先日・・・
ココスに行ったときのこと・・・・・・。
ステーキペレットと言う正式な名称を私は初めて聞いた。
いや、すでに耳にしていた可能性はあるかもしれない。
しかし、それが打ち消されていたであろう原因は皆さんご存知、私の愛する「ミスター味っ子」と言う作品のせいであろう。
味吉陽一は「それ」のことを「ボッチ」と呼び、作品の1〜2巻のステーキ対決でそれは登場する。
このステーキ対決では皆が赤身肉を使用するのだが、その際に対戦相手の最強格である小西和也が謎のテクニックを使う。
それが「赤身肉のステーキの周りをベーコンで覆う」と言う謎っぷり。
「それは最早肉汁って言うかベーコンの脂と旨味やん⋯⋯。」
と言うツッコミは皆無で、それが当然の如くな感じで話が進む。
それに対抗すべく、陽一は
赤身肉を薄くスライスし、牛脂を挟みミルフィーユ状のステーキにする
と言うこれまた前代未聞の技術を使用。
挙げ句の果てに肉汁(脂汁)が出過ぎるために大根おろしソースを採用するのだが、そのせいでステーキが冷え、味が落ちることが課題であった。
それを解決したのが陽一曰く「ボッチ」。
中に熱した石を入れて金属でカバーをし、ステーキの一欠片を食べる直前にそのボッチに付けると再加熱される、と言う仕組みだ。
肉が温度を取り戻し、温かい状態で食べることができる、と言うことは確かに食べる側にとってみればありがたい。
当時小学生だった私は「なんて凄いシステムなんだ・・・」と思っていて、そしてここまで放置してきた。
しかし、冒頭で述べたようにココスで「ペレット」と言う言葉を見て調べてみると、1948年創業の「ステーキのあさくま」と言う店が考案し、すでに⋯⋯
1970年代前半には実用化されておりました⋯⋯ッッッッ!!!
何か騙されていた、いや、前向きに考えて「何か成長できた感じ」がした私は、刺激を取り入れるべくいつもの店に向かった、と言う訳だ⋯⋯。

いつ見ても美しい。
この油膜の感じと淡い味噌の色彩、そして対比の演出しているであろう中央の辛味。
油膜があろうとも感じられる強烈な出汁の香り。
いや・・・・・・通常ならば油膜で香りがないはずだから⋯⋯これは記憶の脳内補正かもしれないな⋯。

ぬぬぬぬぬぅぅ⋯⋯何度も言わせていただこう⋯⋯最高の⋯⋯
O...DA...SHI...です・・・ッッッッ!!!
これぞスーパー味噌スープで、甘さからコクから、どこをとっても極めて純度が高く、しかし屋台骨を支えているのはやはり出汁。
陸王の辛みその魅力は、この出汁に全てがある、そんな気さえしてしまうのですよ⋯。

各々方、油断めされるな⋯⋯このピロピロ麺が複雑にこのスープを絡ませ、素敵な仕事をして下さっております。
ただ、勢い良く啜ると「とにかく汁が跳ねる」ために、ゆっくり落ち着いて味わうのが吉、であろう。


少なくとも丼の三分の一以上の面積でかつ厚さは5ミリ以上。
そして日に日にブラッシュアップされているチャーシューと言うか肉塊はまさに「美味い肉を喰らう」と言う感覚にドップリと浸かることが可能だ。
本日もトロトロの味玉をシメに味わい、終わりをイメージすることにしよう。

ごちそうさまでした。
冗談抜きに、本当にベースのスープが美味く感じられ、辛味不必要論も個人的にはあるのだが、それでも食べすすめるうちに辛味の必要性が感じられるから実に不思議である。
このスープでもって、茶漬けを作るとこれまたとんでもないことになるのでオススメしたい。
本日は待ち無しでもあり、最高でした!!!
そりゃあね⋯⋯。
プロの料理人よりも先に漫画家が思いつく場合もあるだろうけど⋯そんなの、なかなかないですよね⋯。
今度ココスに来たら是非このペレットでステーキを食べてみたい。
最近ステーキを食べる機会もないし、当時の味っ子で見た、違った感動を味わってみようと思う。
因みに「将太の寿司」に出てくる技術の「小手返し一手」ですが・・・・・・
職人でもほぼ無理だそうです!!!
さすが寺沢先生!!!
Pちゃんさん!!!
仰る通り⋯⋯いや、何かの防衛本能なのか、熱いときこそ「ある程度食べておかないと」と、体が言っている気がします!!!
是非、汁無しを!!!
ゴリさん!!!
それは単純に最高のフルコースと言えると思います!!!
それに・・・・・・夜営業を狙えば炒飯もありますので、ビールで流し込みましょう!!!