スピードクリアから・・・
やりこみへ・・・。
若干のやりこみ、に留まるだけで、高校生くらいまでの私はRPGスピードクリア野郎だった。
まともにアイテムも取らず、とにかく行けることろまで行く。
顕著になったのは中学生くらいからか。
「誰よりも速く・速くストーリーの全貌を明らかに」
と言う欲求のまま、私はプレイをしていた。
例えば
・FF7は一日でディスク1終了
・FF9は一日でラストダンジョン(クジャ三連戦はまさに運ゲーでした!!!)
・グランディアも20キロ以上ある高校にチャリで通いながら、週休二日ではない時代に一週間でクリアしたし
・サクラ大戦2は土曜の午前中に皆で買いに行って、翌日の昼過ぎにはクリア
etc …
ただ、ある日私は思ったのだ・・・。
これって・・・・・元取ってないんじゃねーか・・・???
そう、正直ストーリーだけに傾倒して本来の楽しみは味わうことができてはいるのだが、その時代くらいから
やり込み
と言う要素が少しずつ出てきた。
それはスクウェアのソフトが顕著だったように思う。
FF4くらいの段階での「ピンクの尻尾」「りゅうのひげ」「ほうちょう」なんかは基本初見殺しであり、FF5の「ものまねし」「実はチキンナイフ」「オメガとしんりゅう」。
すでにスーファミ初期作品でかなりブッ込んできているスクウェア。
7プレイ時
・当然ヴィンセントはいない
・最強リミットは最後の演出のみ
・最終装備もほぼ無し
・召喚獣は隙間だらけ
・マテリアって「カウンターと白魔法があれば大丈夫っしょ」
・ゴールドソーサーって何?
・スノボって何?
と言う、こんなに要素が存在するのに金額に見合っていない当時の私のプレイスタイル。
よって、私は大学生の終盤くらいから、異様に時間をかけるようにって言うか
「一つの見逃し・見落としを無くす」
スタイルに変わっていった。
人生二度目のクロノトリガーではちゃんと「にじ」も「ロボ」も回収。
人生二度目のFF6ではちゃんと「えいゆうのたて」も「バリアントナイフ2本」も「ライトブリンガー」も回収し、レベルアップ時の召喚獣ステータス補正も当時の「ラーディーン理論」では完璧(今はまた違うようだ)。
それでも・・・だ・・・。
先日も、そして以前も書いたが・・・・・・FF9の・・・
エクスカリバーⅡは無理っす!!!
先に攻略本を全部読まないとダメって・・・。
そんな私は「正規メニューであれば既に全攻略済み」ではあるが、何度食べても感動溢れる例の汁なしを食べるために行くしかなかった、と言う訳だ・・・。
ご無沙汰しておりましたこのご尊顔・・・。
なかなか注文することができなかった一番の理由として「ライス注文が必須」と言う個人的な命題があり、今回はその条件をクリア。
存分に・・・楽しませて頂きます!!!
ぬぬぬぬぬぅぅ・・・・・・揺るぎなく完璧な・・・
A…MA…ME…だ・・・ッッッッ!!!
この油そばに関しては最早説明不要。
汁なし界の最強クラスは「どれだけ対策しても運ゲー」のアトラス作品とはちょいと違う。
この安定感・・・最高です!!!
餓狼伝で松尾象山がコルクで咬合力を鍛えるシーンがあるが、この麺はまさにそれ。
この骨太の麺を噛みしめる行為は、言い換えれば五体投地。
コツコツとメンマにはこの段階ではあまり手を出さず、次の一手に取っておきたい。
汁なしは・・・二段階目の楽しみがあるからな・・・。
ごちそうさまでした。
白飯を投入してからどうなるか、が私の白飯の最終到達点になるのだが、その点に関して陸王と肩を並べる店はなかなか無い。
あったとて「限定」の冠が付与される場合が多いが、これをレギュラーで常備するこの店の威力に感動を覚え、ひれ伏すのみであろう・・・。
「逆に」数十時間分のパーフェクトプレイが無駄になると言う忌まわしい出来事。
■エクスカリバーⅡ
スタイナー、と言うキャラの物語中の最強装備。獲得する為には
ラストダンジョンの記憶の場所深部に「12時間以内に到達し回収する」
必要があり、丁寧プレイの私は大爆発。
直ぐにやり直す気なれず、しばらく放置したと言う嫌な思い出が・・・。
ただ、FF9にはそれを補って余りある素晴らしいストーリーが多少の慰めにはなってくれる・・・。
それでもスクウェア(スクウェア・エニックス)には言っておきたい。
私はプレイしたことはないが・・・
FF12でもやりやがったらしいじゃねーかッッッッ!!!
手に入れるためのマラソンは地獄らしいです・・・。