ここは⋯
横手市の店⋯⋯。
秋田県横手市は県南の市の一つであり、奥羽山脈と出羽丘陵(って言うか保呂羽山等)に囲まれたまぁ俗に言う
盆地
であり、横手盆地とも言われる。
マジで風が吹かないことが多い。
タバコや花火の煙は「そこに留まり続ける」し、雪はひたすら垂直に降る。
舞い降りる、なんて感覚はなく、しかし吹雪のときは吹き下ろしがひどく、当然の如く視界不良に見舞われる。
そう「風の谷とは真逆の性質」だ(ナウシカもビックリだろう)。
そんな山間部特有の地域性からか、そして当時の背景からか、私は
肉よりも魚のへ欲求
が強いのかもしれない。いや、肉も好きなのだが。
川の魚は一通り食べた。
ナマズ・鯉・鮒・イワナ・ヤマメ・ウグイ・サワガニ・ヤツメウナギ・ドジョウetc・・・
キノコや山菜、山の果実もそう。
しかし、海が近くにない人間には「寿司や刺し身への憧れ」が強いと思うのだ(少なくとも私を含めた私の家族はそうであった)。
そういう考え方の人間が多いのであろうか。以外にも県南には実は寿司屋が多い。
個人経営で、しかも未だに普通に成り立っている寿司屋が多く存在する。
母も多分に漏れず海産物が大好きで、私が帰るタイミングで
「何か食いたいものは?」
と問うと十中八九
「寿司かな」
と言う。
よって、行きやすいチェーン店、しかしチェーン店のレベルではないと思う「回る寿司屋」に母と息子と行ってきた、と言う訳だ・・・。
エビ出汁の味噌汁は飲み放題。
初めていった際、飲みすぎて寿司をほとんど食べることができなかったのはいい思い出である。
そして11:00開店ジャストで行くと存在するこのまかない丼。
ネタを形成するときの切れ端で構成されているこの丼の具材は
アジ・かいひも・炙りトロ・ヒラメ・マグロ・ハマチ・ねぎとろ、そして中央は店のオリジナルドレッシングのサラダ。
えぇ・・・不味い理由がありません!!!
母はホタルイカからゲソ握りから、その日のオススメを堪能していたが、私はこのまかない丼があれば必ず頼んでしまう。
ここは回る寿司屋だが、昨今の「注文しなければ回さないような店」と違いガンガン回す。
艷やかな寿司の羅列は、どうしても手に取ってしまいたくなる。
結果私も回っていたイカ三貫を取ってしまった。
まぁ・・・控えめに言って最高です!!!
ごちそうさまでした。
握りだけではなく一品料理も充実しており、煮魚焼き魚、そして天ぷらで既にビールを飲んでいる客も少なくない。
11:30には退店したが、既に待ち客は10組人以上。横手市において「寿司の地位の高さ」を実感することができる。
とても優しい板さん・店員さんたちで、即座に子供用にかんぴょう巻き・納豆巻・卵焼きを注文すると
「お子さん用ですか?」
と声を掛けてくれ、この形状に切ってくれる心遣い。子供用の椅子の設置の手際も良く、帰る際は皆が子供に手をふってくれる。
味も接客も素晴らしければ、寿司の価格が上がったとて、行きたくなるってもんですよ・・・。
その後、イオンで買い物。
オモチャ売り場で散々遊んだ息子は実家直前で爆睡モード。
結局母を置いてそのまま帰宅することになったが、たまには良い訳で。
因みに、ですがこの丼・・・・・・
650円なんですッッッッ!!!
ちょっと前まで550円・・・・・・凄すぎるぜ!!!
だるころ先生!!
私は店によって替え玉か大盛りか変えています!!!
「味付き替玉」で大変おいしい店があるものですから⋯⋯。
ゴリさん!!!
長打・・・・・・イケそうな細川がいない時点で最早諦めております!!!
若い選手が多いので、長い目で見ております⋯。
浅尾は色んな意味で現役で大丈夫だと思いますよ!!!