ずっと⋯⋯
狙っていた⋯⋯。
横手市に凄まじいラーメン屋ができた、と言う話が持ち上がったのが数年前。
で、先日母親と初めて訪ねたのは記憶に新しい。
噂に違わぬ素晴らしい味であり、しかし、その日、本命の一杯は提供不可であった。
ここで何度か書いているが、私は母親への仕送りを「必ず手渡し」でするようにしている。
これは母親の安否確認でもあるし、2人で、ときには私の妻と子どもと4人で食べたり、また数日分の買い物をしたりするいい機会なのである。
振込なんてことはしない
まぁ、これは同じ県内に住んでいるからこそできる技なのだが。
いずれにしろ、訪問前日に連絡はしておいた。
「明日は香味亭でラーメンだ」と。
前回連れて行った際に「こんなに美味しい煮干しのラーメンを食べてこなかったなんて⋯」と後悔する母。
今回は地鶏で攻めろ、と伝え、オープン時間とほぼ同時に入店。
券売機を見て母の食券は問答無用で私が購入し、改めて券売機を見ると⋯⋯あった⋯⋯。
遂にその顔を拝むことができる日が来た、と言う訳だ⋯⋯。

これが⋯⋯香味亭を知らしめた「オマール海老香る味噌まぜそば」か⋯⋯。
そもそもオマール海老を食べたことがない私には「素晴らしい海老の香り」にしか感じることができない、ことが残念ではあるが、それでもこのビジュアルの汁無しは、見ていてテンションの上がりが半端ない。
待望⋯⋯いきましょう!!!

ぬぬぬぬぬぅぅ⋯⋯これはオマール海老の味噌まぜそばっていうか⋯⋯
E...BI...MI...SO...です⋯ッッッッ!!!
オマールの強い香りが海老味噌を彷彿とさせる味わいになっていると言う、まさに魔法のような仕様⋯⋯!!!
この濃厚さ、しかし味としては甘めの味噌で食べやすく、店長の技量の恐ろしさを体感することができる⋯⋯。
店長も「格好がフレンチのシェフスタイル」だし、確か元々はその畑の人間⋯⋯。
横手市にも⋯⋯化物がいたのか⋯⋯。


豚軟骨と鶏の粗挽きのセンス、そして味付けに脱帽。
豚軟骨は甘辛系であるが、鶏の方は何かフレンチドレッシングを感じさせる。
その旨味が相乗効果を演出するとい離れ業。
「麺を食べ終えたら追い飯をいれるので声をかけてください」とのことで、おそらく、ただご飯を入れてはいない。
クミン系のスパイスとバターの香りが追加されていた。
これって⋯⋯原価計算合ってるか⋯⋯。

ごちそうさまでした。
いやぁ⋯⋯驚きまして、やられました⋯。
こんなに素晴らしい汁無し⋯⋯。
味噌味の汁無しを食べる機会がほとんどなく、それは難しいことなのであろう、と思っていたが「海老と合わせると覚醒する」方程式を作った店長に拍手を送りたい。
まずは⋯全メニュー制覇だ!!!
母も大満足。
帰りは味の内容で会話が盛り上がるが急に「CDが欲しい!!!」と。
話を聞けば、畑で数人で作業する際、熊対策も兼ねて、そして単純に聞きたいアーティストがいるという。
ならば帰り道のブックオフに寄ろう。
母親に任せるとおそらくしばらく見つからないので「で、誰のCD?」と聞くと
私がこれまで「母の口から聞いたことがないアーティスト名」が飛び出した⋯⋯。
「TUBEのベスト。」
マジすか⋯ッッッッ!!!
あんた、男子ボーカルはチェッカーズオンリーでしょ、と言う突っ込みはやめた。
無事、中古で購入できましたとさ⋯⋯。
ゴリさん!!!
非常に手狭なテーブルではありますが、本当にいろいろ食べることができ、なおかつ相当安いです!!!
このラーメン屋は⋯⋯だんだんラーメンの域を逸脱した一杯を求めている気がしてなりません⋯⋯
。