g13longkillの飯(ラーメン・居酒屋)

食事の感想と料理のレシピです。好きなブロガーさんの記事に酷似しているのは御愛敬

麺饗 松韻 醤油拉麺 TP煮玉子 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

随分前に・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一度行ったきり、だった・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時点で超有名店。と言うか店主の技量も相まって、そして難解なかつ球数の少ない駐車場のせいで、なかなか気軽に足を運ぶことができなかった。

 

 

 

 

 

ここの店主は「職人」と言うより最早

 

「技術者」

 

であり、味の測定を化学反応式で決定するという噂もある、科学と化学の権化。

 

 

 

 

 

 

 

 

その個人により異なるであろうが、実際に考えれば、人間における味蕾と言う味を感じる細胞の考慮。

それに対しての味を感じる根源の要素のグルタミン酸イノシン酸アスパラギン酸・グアニン酸や他の要素等をどれくらいの量、そしてどれくらいの組み合わせをするか、で味の水準は決まってくる。

 

 

よって自分には好ましくとも、他人には受け入れられない、と言う事態が生じる訳だが、限りなく根拠を数値化することによりその差異をなくす手法を取っているのが松韻の店主、と言われている。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな人間では秋田だけではなく、全国的にもめずらしいのかもしれない。

 

 

かの有名な「中村屋」の店主も、ラーメンを作る際に教科書代わりにしたのが日清カップヌードルの成分表、と言われているが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私と妻は常々由利本荘市で食事をしようとする際

 

 

「松韻が空いていたら・・・」

 

 

と言う気持ちを少なからず抱いており、しかし、この日までなかなか叶うことはなかった。

 

 

 

しかし、私の実家に帰るこの日・・・何と駐車場に空き三台!!!

 

 

行くしかなかった、と言う訳だ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通常の感覚で言えば「松韻に来たらこってりor あっさり」の二択である。なぜならここは自他ともに認める

 

「煮干の店」

 

なのだから。

煮干の濃度やそれをスープにする際の出汁の比率により「こってり」と「あっさり」に区分している。

 

 

しかし、私がブログを開始する随分前。私は「こってり」、妻は「あっさり」を既に食している。ただ、当時の記憶が曖昧なので、それを食べようと思ったのだが、二人共「悪戯心」が首をもたげてしまい、まさかの醤油拉麺をチョイス・・・。

 

 

これは・・・運命なのだろう・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぬぬぬぬぬぬぅ・・・・・・あぁ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SI…RO…HA…TA…です・・・ッッッッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

券売機の近くの説明表にスープの成分を堂々と掲示してあるのでそれをここに載せておきます。

 

 

これは・・・後を引くってレベルじゃねぇ・・・。

 

と言うのも、初見で、いやラーメンをあまり食べない人がこの味を食べたとしても、もしかしたらそこまでの感動はないのかもしれない。

 

これは・・・色んなラーメンを食っている人間には・・・まさに合法ドラッグ・・・!!!

 

旨味の相乗効果どころか・・・これは旨味の積分だ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チュルッ→ムニッ→プツン

 

と言う完全に鬼の食感の麺は出汁の対比となる甘さをもたらしてくれる。

 

スープにはしっとりとした甘味が感じられるから、そう言った意味では対比ではなく・・・もうなんだか分からんが美味い!!!

 

ただ、だ。

 

落ちつていて食べなければ一瞬で無くなるからして・・・立ち待ちの方々には申し訳ないが・・・堪能しよう・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このチャーシュー・・・なんじゃこりゃあ・・・。御覧頂いて分かる通り、一枚目のチャーシューはどう見てもオールドスクールのそれ。

 

「昔ながらの」を彷彿とさせるパッサパサ系の見た目だが・・・何故にこんなにしっとりかつホロッホロなのか・・・。

 

まさにこれが化学の真骨頂。

レアチャーは噛みしめるだけ異次元の味が押し寄せてくる、奇特な逸品である・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この店のメンマは詐欺である。通常どのメンマも繊維を利用し、「コリコリの食感」を演出するものである。

 

しかしこのメンマは繊維の要素が殆どない。つまり「歯茎でも噛み切ることが可能」なのだ。

味は言うまでもなく抜群。メンマトッピングの食券を購入するとメンマが別皿で先に届くので、ラーメンが来るまでにメンマを楽しむのが正直この店の勝ち注文かもしれない。

 

 

煮玉子は・・・絶対に頼んで下さい・・・。

卵白と卵黄のバランス・・・表現不可能です!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ごちそうさまでした。

 

色んな店で書いてきたが、ドラクエ風に言うと「それをすてるなんてとんでもない!」のパターン。

 

これを残して店を出る気にはならない、それだけの話である。

私が初めて訪問したのが数年前の夏。その日の限定は「鶏の冷やしラーメン」的なモノであったが、開店して数十分で即完売。

 

この冬の限定は「豚臭くないトンコツの味噌ラーメン」と言う、これまた化学の権化・・・。

 

 

こんなに近くに・・・お茶の水博士は存在したのか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あまりのクオリティの高さに私も妻も悶絶。

 

秋田市に比べて、絶対的なラーメン屋の数は少ないが、類似的なラーメン屋が少ないのが由利本荘市を始め、秋田市以外の市の魅力である。

 

 

老舗の清吉そば・たかしょう

 

気鋭のSHUN・鼓志・歩・yamago、そして松韻。

 

 

私が存じないだけで、この地域にはまだまだ危険な店が点在するから恐れ入る。

 

 

 

 

 

ちなみに秋田県最強クラスの寿司屋があるのも、ここ由利本荘市であることをご記憶頂きたい。

 

しかし・・・由利本荘市に観光に来る場合・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車が無いと話にならねぇ・・・!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが由利本荘だけでなく・・・秋田旅行の最大のネック!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

bollaさん!!!

そうでしたか・・・、しかし資格の取得・・・素晴らしいと思います!!!

期限はあると思いますが、一歩一歩着実に進んで頂き・・・旨い焼肉を食べて頂きたい!!!

 

 

hyakuman_amaneさん!!!

そいつは・・・大変申し訳ございません・・・!!!

秋田=日本酒、と言う構図は最早普遍という状況・・・!!!

チビチビ飲むのが・・・一番良いんですけどね・・・!!!

 

 

kami3sakiさん!!!

そうでしょうね・・・。米が余っていたから出来た芸当かつ伝統料理・・・!!!

しかし・・・今となっては米農家不足の本末転倒・・・。通販も充実してますので・・・是非頼んで見て下さい!!!