そばつゆに関する・・・
個人的な見解・・・・・・。
これまで何度か議論の対象になっているが(私の独白でしかない)、この問題の個人差は非常に大きいと思う。
簡単に区分けすると
①出汁 < 醤油ダレ(カエシ)
②出汁 > 醤油ダレ
■出汁シンプル系
□出汁複雑系
▲醤油シンプル系
△醤油複雑系
①と②の式に以下の記号を代入していくとその結果が得られ、簡単ではあるがその店の「そばつゆ」の印象となる。
因みにこの分析では「そばの種類」は割愛する
いずれにしろ上記に加えて更にややこしくなる案件が
・温度
・薬味
・つけ汁タイプか否か
である。
温度は味と香りに直結し「この店の冷は好みだが、温はちょっと・・・」と言う問題が平気で勃発する。
カツオを効かせた出汁は温かくすると酸味が強くなる、と言う私の見解。
酸味が強すぎるとそばを楽しむことができない。
本当にいい香りのするそばに、果たして香りの強いネギやわさびを入れることが正解なのか(この点は海原雄山におおいに賛成)。
濃いめのそばつゆにつけて一気に啜る方が良いのか、それともゴクゴク飲めるそばつゆの方がありがたいのか・・・。
結果、その人の好みに委ねられるのだが、シンプルな料理であるがゆえ、議論は尽きないと思われる。
そんなことを考えていた私は「イノシン酸とグルタミン酸の結合のお手本」とも言えるド正論の一杯を求めに久々に向かった、と言う訳だ・・・。
オクトでこのメニューを食べるのは本当に久しぶりである。
理由は何度もお伝いしているがただ一つ。
「限定の魅力」に負けてしまうからだ。
しかし、本日の私の意志は強固で、このシンプル詐欺の最高の一杯を食べずにはいられなかった。
とにかく・・・頂きましょう・・・。
ぬぬぬぬぬぅぅ・・・繰り返しになるが敢えて言わせて頂きましょう・・・これは・・・
O…TE…HO…N…です・・・ッッッッ!!!
香りは鰹だが、旨味の相乗効果の厚みが凄いし、挙句の果てに飲みやすいとはどういうことか・・・。
そう、この旨味はとてもずるく「どの種類の麺でも大丈夫なのでは?」と思ってしまう。
あぁ・・・・・・多分全部飲むな・・・・・・。
しっかりスープを吸収し、喉越しも食感も完全体。
麺を噛めばジワッとスープが・・・。
麺とスープのみで勝負をしたとしても私はこの一杯の虜になることは間違いない。
スープの味を壊さないためにわざと味をちょっと柔らかくしてるのか、と思うほどの繊細チャーシュー。
ただ、肉の味は限界まで引き上げられており、一口で食べるのはもったいなさ過ぎる。
近隣エリアでワンタンを提供する店が少ないため、私は率先して注文してしまう。
この皮の感じ・・・最高です!!!
なかの肉もこの量なのにとんでもない美味さなので、どう考えても必須アイテムだな・・・。
ごちそうさまでした。
最初の予想通り、気付けばスープはなくなっていた。王道中の王道の中でも、洗練度合いが非常に高いと思う。
こってり醤油・味噌󠄀・麻辣味噌󠄀・つけ麺とそれぞれのレベルがバカみたいに高いので、何を食べても大丈夫。
そして店員さん・・・お気遣いありがとうございました!!!
そば自体の出来がいい時に、上に海苔が乗っているとカチンとくるのは私だけでしょうか・・・・・・。
海苔も香りの立つ食材・・・。
結局私はシンプルなものを好むため、基本的に余計なものは必要ない、と思ってしまう人間なのだ・・・。
頻繁にそばを食べる状況であればいろいろな楽しみ方が可能であろうが、たまにしか行かないので結局
久しぶりだからざるか冷かけを・・・
と思ってしまう。
あぁ・・・・そばって難しいな・・・・・・。
そしてそろそろ実施しなければならない・・・・・
息子の蕎麦アレルギーチェック・・・!!!
気に入ってくれればいいが・・・。
Pちゃんさん!
夜来香、仰有る通り間違いない、そしてオールマイティに美味い店と言えます!!!
メタルは大好きですが、時と場合によるのでなかなか難しいですよね…。
ピストルズは・・・・・・最高ですよね!!!