寒いなぁ・・・・・・
そんないつもの冬・・・。
結局面倒なくらい寒い。
寒さはこの地方には毎年恒例でしょうがないのではあるが、降ったり止んだりを繰り返す昨今、「止んでるゾーン」に慣れてしまうと、やはり覚悟を決めかねているタイミングであるから、寒さは格別のモノが感じられる。
当然の如く降る雪は、まだ気温が中途半端に高い(とは言え0度よりちょいと高い程度)ため、みぞれに近い、実に嫌な雪がボッタボッタと舞わずにただ落ちてくる。
靴も汚れるし車も汚れる。
ジワジワと体温を外側から下げにくるこの天候に対抗すべく、体の内部の熱を炎へと変換させると言う行為は必然だった、と言う訳だ・・・。
私が欲していたのは「辛さ」そして「餡」の二大要素。
この2つがあれば後は何でも良い、とは思っていたが、ここにきての限定の文字に惹かれてしまい、ノーマルサンラーを差し置いてのこのチゲ風。
すでに熱気の渦が顔面を専有するが、とにかくッッッッ!!!
火傷に要注意だ!!!
ぬぬぬぬぅぅッッ・・・フーッフーッ・・・・・・
アッッッツァァァァッッッッ・・・!!!
いや、しかしこの熱さが良い。
こうでなければ始まらぬ・・・。
スープの旨味とサンラーの酸味と辛味、それをまとめるが如くの卵の働きに感動を覚えながら、しみじみと胃に落ちるのを待つ・・・。
食道付近から異次元の温度を感じ、それが落ちきった頃に待つあの「胃が燃えるような」感じ・・・。
こんな寒い日は・・・これが最高だ!!!
ダメだダメだ!!!
もっと少しずつ食べなければ口内バースト確定だ!!!
と思いつつも、頬張ってしまうのは御愛嬌。
一気に汗が吹き出し、体の状態が良くなってきているのを感じる。
適度な辛さは・・・実に素晴らしいと思います‼!
キムチは良いとして、きくらげ・豚肉・白菜・人参・たけのこ辺りが存分に。
そして先述した卵の働きの偉大さを感じつつ、餡と共に味わうべきである。
「どうしても食べたいけれど全部は無理」と、とんでもないわがままを叩き出した妻から2つパスされた唐揚げ。
ドラゴン食堂の揚げ物が美味い、揚げ方が上手い、のは周知の事実であるから、この
「スープに浸してもサクサク感が残る」
必殺の食べ方で満足に至る・・・・・・。
こりゃあ・・・・・・腹一杯だ・・・!!!
ごちそうさまでした。
ドラゴン食堂はその名称と店構えで、初見の客には変な印象を与えがちであると考えるが「実はちゃんとしている店」だと思う。
定食系から一品系から、品数も豊富で飽きさせない。
この近辺は
陸王・萬亀・ブッチャーノ・Ao・錦・シシマリ・鷹島・佐々木家・潤
等、地味にラーメン屋激戦区。
ここで生き残ることが出来ている時点で・・・凄いってこった・・・。
実家から譲り受けてきた里芋の残りを盛大に投入し、今日の晩飯は
山形風の芋煮
を作る。
秋田県民でありながら、この山形県の芋にの味に十年以上前からハマった私は非県民と呼ばれても別に構わない。
妻とはいつも論争の結果「半分の里芋は秋田風、もう半分は山形風」となる。
今回の味付け・・・・・・良く出来たぜ・・・。
山形風の味付けは調子に乗るとともすれば「すき焼き」になりかねないし、私も実はそこを狙っているフシがある。
よって、〆のうどんや米なんかを駆使した結果・・・・・・・
翌朝の体重が・・・ッッッッ!!!
久しぶりに焦る数値でした・・・。
今年も色々とありがとうございました。
来年もまた、宜しくお願い致します。