親が聞いている・・・・・・
音楽の影響・・・・・・。
世間的なイメージではどうなのだろうか?
私の父は吹奏楽部時代、トロンボーン奏者で自前のトロンボーンも所持していた。
実際にトロンボーンを演奏していた姿を見たことは無いのだが、幼少期のある日、軽トラで山奥の掘っ立て小屋に連れて行かれ、扉を開けるとアンプやらドラムセットやらがあり、その後何人か来て演奏が始まった。
今更思えば何かのコピーなのか、ただのセッションなのかは分からない。
そして、その時父は何故かドラムを叩いていた。
それが影響してか、私も大学でドラムを演奏することになるのだが、まぁそれは置いておいて。
父はそんな感じだったからだったのか、JAZZやビッグバンド系が好きだった(後に嫌いになるが布施明も)。
実家に初めてネット環境が整った際に、YouTubeチャンネルで色んな「Sing Sing Sing」や「A列車で行こう」なんかを見ては、無駄に感動していた。
私はと言えば、だ。
とんねるず、B'zやらブルーハーツやら、当時の定番の楽曲を皮切りに、まずはヒットチャートに溢れる音楽を聞いた。
秋田県での初回のミュージックステーションの放送は、視聴率30%くらいいってたんじゃないだろうか。
現在に至るまで私はジャズには全く触れることなく、未だに聞いても「技術の凄さは理解できても、ずっと聞いていられない」のである。
どちらかと言うと影響を受けたのは母の方で、チェッカーズと高橋真梨子は未だにお世話になっている。
さて、本題はここからだ。
私はまだ2歳に満たない息子が乗っている車で・・・・・・
ガンガンな(音量ではない)楽曲ばかりですけど、良いモノでしょうか・・・・・・?!
時間が無かった私は、ガンガンなテンションの親父の一杯が食べたくなり、久々に暖簾を潜った、と言う訳だ・・・・・・。
さいじょうの伝家の宝刀の塩ラーメンに豪快に野菜を乗せたラーメン。
今日は異様に混雑しており、小上がりの四人がけの座敷に私一人案内されると言うパワープレイ。
同じようなお客さんがいて、現状8人座るところに2人。
でもカウンターは満席。
テーブル席も空いていると言う不思議な状況だが、これがさいじょうってなモンだぜ!!!
ぬぬぬぬぬぅぅ・・・・・ん?!?・・・・・・何故か・・・・・
E...BI...風味です・・・・・・!!!
親父ィィィッッッッ!!!
なんか配合間違えたか、もしくはお玉で海老だし掬ったあとに使ったんか?!!!
それでもなんとなく得をした気分もあり、未だに
「塩ラーメンとは思えない茶色」
顕在。
コクが異様に濃厚で、一番人気も当然であると思ってしまう。
このなんとも言えない柔目の麺も魅力の一つで、野菜のシャキシャキとの対比を見逃すことはできない。
濃厚スープを上手いこと運んでくれる、そこに徹した麺であると言えよう。
基本的には茹で野菜だが、野菜特有の臭みは無く、親父の技量流石です。
そして県内屈指とも言えるチャーシューの異様なボリュームとそして味。
このチャーシューの威力を味わいたく、この店に来てる、と言ってもあながちハズレではないから恐ろしい・・・・・・。
ごちそうさまでした。
炒め系かどうかを確認したく初めて注文したが、やはり元が良いから美味いのは当然。
何故か香る海老風味が最後まで消えることは無かったが、まぁそれはそれ。
今日も哀愁漂う親父は、常連さんとの会話に華を咲かせている。
結果、親父は自分の車を「調子が悪くなるまで点検に出さない」と言う謎の事実を知ることができた。
だから車が・・・・・・ボロボロなんだな・・・・・・。
車中では基本
■メロコア
■ハードコア
■ハードロック
■メタル
■オルタナ
がメインとなり、そこに
■Jポップ
が加わる。
クラシック、ブルース、ジャズ等という気品溢れるジャンルはそこには存在しない。
でもまぁ・・・・・・親の影響を受けるにしろ受けないにしろ、健全健康に育ってくれればまぁいいか、と言う気持ちが大きい。
若干の希望があるとすれば・・・・・・なんでもいいから・・・・・・
楽器に興味を持ってくれたらなぁ・・・・・・。
何でもいいのでね・・・・・・。