この暑さ・・・。
止めてくれ・・・。
どうしても仕事の性質上、いつもエアコンの効いている職場で働くことができる訳ではない。
炎天下の中、車で各所に足を運ばざるを得ないため、私の右手と左手の日焼けの差は、ちょっと笑いが生まれるほどの状況だ。
右は真っ黒、左は真っ白。
いずれにしろインナーはビショビショ。
しかもこのタイミングで上司が体調不良で入院。
正直入院はどうでも良いが、引き継ぎをしてないバカが入院するというのは実にえげつない。
私はこの段階で何十連勤か不明な連勤が確定。
ただ、このタイミングで多少体にガタが来ていることを自覚する。
よって私の権限で午後から無理やり休む。
そもそも本来、本日は休みで、妻の病院の送迎なり色々やることがあったのだ。
ストレス解消と体力回復。
午後からそこを目指そうとした私は、いつもの限定ゾンビと化し、狙いに行った、と言う訳だ・・・。
・・・・・。
何と言う清涼感溢れる見た目か・・・。
すだちにまみれた完璧なビジュアルは
「お前は鰈だ 泥にまみれろよ」
と言う魚住純の迷言が脳内を駆け巡らせてくれる。
隠れてはいるが奥には氷の塊が鎮座し、暑さを吹き飛ばす準備は万端だ。
それでは・・・。
ぬぬぬぬぬぅ・・・なんてこったい・・・完璧な・・・
O…DA…SHI…よ・・・ッッッッ!!!
ラーメン屋が・・・蕎麦屋を喰ってしまう時代が到来してしまったのか・・・!!!
すだち由来のフワッとした酸味からのカツオの風味と、生臭さ皆無の昆布の旨味・・・。そして淡く香るまさかの胡椒!!!
いつもの5102(こてつ)の醤油ダレのエッジがより鋭く感じられる鬼のスープは油一つ浮いていないまさに奇跡のお出汁・・・。
そして何よりこの冷たさ・・・生き返るぜ・・・。
なんて・・・恐ろしい・・・ラーメンだ・・・。
個人的には秋田最強の麺マスターである店長が・・・・・・・・・がとんでもない牙をむいてきてしまった・・・。
全粒粉がどうとか、はどうでもいい・・・。
そば粉ではなく、小麦が香る蕎麦の麺と言うか・・・。
皆様にこれ以上確実に説明する語彙力と技術が、今の私に無いのが実に歯がゆいが、それほどの麺だ、と言うことを明記しておく・・・。
キンキンに締められて、いつもの麺よりもコシが素晴らしい。
これは・・・落ち着いて食べねば・・・。
すだちは
抗酸化作用
アレルギーや動脈硬化予防
血糖値の上昇を抑え、糖尿病の予防
等、適宜に食せばナイスな食材。
そして・・・どうでもいいことだが。すだちとカボスで迷うあなた・・・。
小さいのがすだち・・・デカいのがカボスだ!!!
背負ってきた・・・背負って来ましたよ!!!
白髪ねぎが、何故かやたらとこのスープに合う・・・。そしてネギとすだちの下から鴨大先生が登場だ!!!
鴨は常温に近い温度での提供だが、間違いなく最適解の温度。
純粋に鴨肉の味と歯応えを楽しむことができ、この一杯に彩りを添えてくれる・・・。
計算が・・・完璧だ・・・。
ごちそうさまでした。
完飲不可避、これは飲むなと言う方が無理である。
もしかしたら足りないかな?と思って「ぶたごはん」に味玉を乗せて食べようとも思ったが、このすだちそばにおいて、そんなモノは蛇足であるということが一口目で判明。
すだちを全部食った私を見て、妻が大分ビビっていたが、んなことは知らん。
綺麗に食べるのが・・・礼儀ってもんだぜ・・・!!!
晩飯の材料を購入し、帰宅。
私は着替えて、回復のために一時間ほど寝ることにする。
ベッドに横になり、目覚ましをセットして目を閉じる。
知り合いからの連絡の着信音で目覚めてしまったのは多少なりとも不快であったが、まぁ仕方なし。
なにわともあれ、若干体は軽くなった気分だ。
しかし。だ。
あることに気付く。
妻に確認すると、妻も全く同じタイミングだったとのこと。
我々は・・・
腹が・・・減った・・・。
消化が良すぎた・・・・・・。
一時間繰り上げて、晩飯を食べよう・・・。
bollaさん!!!
歴史の話とその土地の属性になりますが、とにかく東日本に多いネギは白い部分を食べる品種として伝来したモノですから、白いところが多い、と言うことらしいです!!!
最初はもしかしたら・・・チェーン店のラーメン屋で慣らすのが良いかもしれませんね!!!
SSさん!!!
あるなら間違いなくコッテリ醤油、次は油そばに肉飯で間違いないでしょう!!!
だるころ先生!!!
そうなんです・・・メニューが豊富で大変です!!!
それは・・・大変な名車じゃないですか!!!