないものを使用して温かいうちに密封と言う技術であれば、それは大いに賛成だ。
香りはどこまで残す?
どの品種のどの精米度合いであれば、どのような洗い方をした際に、どこまで炊き上がりの香りが残るのか。
炊きたてを握るのか、冷めてから握るのか。
冷めても香りがある米なのか。
このように検討材料が多過ぎるこの案件。
私には雑な解答をする意志が無い。テメーが美味いと思う状態のモノを食べれば良い、それだけでは無いだろうか。
私は小学生時分、ノルディックを「させられていた」。
全校児童数が少ない小学校のスポーツ、頭数を揃える必要があったのかもしれない。
そのとき、同級生のランドセルの中には、ある種学校公認で、軽食を持ってきても良いことになっていた。
給食終わりの約2時間後とは言え、あの運動量はエグい。
ウェアなんて熱くて着ていられない。氷点下前後でロンTで丁度いいくらいだ。
そんな膨大なカロリーを消費した後、下校中に食べる
・教科書等にぶつかってところどころ破裂し
・それが白米を侵食
・校内に微妙な温度で放置されているので、完全に冷えてはいない
・かなり大きいサイズをギュウギュウに固めてあり
・汗をかくことが前提だから、白飯部分にしっかりとした塩分を
この評価基準を達成した状況で食べる筋子の「おにぎり」
を超えたおにぎりを私は未だに食べたことが無い。
確認しよう。
おにぎりでもおむすびでもどっちでも良い。
そして、シチュエーション、とても大事だ。
そんな私は、ようやくこの店のメニューコンプリートと言うシチュエーション。
最後の刺激的なピースをハメに行った、と言う訳だ・・・。
光の加減と角度でおそらく判断は困難だと思うが、麺の下部にはしっかりとカプサイシン系の赤みが存在する。
蓮の汁なしの特徴の鰹節の香りや実によし。
醤油系よりも塩ダレ系に強みのある蓮の汁なし・・・実に楽しみです!!!
ぬぬぬぬぅぅ・・・・・・この旨味と辛みの・・・
Ba…la…n…ce…よ・・・ッッッッ!!!
またしても比喩におけるヴァン・ヘイレン登場。
サミー・ヘイガーのハイトーンが聞こえてきそうな巧みな味。
そして「しっかり辛い」ので、私には大ハマリ。
そんなモチモチの麺を啜る素晴らしさは、汁なしに与えられた専売特許だろう。
これは・・・早く撹拌しなければ!!!
よく馴染ませ、口に運ぶ。
あえて肉の味メインに作られているチャーシューが、タレと合わさることにより、攻撃力が覚醒する。
ノリ・ネギ・メンマまでもが香りと味、そして歯応えの底上げしてくれるため、一口一口で違いを楽しむこともできる。
デイヴィッド・リー・ロスとサミーの違いを楽しむも良し、といったところであろう。
ごちそうさまでした。
完全メシ、とはこういう飯のことを言うのでは無いだろうか。
隙がなく、挙げ句楽しいし美味い。
これで蓮のメニューはようやく完全制覇。メニュー自体、そこまで多い店では無いが、微妙な立地にあるので時間が掛かってしまった。
次回は久し振りに・・・濃厚系だな・・・。
私は農家の出身でもこじらせている方で
祖父
→新米を我々のような人間が食べては行けない
父
→そんなことはなく、作った我々にこそ、真っ先にそれを食べる権利がある
真っ向から対立してたが、祖父の逝去により構図が激変。それからは新米至上主義の父の天下になった。
しかし、私は違った。
私は料理が好きだった。
素晴らしい食材の味をより引き出す、ことも料理であれば、微妙な食材を何とかする、のも料理である。
よって自分好みに「何でも美味く」することができる技術を小学校高学年で既に基本は身につけた。
その結果、古米だろうが古古米だろうが、それらの冷や飯だろうがなんだろうが、海外のものだろうがなんだろうが・・・
まずい米など存在せず、米はなんでも美味い
と言う認識である。
「この米は美味しくない」と言う意見を聞いたりすると
「なら俺に寄越せ」
と思う。
工夫する時間を取るくらいなら捨てる・食べないと言う意見は当然尊重する。
たまたま私は「だったら工夫して美味しく食べることができるようにする」だけの人間なのだ。
そこんとこ、ヨロシクッッッッ(アニメ魁!!男塾の次回予告風)!!!
goukakuigakubuさん!!!
仰有る通りかもしれません.....あまりにワンパクな一杯です!!!
肉をおかずに麺を食う、そんな感じです!!!
Pちゃんさん!!!
こんなことをするのは秋田でもそんなに多くはないと思いますが、このインパクトと破壊力・・・・・・脱帽です!!!
だるころ先生!!!
この形状の麺ですから、そこまで「伸びた」と言う認識はないかと思いますのでご安心を!!!
ただ・・・・・・単純に冷めるかもしれません!!!
y0a6t5erさん!!!
後半は結構必死で肉に食らいついていましたので、逆に私は現時点では腹が一杯になってしまいます!!!
ゴリさん!!!
なんと....貴重なスターをなんだか申し訳ございません!!!
ステイタス・クォーは普通にカッコいいじゃないですか・・・・・・まぁこのイングヴェイの破壊力は…抜群過ぎます!!!