マジで・・・
一ヶ月ぶりだ・・・。
基本的に夜営業のラーメン屋には、まだ行く機会があるのだが、やはり朝〜昼中心の営業時間の店に行くことが微妙に困難だ。
体力が追いついてきてくれないので、朝はギリギリまで寝ていたい。
しかし、本日、またしても私の謎の権力発動。
「今日はもう疲れたので帰ります。」
さっさと職場を飛び出た私は妻を拾ってライドオン。久し振りの訪問に少なからず心は高鳴る、と言うモノだ。
反面、今入り口の扉を潜ってもなお、迷ってメニューが決まらない・・・。
そうすれば、だ・・・。
王道中の王道に身を委ねるしかなかった、と言う訳だ・・・。
13:00を回るくらいになればネギはパラッとしか見当たらないが個人的にはそれで良し。
陸王の真骨頂はこのラーメン醤油で、完全なノーマルラーメンにあることは間違いないと感じている。
他のメニューは安定した味なのに、このスープだけは確実に動物系か節系にブレる。そしてそれぞれに感動があるから厄介ってモンだぜ・・・。
どちらに当たるかは店長の本日の匙加減であり、言い換えればそれはつまり運・・・。
どちらに転ぶかな・・・。
ぬぬぬぬぬぅ・・・ナイスな・・・
BU…SHI…よ・・・ッッッッ!!!
このコクはやはり唯一無二!!!
どれほどのモノが放り込まれているのか想像も出来ないコクと醤油のキレ、そこに節の香りが漂ってくるんだから私としては申し分なし。
普通のラーメンを食うと、陸王の本質を十二分に叩きつけられる。
かなり純度の高いかつ濃厚な鶏の出汁が陸王のベースらしいが・・・鶏だけでこんな味になる訳がねぇ!!!
低加水のスーパーパッツン麺が、そのスープをこれでもか、というくらい吸っている。
しかし、これだけ美味いからと言って大量の麺を口に運ぶのはいただけない。
しっかりと個人に合わせた適量を見つけ、その量を啜るべきだ。確実にその方が美味いと思う。
そして・・・この麺は永遠に伸びない・・・。技術が・・・わからん・・・。
材料費高騰の影響だろう、これまでの様な店長のサービスはなくなった。
だがそれで良い。
嫌、それが良い。
小食と言う私の本質、そしてこの店がなくなったら結構マジで困る。
それでも3本のメンマと穂先1本入ってくるのだから単純に恐れ入る。
コツコツの味付けも完璧・・・そして・・・でけえ・・・。
節系にブレる+海苔をトッピング=完全勝利=俺の勝ち。
またしても普遍の方程式誕生。
海苔の全てにスープを染み込ませることをオススメしたい。
そしていつも味玉ありがとうございます。
今日も・・・美味いっす!!!
ごちそうさまでした。
久し振りのノーマル醤油はいつも通りの安定の不安定。どうブレても待っている結末は最高だ。このブレは二回以上食べても、運が悪ければ出会うことは出来ない。
是非両方味わって頂きたいものだ。
そして今日初めて知ったことだが、麺少なめを注文すると
「通常150gですけどどれくらいにしますか?」
ある程度自分で融通を利かせられるということだ。朝ラーの際に胃の調子が悪いときは・・・私も少なめにしよう、そう思った。
で、一つ言いたい事がある。
「本当に150gしか茹でていませんか?」
体感では・・・もっと多いと思うぜ!!!
今日は非常に常連が多い日であった。
店長と奥さんがとにかく常連と話す。話すって言ってもそこらのラーメン屋の100倍以上は寡黙な雰囲気だから、ちょっと喋ってもものすごく喋っている印象になるのだが。
我々が半分くらい食べ進めた頃に来店した女性も常連の一人で、煮干を注文。
しかし、やはりお茶目な店長。
ラーメン煮干にはあるまじき中華鍋ブン回し。カンカン聞こえてくる回数の多さで私と妻は理解した。
もちろん常連のその女性も理解したに違いない。
ラーメンと同時に提供された「サービス炒飯」を渡そうとした店長の一言は
「そんなメニュー、券売機にないでしょ!!!」
と、突っ込みたくなるモノだった・・・。
「どうぞ・・・
定食です。」
流石陸王劇場。
そう、TBSのは日曜劇場の「陸王」。
そこんとこ・・・ヨロシク(アニメの男塾風)!!!