「かめはめ波」⋯
「ペガサス流星拳」⋯⋯。
だんだん「長くて面倒そうな名称の方がカッコいいのでは?」と言う思考に変化していった小学校高学年時分。
個人的に、ドラゴンボールにおけるMAXは「魔貫光殺砲」であるのに対し、他の劇画タッチ軍団の方が魅力的に思えてくる。
そうなると、頻出で申し訳ないが
「魁!!男塾」
がある種の筆頭候補に躍り出るという事態は、避けて通ることができない。
男塾のある種のパターンとして、技の名前の前に最早接頭語と言っても良いであろう
「流派名」
がもれなく付着してくる。
例えば「伊達臣人」と言うキャラは「覇極流」と言う流派の使い手でメインで槍術、そしてたまに体術(相当なレベル)を使う、男塾内でも屈指の強キャラの一人である。
いずれ、よく使用する技(大体は様子見で使用する)が
「覇極流 千峰塵(はきょくりゅう ちほうじん)」
で、とにかくマッハの連撃。
で、それが効かない相手、と見れば「その相手の特性に応じて適切な技を用いて倒す」と言う流れになる。
伊達臣人だけではなく男塾ではこの流れがテンプレで、当時は幼心に「次はどんな技が登場するのだろう」とワクワクしながら読んでいたものだ。
しかし、である。
そもそも知識と思考力がまるで伴っていない当時において「技名の難解さと長さこそが正義」と思っていた私が
あ⋯⋯そうじゃないんだ⋯⋯
と気付かされたのが皆さんご存知⋯⋯
「南朝寺教体拳 天稟掌波(なんちょうじきょうたいけんてんぴんしょうは)」⋯⋯!!!
まぁ実は「南朝寺教体拳屠殺風車拳」の方が表記は長いのだがそれは置いておいて。
上記の技が「遠距離に置かれているロウソクの火を消すために使用される」と言う事実を目の当たりにしてしまった(実際に攻撃も可能ではある)⋯⋯。
そう、長ければ良いわけではない。
しかし、この店ならばな⋯と思い、この新メニューを注文した、と言う訳だ⋯⋯。

⋯⋯⋯。
見た目はスーラーだが⋯⋯香りは間違いなくカレーとは⋯⋯。
確かに、気持ちちょっと黄色い気がする、程度で、本当のところはよくわからない。
しかし、確実に分かることは「既に個人的に美味いことは確定」で、楽しみでしょうがない。
魔性の言葉⋯⋯「カレー」の効果は絶大だ!!!

ぬ⋯⋯ぬ⋯ぬぬぬぬぬぅぅ⋯⋯??!!?!!!??
意味不明に⋯⋯⋯⋯
美味いッッッッ!!!
通常「カレー」と聞けば、個人差はあれど誰もが「例のあの味」を想像するだろうし、私も当然その一人である。
そして一口食べれば基本的には「カレーラーメン」で落ち着くことが多いと思う。
しかし、香りは複雑なスパイスカレーであるのだが、味はスーラーで⋯⋯⋯それが分離することなく見事に調和しているとなると⋯⋯。
そう、私の脳ではもう「美味い」以外の理解が追いつきません⋯⋯。

お見事。
お見事です、店長⋯⋯。
これ以上のカレー系のラーメンをこれまで食べたことがありませんでした⋯⋯。
さすがのバックボーンで、スパイスの達人たる所以を見せつけられている感じだ。
辛さを香味の辛味油で演出している技術も半端なく、そして餡と絡みやすい謎のストレート麺⋯⋯。


餡をきっちり残したのは、当然のカレーライスのためである。
ここで米を食わなければ絶対に後悔する、後悔しかしないのだ。
事前に米の上に避難させておいた温玉を崩しながらカレーと合わせる至福はこの上ない。
夜来香風カレー⋯⋯恐るべし!!!

ごちそうさまでした。
スープにライスをドボンも考えたが、腹パンの上をいきそうで今回は断念。
しかし⋯⋯美味いスープだ⋯⋯。
餡の具材はいつものスーラーなのに、全く別で美味いものを食べている感覚。
夜来香の新メニューに相応しい一杯ですから⋯⋯レギュラーからなくさないでいただきたいと思います!!!
「南斗水鳥拳奥義 飛翔白麗(なんとすいちょうけんおうぎ ひしょうはくれい)」
このように「〇〇拳・流・家「奥義」」を付ければ、より長さを追加できるし
「鞏家最大奥義 兜指愧破土錐龍(きょうけさいだいおうぎ とうしきはどすいりゅう)」
と言う奥義の前に「最大」とか「最終」とかを加える技もある。
いずれにしろ、何がいいか悪いかは結局のところ不明であるが、主に一つ、そう、「認識していても主に一つ」突っ込んで欲しくない点は⋯⋯
戦闘中に「技名を言う暇があるのか問題」は是非とも不問でお願いします⋯⋯
ザ・暗黙の了解、でしょう(気合いもはいるでしょうし)!!!