g13longkillの飯(ラーメン・居酒屋)

食事の感想と料理のレシピです。好きなブロガーさんの記事に酷似しているのは御愛敬

麺や二代目夜来香 スーラータンメン味噌 中辛

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

引き続き・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

古典必要論・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②日本人として海外の人へ

これが理由の2つ目。

 

私の主観・経験上ではあるのだが、外国人の多くは自国・自分の育った地域の歴史に詳しい傾向にあると思う。

 

それがバックボーンにあるから、旅行客の多くは

 

旅先の歴史を知りたい

 

方々が多いように感じる。

 

 

 

 

私がこれまで旅行先で話しかけられてきた外国人はそういう方々が多かった(俺に聞くんじゃねえ)。

留学生なんかもそんなことを大事にしている感覚があり、ある外国人に俳句の説明をお願いされたとき

 

「そんなに短い詩があってたまるか!!!」

 

と言われ、半ば論争になりかけたが、俳句・短歌の歴史でもってご納得頂いた。

 

 

 

 

 

 

余談は一旦置いておいて、いずれにしろこれって一体どういう成り立ちなの?と言う質問に対し

 

スマホで調べろ

 

と言うのは簡単だが、古典文学と共にその地の歴史を学び、聞かれたときにスッと文化と土地の歴史話すことができてこそ、「その国の民」感が増すのではないだろうか(スマホで調べたところで、相手が理解できるような伝達力があるのか問題、もある)。

 

日本の観光名所で音声ガイドを熱心に聞きながら歩いているのは、日本人よりも外国人であることが多く、その時点で「日本人は知ってる風で勉強してない」感じがする。

 

まぁな・・・・・・やっぱり小中高の「ゴリゴリのテスト」が良くないのかなぁ・・・。

 

 

 

③言葉遊び

最後の理由がこれだ。

私は古典、短歌における掛詞や掛詞的ニュアンスの使い方とセンスがとても好きで、1000年以上前とは言えそのダブルミーニングに脱帽する。

 

あき → 秋、飽き

 

と言うオーソドックスなものから

 

露 → 朝露・涙

 

と言うお遊び天皇の被害まで実に多種多様である。

 

 

 

実際私は

 

「これには実は深い意味があるのでは・・・」

 

なんて勝手に考えて、ドツボにハマってしまうときもあるのだが、それでも筆者・発言者の意図を読み取る、と言う点で大いに役に立つと思う。

 

当然古典の修辞法はこれだけではなく、かなり奥が深いもので、私なんかではまだまだ勉強不足なのだが、ちょっとここで話を最初に戻すと

 

 

発言者である竹山氏が「お笑い芸人」であることが、若干の問題を生じさせているのではなかろうか?と思う。

 

 

彼は言葉のプロであり、謎掛け・・洒落・ダジャレあたりのプロでもあると思う。

 

 

その始祖であり得る古典文学に対して「彼の職業柄」、そんな発言をすることは自分自身の否定にもつながるのではないだろうか。

 

古典落語」は江戸からの名作だが、それだって大本は平安時代からの流れを汲んだ言葉遊びが含まれる一面もある(洒落小町とか)。

 

私はこれをある種の「墓穴」と認識している。

 

 

 

 

 

まぁ・・・・・・ここまで書いてきたが・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも不要だと言われればそれで良いっす!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気付けば全メニュー制覇していたと思っていたのにそうではなかった私は、自分自身の穴を埋めに行った、と言う訳だ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この店は「原則スーラータンメンありき」の店と言う一面があり、最初はそれと、その他のラーメン的な感覚であった。

しかし、他のも異様に美味い、と言う噂が人を呼び開店まもなくして人気店へ。

その原初とも言えるスーラーは何度か食べているが、「味噌味」って食ったことねぇなぁ・・・と思ってしまったが最後、今私の前にこの丼がある。

 

最高の・・・香りです!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぬぬぬぬぬぅぅ・・・・こりゃあ・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TE…PPA…N…だ・・・ッッッッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜来香の味噌ラーメンは相当美味く、私は大好きだが、そこに酢の効いた餡がかかったら、そりゃあ美味くならない訳が無い。

 

なるほど・・・至極簡単な方程式だったか・・・。

 

道理で味噌スーラーを頼む人間が多い訳だ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だからこのスープにこの細麺が合っている時点でどうかしてるぜ!!!

ちょっと太麺も合わせてみたいが、その選択肢が無いことは残念。

 

ただ、この餡をまとった麺を啜る快感は細麺の方が適しているのかもしれない・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豆腐・ピーマン・たけのこ、そして大量過ぎる豚バラ。

このシンプルながらも、しかし力強い味付けは開店当初からブラッシュアップされていると思う。

 

なぜなら、移転するまで私はスーラーを二度しか食べていない。スーラーよりもこっちが好き、と言うメニューが続出したからだ。

 

ただ、移転後に久しぶりに食べてビビった記憶がある。

 

それに対して、開店当初からの味を守っているであろう最高のラー油。

 

これを使用して始めて「夜来香に来た」と言う実感が湧き出るのだろう・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ごちそうさまでした。

先日の陸王にも言えることだが、夜来香も相当量が多いメニューがあるので、油断は禁物である。

 

これでようやく「裏メニュー」以外はコンプリートか。

 

最後の「ミートソース」・・・近々食うしかないですな!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、結論は結局そうなる。

 

「いらないと思えばいらない」

「いると思えばいる」

 

個人が育ってきた環境、それによって価値観・主観は決定されるのだから(竹山氏が卒業した小学校は「まぁまぁの校風」であるとのこと)。

 

私はこれら3つの理由で必要だ、と言う意見の人間であるだけだ(メインは①の風情の理解だ)。

それはそういう経験をしてきたから、と言うことが背景にあるだけだ。

 

 

あんなに外国人に話しかけられなければ、特に②なんて理由にもなんにもならないくらい弱い意見ですしね・・・。

 

 

 

 

とりあえず・・・以上で終了です!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴリさん!!!

ありがとうございます!!!

風情の認識は未だに言語化が難しく、あれで良いのかは非常に不安ですが・・・。

徐々に慣れていくことは非常に重要であると思います!!!