チャンス到来・・・
と言っても良いだろう・・・。
なかなか微妙な住所に店舗があり、以前そこに入っていた店のときも行きたかったのだが、駐車場が不便過ぎて行く気がなかなか起きなかった。しかも微妙に遠いし・・・。
しかし、今日は妻を乗せた状態で男鹿方面からライドオン。11:00前に土崎の町に入れそうな雰囲気。
本当は夜来香への突撃を計画していたのだが、福禄寿の話を妻にしてみると、随分な好奇心があるようだ。
よって私の車は追分を通り過ぎてそのまま新国道へ。
自衛隊通りの十字路を左へ曲がり、目的の店舗へ到着。
マジマジと見ると、地味に駐車場は五台分のスペース・・・。
今まで二台分のスペースだと思っていた私の目が節穴だったということが証明された・・・。
いずれにしろ・・・余裕で駐車&注文できた、と言う訳だ・・・。
どうですか・・・この白濁っぷり・・・。
と言うか、既にここには白のイメージはなく、完全にとんこつの白と醤油の茶色がブレンドされ、
薄茶色
と言うパーフェクトな色がお目見えだ。
そしてここが流石の技術だが、豚骨臭が溢れてこないって言うか、上品に抑えられている・・・。
臭いは美味い
と言うとんこつラーメンの定義をブチ壊すハイブリッド感が・・・伝わるぜ!!!
ぬぬぬぬぬぬぅ・・・コイツは「ぞんたく」並みに・・・
NO…U…KO…U…だ・・・ッッッッ!!!
■ぞんたく
秋田市に存在する、秋田では唯一無二のとんこつラーメン専門店。本場福岡県で修行した店主の織り成す一杯は、まさに本場の味を踏襲。
その踏襲の一杯「白とんこつ」と秋田県人向けに醤油の味を強めた「赤とんこつ」の二大巨頭を持って、界隈に本場のテイストを振る舞う偉大な店である。
しかし、ぞんたくのソレとの違いはコラーゲンの膜・・・。福禄寿の一杯はぞんたくのパワフルさから柔らかみが出た感じだ。
こりゃあ・・・美味い!!!
因みに
ぞんたく → 臭くて(臭いから)美味い
福禄寿 → 臭くないのに美味い
こんな感じだが・・・俺は両方とも好きだ!!!
あくまでこのラーメンは「とんこつ醤油」であって「とんこつラーメン」ではない。
よってキクラゲや紅生姜、そう言うアイテムを使用していないところに、店主のプライドを感じることができる。
そして・・・ゑびすの系譜のメンマとチャーシュー・・・流石の美味さだ・・・。
この無化調軍団は素材本来の美味さを引き出しつつ、その味を壊すことのない丁寧な味付けが巧みであるということをお伝えしておく。
和え玉がそこにあるのなら、小食の人間だってその味は確認の必要がある。
ラーメンが出てきたタイミングの直後くらいに登場したのを放置してしまったせいで麺が随分くっついてしまったのは今後に向けての反省としたいところ。
そのまま食ってここまで美味ければ、出来立ての麺がほぐれるタイミングで食ったらもっと凄いことになっていただろう。シンプルな醤油ダレと魚粉のマッチングは系譜を感じるところだ。
とんこつ醤油のスープでほぐして食ったら・・・最高でした!!!
ごちそうさまでした。
とんこつラーメンの「あの香り」が苦手な人でも食べることができるであろう、恐ろしい手腕の元に作られたラーメン。
しかも無化調とは・・・一体どう言う技術なんだ・・・。
煮干の醤油を注文した妻も
「大地(らぅめん大地)の煮干に匹敵する。」
と恐ろしいことを言うので、一口貰ったがマジで化け物並みの美味さだった・・・。
福禄寿の珍しいところは醤油ラーメンと
「白醤油ラーメン」
が存在するところ。こんなラーメン屋は大仙市の「中華そば今野」くらいのモノだろう。
また一つ・・・危険なラーメン屋が・・・。
食べ終えて痛感するのは
無化調ラーメンを食べた後の塩分の感じ方
である。
無化調は通常のラーメンに比べて塩もしくは醤油を多少なりとも多く使うと思われるので、どうしてもしょうがのないことだが・・・。
よって、だ・・・。
とにかく・・・
水分をくれぇぇッッッッ!!!
即コンビニ確定事項でございます・・・。
goukakuigakubuさん!!!
やはりこの店はやってくれます!!!
当初の目論見は外れましたが大満足です!!!ミスター味っ子は・・・・・・・・・私の教科書ですので・・・・・・!!!