何処か衣類が引っかかっていれば・・・
私も若干危なかった・・・。
5〜6段ほど落ちてしまいはしたが、何とかセルフ復旧。
立ち上がって兄ちゃんを追う。
そろそろ出口に着く頃で、兄ちゃんがその倒れている人間を引き起こそうとしているのが見える。
「手伝います!!!」
と声を掛けると
「足を持ってもらっていいですか!!!」
と。
最後の部分に巻き込まれないように、その人を持ち上げる戦法のようだ。
よく見れば、そのおっちゃんの上半身は酷いモンだ。
白の半袖のシャツの至るところが引き裂かれ、そこから血が滲んでいる。
兄ちゃんはおっちゃんの脇から手を入れ、私は脇におっちゃんの大腿部を抱え持つ。
何とかセーフ。
近くにいた駅員に託して退散しようとしたが、えらく色んな方面の人間から話を聞かれ、帰りが随分遅くなってしまった。
おっちゃんの安否も何も知らないが、呼吸はしていたので大丈夫ではあろう。
実に疲れた・・・。
明日も朝から早い。
とにかく腹が減っていた事を思い出し、いつもの飯。
大量にパスタを茹で、それに麺つゆを掛けて食う
と言う荒業。
そう、漫画家のアシスタントとは言え、有名どころで仕事をしていなければ、ただの極貧生活が待っている。
あと給料日まで数日。
近所に激安輸入店を見つけた私は、そこでパスタを数キロ買いしていて、安くて満腹にするためにとった策が、必殺麺つゆ。
しかし・・・この食生活、今日で10日目くらいになるが、全く飽きない・・・。
マジで・・・最高だ!!!
朝起きて仕事の準備をする。
余ったからと言う理由で、昨日職場でもらったおにぎりを食べようとしたとき・・・またしてもプチ事件が起こった・・・。
口の中が・・・
痛くてモノが噛めねぇッッッッ!!!
今日のはひたすら極普通。
粗挽き肉
ネギ
豆腐
のみ。
合わせダレは
水
鶏ガラスープ
酒
豆板醤
甜麺醤
醤油
五香粉
ラー油
既に片栗粉も入れてある。
さぁ・・・マッハでいこう。
粗挽き肉をぶっ込んで、水分が出てきたら小ねぎを投入。
豚のエキスを簡単にでも吸わせたい。
最終的には焦げ付く色になるまで炒めようと思う。
水分がなくなる手前で豆腐を入れ、全体に火が通った間隔で合わせダレを。
絡めて終了です。
完成だ。
マジで超普通。
充填豆腐の硬めを使ったので、塩ゆでしたりする必要も無し。
形状維持にはこれが一番手っ取り早いかもしれない。味に関しても、決して悪いわけではないし。
汁はシイタケと卵の中華スープ。
妻はレンチンで米を温め、麻婆定食にしていた・・・。
熱い・・・判断だ・・・。
しょっぱいモノを10日程続けて食べてしまった結果。口内が完全にバカになってしまい、なんと言うか症状は火傷に似ている。
通常状態であれば何も問題は無いのだが、塩分を感じると感じた箇所に激痛が走る。
結局その日は何も食わずに出勤。
午前中の仕事を終えると、昼食に行くタイミングで出版社の担当編集さんから大変残念なことに・・・
モスバーガーの差し入れが・・・ッッッッ!!!
無理して一つ食べてギブアップ・・・。
Pちゃんさん!!!
キツネの味を濃い目にする作戦は何気に成功しまして、出汁だけで十分でした!!!
結局・・・・・・真相は謎のままなんですよね・・・・・!!!